2020年12月05日更新
Google Chromeで前回開いていたタブを保存して再起動時に復元する方法を解説!
PCやGoogle Chromeが突然クラッシュすると、それまで開いていたタブが全部閉じてしまうことがあります。そういった時に再起動後にタブを復元するにはどうしたらいいのでしょうか。この記事では、Chromeのタブを再起動後に復元する方法について解説します。
目次
再起動後に履歴から前回開いていたChromeのタブを復元する方法
PCで調べ物をしながら作業をしていると、Chromeのタブがたくさん開いてしまいます。たくさん開いたタブを見返しながら、資料やレポートをまとめているときに、突然Chromeが閉じてしまうことがあります。
PCかChromeがクラッシュしたり、更新のために再起動が必要になると、何の前触れもなく、突然すべてのタブが閉じてしまいChromeが落ちてしまいます。苦労して検索やリンクをたどってたどり着いたページがすべて閉じてしまった時の精神的なダメージはかなりのものです。
そういった時に、Chromeでタブを復元する方法を理解しておくと便利です。この記事では、再起動後でもChromeのタブを復元できる方法を解説します。まずは、Chromeの履歴からタブを復元する方法です。
Chromeの右上の「︙」をクリックして「履歴」にマウスポインタ―を載せます。すると、右側に履歴が開きます。そちらに、前回開いていたタブが「〇個のタブ」と表示されます。上にあるものから新しいものです。この「〇個のタブ」をクリックすると、そのタブがワンクリックで復元できます。
再起動後に右クリックで前回開いていたChromeのタブを復元する方法
再起動後に右クリックで前回閉じたタブを復元する方法もあります。
Chromeの画面の上のタブの名前が表示されているバーの、タブ名が表示されていないところを右クリックします。
すると表示されるメニューの中に「閉じたタブを開く」があります。ブラウザに開いたページの履歴が保存されていれば、こちらをクリックするたびに閉じたタブが新しいものから順番に開きます。
再起動後にショートカットキーで前回開いていたChromeのタブを復元する方法
タブを開くショートカットキーもあります。ブラウザに再起動前に開いていたページの履歴が残っていれば、ショートカットキーでタブを復元できます。
タブを復元するためのショートカットキーは、Windowsであれば「Ctrl + Shift + T」、Macであれば「Command + Shift + T」です。Chromeを開いた状態で、この3つのキーを同時に押すことで、前回開いていたタブを復元できます。
再起動後に拡張機能を使って保存したChromeのタブを復元する方法
再起動の警告が出た後で、Chromeを閉じるまでにタブを保存して置ければ、再起動後のタブの復元もスムーズにいきます。拡張機能を使うと、開いていたタブを保存して、再起動後に簡単に復元できるようにできます。
タブを保存して簡単に復元するための拡張機能はいくつもあります。その中でもおすすめの拡張機能は、「OneTab」です。OneTabを使えば、開いているタブをワンクリックで保存出来て、ワンクリックで復元もできます。
いつも使うタブはロックしておけば、復元しても保存された情報が消えないので、日常的な作業にも便利です。OneTabの使い方は、こちらの記事で解説しています。ぜひご覧ください。
再起動後にタブの復元ができない場合がある!
再起動後にタブの復元ができない場合があります。それは、クラッシュの状態でChromeで開いていたWebページが保存できなかったときと、シークレットモードで開いていた場合です。
PCやChromeのクラッシュの状態によっては、Chromeに履歴が保存できない場合があります。タブの復元は履歴から行うので、履歴が保存できないクラッシュの場合には、タブの復元はできません。
シークレットモードはChromeに履歴を残さないWebサイトの閲覧方法です。履歴がないので、再起動後にタブを復元することはできません。
PCやChromeの再起動後でもタブの復元はできる!
この記事では、PCやChromeのクラッシュや再起動後に、Chromeで前回開いていたタブを復元する方法についてお伝えしました。レポートを書くときなどに、苦労して見つけたページがすべて閉じてしまうのは本当につらいものがあります。しかし、基本的にChromeの履歴に保存されているページはタブの復元で復元できます。復元方法も覚えておきましょう。
また、重要な資料の場合には、ブックマークしたりOneTabを使って保存したりしておくと、いつでも必要な時に簡単に取り出せるのでとても便利です。ぜひ活用してください。