2020年10月06日更新
Chrome拡張機能「OneTab」の使い方!複数タブをまとめる/共有する方法を解説!
Google Chromeのとても便利な拡張機能に「OneTab」があります。複数のタブをまとめて保存して、簡単に復元できるので、作業の途中でブラウザやPCを閉じる必要があるときに欠かせないと話題です。この記事ではOneTabの使い方を詳しく解説します。
目次
便利なGoogle Chromeの拡張機能「OneTab」とは?
Google Chromeには様々な便利な拡張機能が用意されています。今回はその中でも、特に便利で使いやすいと話題になっているOneTabという拡張機能についてお伝えします。
複数のタブを1つにまとめる
OneTabとは「1つのタブ」という意味からわかるように、複数のタブを一つにまとめられる拡張機能です。Google Chromeはタブ式のブラウザなので、別窓でリンクを開いていくと、ドンドンとタブが増えてしまいます。
OneTabを使うと、必要なタブだけ整理して1つにまとめて保存できます。必要以上にタブを開いてしまった時などのタブの整理にとても便利です。
まとめたタブの保存や共有もできる
OneTabではまとめたタブを保存したり、他の人と共有したりすることもできます。PCの電源を落とさなければならないときや、他の人にWeb上の資料を共有したい時などにも、便利な機能が満載です。
OneTabbのメリットとは?
OneTabが多くの方から支持されているわけには、OneTabを使うことで様々なメリットが得られるためです。OneTabにはどのようなメリットがあるのかお伝えします。
メモリの負担を減らせる
OneTabを使うと、メモリの負担を増やせます。Web上で作業をしていると、ついつい様々なタブを開き過ぎてしまい勝ちです。しかし、Chromeに限らず、ブラウザで多くのタブを開いてしまう、PCのメモリを大量に消費します。
メモリ容量が8GBのPCなら気になりませんが、最もユーザー数が多いメモリ4GBのPCでは、タブを多く開きすぎたことで、PCが重くなってしまいます。
後で閲覧する可能性が高いけれども、今すぐ使うわけではないというタブを、OneTabを使って整理しておくと、メモリの負担を減らせます。最大で90%以上もメモリの負担を減らせる場合もあります。スペックの低いPCを使っている場合に、特にOneTabの利用は必須です。
作業を中断してもタブを保存できる
OneTabを使えば、Web上での作業を中断しなければいけない場合でも、タブをそのまま保存できます。業務時間が終わって、PCの電源を落とさなければならない場合に、OneTabがなければブラウザで開いているWebページは全て消去されてしまいます。
OneTabで保存しておけば、翌日作業を再開する時に、OneTabから簡単に同じページを復元できます。作業効率がとても上がるのでおすすめです。
One Tabの使い方
OneTabの具体的な使い方について詳しくお伝えします。
Chromeへのインストール方法
まずはOneTabをGoogle Chromeにインストールしましょう。
上記のリンクから、chrome ウェブストアのOneTabのページにアクセスします。「chromeに追加」をクリックします。
確認のダイアログが表示されるので「拡張機能を追加」をクリックします。するとChromeにOneTabがインストールされます。Google Chromeに「OneTabが追加されました」と表示されたら、OneTabのインストール成功です。
タブをまとめる方法
次に、OneTabで開いているタブをまとめる方法をお伝えします。まずはOneTabにまとめるWebページをGoogle Chromeで開きます。OneTabで一度の操作でまとめられるのは、1つのウインドウで開いているタブだけです。複数のWebページを開いていても、別のウインドウで表示している場合には、まとめられないので注意しましょう。
今回はこちらのタブをまとめる操作をしてみましょう。
OneTabを利用したい時には、Google Chromeの右上にOneTabのアイコンが表示されていればそちらをクリックします。アイコンが表示されていない場合には、拡張機能のアイコンをクリックします。Chromeにインストールされている拡張機能の一覧にOneTabがあるので、そちらをまとめるタブのウインドウ上でクリックします。
すると、開いていたタブが全て閉じて、このようにリンクとして1つのページにまとまりました。
タブを復元する方法
OneTabでまとめたタブをWebページとして復元する方法をお伝えします。
OneTabのページで、復元したいタブのグループの上に表示されている「全てを復元する」をクリックします。すると、OneTabにまとめられたタブのグループがWebページとして開いて復元します。タブが復元すると、基本的にOneTabの一覧は削除されます。
リストをロックして残す方法
例えば、毎日同じページを開きたいという場合もあるでしょう。その場合には、リストをロックして、残しながらタブを復元することもできます。リストをロックして残しながらタブを復元する方法は次の通りです。
復元したいためのグループの上に表示されている「その他」をクリックします。
表示されたメニューの中の「このタブグループをロックする」をクリックします。すると、そのタブグループはロックされて、復元してもタブのリストは削除されません。
リストを削除する方法
タブグループのリストが必要なくなった場合に削除する方法をお伝えします。
削除したいタブグループの上に表示されている「すべて削除する」をクリックします。すると、そのタブグループが削除されます。
現在開いているページだけリストにする方法
複数のタブを開いていて、現在開いているページだけをリストにしたい場合の対処法をお伝えします。Google Chromeの右上のOneTabのアイコンを右クリックするか、拡張機能のアイコンをクリックしてOneTabの右側にある「︙」をクリックします。
表示されたメニューの中にある「OneTab」をクリックします。すると、さらに表示されたメニューの中に「このタブのみ、OneTabに送る」があるので、そちらをクリックします。すると、現在開いているページだけをOneTabに保存できます。
OneTabの便利な機能
OneTabでは様々な便利な機能を使えます。ここからは、OneTabで使える便利な機能について詳しくお伝えします。
タブのグループ間移動
OneTabに複数のタブのグループを作成した時に、タブを違うグループに移動させたいという場合があるでしょう。OneTabでは他のグループにタブを移動できます。
違うタブグループに保存したいタブを、ドラッグ&ドロップして、移動先のタブへ持っていくだけです。そうすれば、OneTabの中でタブのグループ間移動が簡単にできます。
タブを1つだけ開いて復元
複数のタブをOneTabに保存した場合に、タブを1つだけ開いて復元したいこともあるでしょう。
その場合には、開きたいタブをクリックすれば、そのタブだけ復元できます。ただし、クリックで開くとそのタブはOneTabから削除されます。
タブグループにロックを掛けない場合に、タブを削除せずにOneTabに残しながら1つだけタブを復元したい場合には、そのタブのリンクを右クリックします。すると「新しいタブで開く」があるので、そちらをクリックすると、OneTabに残しながらそのページが開きます。
タブを1つだけ削除する方法
複数のタブを保存しているタブグループから、タブを1つだけ削除したい場合の削除方法をお伝えします。
削除したいタブのリンクの上にマウスカーソルを置きます。すると、左側に削除ボタンが現れます。削除ボタンをクリックするとそのタブだけ削除できます。
リストを共有する方法
保存したタブを他の人と共有したい場合には、タブグループの上に表示されている「ウェブページとしてシェアする」をクリックします。
すると、そのタブグループが表示されたWebページが作成されます。このページのリンクを共有することで、そのタブグループを共有できます。このページ専用のQRコードも作成されるのでとても便利です。
リストに名前を付ける方法
OneTabではタブグループのリストに名前をつけることもできます。名前を付けたいタブグループの上に表示されている「その他」をクリックします。
表示されたメニューの中から「このタブグループに名前をつける」をクリックします。
すると、「8個のタブ」の左側に入力欄が現れます。こちらにタブグループの名前を入力できます。
リストに星をつける方法
複数のタブグループのリストを作成した場合、タブグループは新しいものが上に表示されて、古いものはどんどんと下の方に押しやられています。しかし、星を付けると、常に最上位に表示できます。タブグループの星を付ける方法は、タブグループの上に表示されている「その他」をクリックします。
「このタブグループに星をつける」をクリックします。
すると、そのタブグループに星が付いて、最上位に表示されるようになります。
OneTabはとても便利!使ってみよう!
最近では、PCで作業するためのアプリも、Web上で動作するものが増えてきました。OneTabを活用できれば、Web上での作業の効率も格段に向上します。ぜひOneTabを使いこなし、あなたのPCでの作業の効率化に役立てて見ましょう。