Chromeの閲覧履歴を削除できてないかも?データを完全に削除する方法!
皆さんはChromeの閲覧履歴の削除方法を知っていますか?データを完全に消去出来ていないと、最悪個人情報の漏洩にもなりかねます。そこで今回はChromeの閲覧履歴の削除方法をPCとスマホの両方のやり方をご紹介いたします。
目次
Chromeの閲覧履歴を完全に削除するには
皆さんは普段何気なくGoogle Chromeを使って検索すると思います。ご存じの通りネットは大変便利なものです。しかし、便利な故に気をつけなければならないものがあります。それはChromeの閲覧履歴です。個人でPCを持っている人はともかく複数人で同じPCを使っている場合は注意が必要です。
閲覧履歴が完全に削除されていないと、あなたがいつ、何のサイトを閲覧したかを見られてしまいます。個人情報の漏洩の問題にもなりかねますので、削除方法を知って損はありません。そこで今回はChromeの閲覧履歴とデータを完全に削除する方法をご紹介します。是非参考にしてみてください。
ローカル・サーバーのデータを削除しなければならない
最大90日間までの閲覧履歴がChromeにデータとして残ります。日付、サイトまで詳しく履歴に残ります。この履歴が保存される場所は2つあります。スマホに保存されるローカルデータとGoogleのマイアクティビティの二つに保存されます。ですからChromeの履歴を削除するにはローカル・サーバーのデータを削除しなければならないです。
また実はChromeには閲覧履歴を残さないで検索できるシークレットモードというものがあります。最初からこの設定にすればChromeに閲覧履歴が残ることはありません。
Chromeの閲覧履歴を削除~PC編~
それではPCでChromeの閲覧履歴を削除する方法を紹介します。スマホ版はこの後ご紹介いたします。この方法で完全にChromeのローカルデータを消去できます。
ただし消去する前に一つご理解頂きたいのは、GoogleアカウントをスマホとPCで共有している場合、連動してスマホの閲覧履歴も削除されてしまうことです。閲覧履歴を残して起きたい場合は、アカウントの連動を切っておいてください。
履歴データの削除
まずはGoogleを開いてください。画面右上にあるアイコンをクリックしてください。するとメニューが表示されるので次に「履歴」を選択してください。
さらに「履歴(H)」をクリックしてください。
するとChromeの閲覧履歴が表示されます。あとは削除したい履歴にチェックして、「削除」をクリックしてください。
万が一誤って削除を押してしまっても、もう一度確認のメニューが出るので安心してください。
以上が履歴データの削除方法となります。
マイアクティビティの履歴を削除
Chromeのローカルデータの削除方法は理解していただいたと思いますので、次にマイアクティビティの履歴を削除する方法をご紹介いたします。まずはGoogleのマイアクティビティのページを開いてください。
次に「アクティビティを削除する基準」をクリックしてください。
「日付で削除」を選択してください。過去一週間、一ヶ月などから選択できます。選択後「削除」をクリックしてマイアクティビティの履歴を削除できます。クリック後、マイアクティビティのページに戻り閲覧履歴が削除できているか確認してください。以上がマイアクティビティの履歴の削除方法になります。
Chromeの閲覧履歴を削除~スマホ編~
それでは次にスマホでChromeの閲覧履歴を削除する方法をご紹介いたします。消去の仕方は基本的にPCと同じやり方です。スマホなどを複数人で共有することはないと思いますが、誰かにスマホを貸した時に閲覧履歴を見られる可能性があります。そういった時の為にも閲覧履歴の消去の方法を知っていて損はありません。
またChromeの閲覧履歴を溜めすぎてしまうと、データの処理なども遅くなることがありますので、是非実践してみてください。
履歴データの削除
まずは普段通りChromeを開いてください。そして画面右下の「履歴」をタップしてください。
するとChromeの閲覧履歴が簡単に見られます。ロックもなしに見られるので他人に貸す際は注意が必要です。削除したい場合は画面左下の「閲覧履歴を消去」をタップしてください。
Cookieやキャッシュは残しておきたい場合
すると閲覧履歴の消去のページに移ります。ここでは閲覧履歴だけでなくCookieやキャッシュを削除するかの選択もできます。必要な場合はチェックを外して「閲覧履歴の消去」をタップしてください。以上がスマホでChromeの閲覧履歴を削除する方法です。
ちなみにキャッシュというのは、WEBサイトにある画像やデータなどの情報を保存しているものです。初めてWEBサイトにアクセスした時に、そのサイトの情報を全て保存させる必要があります。その際に一時的にキャッシュに情報を保存しておけば、またそのサイトを開く際に始めから読む込む必要がなくなる訳です。
始めから読む込む手順を無くすことでChromeの処理速度を最速にしています。一度見たサイトのキャッシュはスマホ内に蓄積されます。つまり沢山のサイトを見ることで端末のキャッシュがどんどん蓄積されていき、容量が多くなりすぎると端末の処理速度が遅くなる場合があります。
ですから端末の処理速度が落ちた時はキャッシュを削除してみると改善するケースが多いです。ただしキャッシュを削除してしまうと動画など大きいファイルがあるサイトにアクセスすると速度が遅く感じてしまいます。
ちなみにGoogleマイアクティビティでは閲覧履歴の他にも以下の様なアクセス履歴を見ることができます。
- GoogleでのWeb検索
- Googleでの画像検索
- Googleでの動画検索
- Youtube
- Google Play
- Google Maps
- Google ショッピング
など様々なGoogleに関連したサービスのアクセス記録を閲覧できます。
Chromeの閲覧履歴を削除~履歴を残さず使用する~
今まで話した方法はどれもChromeの閲覧履歴を削除する方法でした。ですが実はもう一つだけ閲覧履歴を削除しなくても履歴を見られない方法があります。それはChromeのシークレットモードというものです。このシークレットモードを利用すれば閲覧履歴が残らずに検索をすることができます。
シークレットモードを使う際の注意点
シークレットモードを使用すると、下の画像のようなアイコンが表示されます。このアイコンで自分が今シークレットモードを利用しているのか一目でわかります。シークレットモードの使用中でも、普段通りブックマーク出来たり、ブラウジングすることができます。ただし少しだけシークレットモードを使う際の注意点がございますので、紹介していきます。
ローカル側には履歴は残らない
シークレットモードの使用中はローカル側(スマホ端末側)には絶対に履歴は残らないです。しかし注意しなくてはいけないのはサーバー側です。データの種類や内容、条件によってはサーバー側に残ってしまう場合があるからです。以下その閲覧履歴が残ってしまう条件を解説していきます。
サーバー側には履歴が残る
先ほども少し話しましたが、実はGoogleマイアクティビティのサーバー側には履歴が残ってしまいます。動画やGoogleアプリを使用した記録も残ってしまいます。またシークレットモードの使用中にダウンロードしたものや、ブックマークしたものも削除されず残ってしまいます。
その他にもアクセスをしたサイトやサービスをしているプロバイダにも閲覧履歴は残ってしまいます。残念ながらあちら側の閲覧履歴を削除する方法は基本的にありません。
Googleマイアクティビティのサーバー側から閲覧履歴を削除するには、まずはシークレットモードを起動させます。そしてGoogleマイアクティビティに残った履歴を削除するのが完璧な方法です。他にもファイル等をダウンロードしない、ブックマークをしない、Googleアカウントの同期をあらかじめ切っておくのも有効な手段です。
Chromeの拡張機能を使う
Click&CleanというChromeの拡張機能を使うことで、検索履歴を残さずブラウジングすることができます。Click&Cleanでは、検索履歴や入力情報をブラウザを閉じた瞬間に削除してくれる優秀な拡張機能です。また細かく設定できるため、どの情報を削除して残しておくかも簡単に調整出来ます。
Chromeの閲覧履歴を完全に削除しておこう
いかがだったでしょうか?今回はChromeの閲覧履歴とデータを完全に削除する方法をPC版スマホの両方でご紹介しました。また閲覧履歴をいちいち削除するのが面倒くさい方の為にも、シークレットモードという機能を紹介しました。個人情報の漏洩にもなりかねますので閲覧履歴は完全に削除しておくことをおすすめします。