au WALLETのプリペイドカードの解約方法とau解約後の使い方を紹介！

au WALLET（ウォレット）プリペイドカードは、au携帯電話、auひかり、auひかり ちゅらといった、auのサービスを契約した個人が利用できる、入会金・年会費無料のプリペイドカードです。auのサービス利用でお得にポイントがたまり、auの電話料金も支払える便利なプリペイドカードですが、手許にカードが増えすぎると整理の対象にもなります。

au WALLETプリペイドカードは、auのサービスを解約すると自動的に利用できなくなりますが、auを使い続けながらもau WALLETプリペイドカードを解約するにはどうすべきかを確認しました。

au WALLETプリペイドカードの解約方法を確認したところ、auのサービスを利用している間は、au WALLETプリペイドカードを利用停止はできるものの、解約はできないことが判明しました。

単にau WALLETプリペイドカードを使わないというだけなら、カードを切って捨ててしまうという手もあります。しかし物理的なカードを切っても、解約していない以上au WALLETプリペイドカードのカード番号は生きています。そのため、ほかの人にカード番号を利用してチャージされて、残高を利用されてしまう可能性があります。

そんな事態を避けるためには、物理的なカードを破壊するだけではなく、au WALLETプリペイドカードの使用を一時停止する必要があります。au WALLETプリペイドカードの使用を一時停止するにはふたつの方法があります。

au WALLETプリペイドカードの使用を一時停止するためのひとつ目の方法が、auサポート窓口に電話する方法です。電話に出たオペレーターにau WALLETプリペイドカードの利用停止を申し出れば、au WALLETプリペイドカードをその場で利用停止してもらえます。

au WALLETプリペイドカードの使用を一時停止するためのもうひとつの方法が、au WALLET（ウォレット）アプリを使うやり方です。この方法でau WALLETプリペイドカードを一時使用停止にするには、まずスマートフォンでau WALLETアプリを立ち上げ、左上の「≡」アイコンのメニューボタンをタップします。

そしてパスワードを入力して「OK」を選択します。

画面が切り替わったら「利用を停止する」を選びます。すると確認画面が表示されますので「OK」を選択すれば、au WALLETプリペイドカードの利用が一時停止され、残高確認などもできなくなります。

先にau WALLET（ウォレット）プリペイドカードを一次利用停止する方法をお伝えしましたが、それでは満足できずau WALLETプリペイドカードを完全に解約したいというのであれば、au携帯電話、auひかり、auひかり ちゅらといった、auのサービスをすべて解約して有効期限が来るのを待つか、auサポート窓口に相談してみるしかありません。

au WALLETプリペイドカードを解約できる実質的に唯一の方法は、au携帯電話、auひかり、auひかり ちゅらといった、auのサービスを解約した上でau WALLETプリペイドカードの有効期限が過ぎるのを待つことです。有効期限になるまでは、auのサイトでau WALLETプリペイドカードの操作が可能です。

ただし、au IDを電話番号のままにしていると、auのサービスを解約した時点でau IDがau IDが自動的に「au ID+_(半角アンダーバー)解約・MNP・譲歩承継の年月日（西暦8桁）」に変わります。

わかりにくいですが、2019年8月1日に解約すると、解約前のau ID「080XXXXXXXX」が新しいau ID「080XXXXXXXX_20190801」に変わってしまいます。わかりにくく混乱しがちですので注意してください。

au WALLETプリペイドカードを解約できるかもしれないもうひとつの方法が、auサポート窓口に相談することです。ただし、先にも記したようにau WALLETプリペイドカードを解約する、という手続きは基本的に存在しないため、うまく解約できるかは試してみるしかありません。

auのサービスを解約後、有効期限が切れるまでのau WALLET（ウォレット）プリペイドカードは、依然としてプリペイドカードとしての利用が可能です。

auのサービス解約後のau WALLETプリペイドカードですが、有効期限が来るまではプリペイドカードとして使えるとはいえ、チャージの仕方は変わりますし、ポイントサービスは失効し、スマートフォンのau WALLETアプリでの残高確認もできなくなります。

解約するまではじぶん銀行やクレジットカード、ポイントやかんたん決済を使ったり、コンビニでチャージしたりできていたau WALLETプリペイドカードですが、解約後はauショップ内のau SaKuTTOでしかチャージができません。しかもau SaKuTTOが設置されているのは一部のauショップでしかありません。

したがって、auのサービス解約後のau WALLETプリペイドカードへのチャージは、不可能ではないものの実質的にはできなくなると思った方がいいようです。

auのサービスを解約すると、au WALLET ポイント付与の特典がなくなります。au WALLETプリペイドカードにチャージ済みの残高はなくなりませんが、ポイントを使ったり残高にポイントからチャージしたりはできなくなります。

そのため、auのサービスを解約する前にポイント残高を確認の上、ポイントをすべて消費しておくことをおすすめします。

auのサービスを解約後のau WALLET（ウォレット）プリペイドカードは、先にも記したように一応はプリペイドカードとして利用可能ではあります。しかし、いくらうまく使い切ろうとしても、どうしても端数が出てしまいますし、勘違いで残高が残ってしまう場合もあります。その場合は、まずau WALLETプリペイドカードの残高を確認しなければなりません。

しかし、auを解約しているとこれまでのau IDではau WALLETサイトが使えません。そのため、「どうしてもau walletプリペイドカードを解約したい人は？」の章で説明した解約後の「au ID+_(半角アンダーバー)解約・MNP・譲歩承継の年月日（西暦8桁）」でau WALLETサイトにアクセスするか、WebMoneyで残高を確認する必要があります。

解約後の「au ID+_(半角アンダーバー)解約・MNP・譲歩承継の年月日（西暦8桁）」でau WALLETサイトにアクセスする場合は、解約日がわかりにくいのが難点ですが、auサポート窓口で尋ねれば教えてくれます。しかし、WebMoneyのサイトにアクセスすれば、わざわざ難しいau IDを使わなくても残高を確認できます。

WebMoneyでauのサービス解約後のau WALLETプリペイドカードの残高を確認するには、以下のリンク先にアクセスして、au WALLETプリペイドカードの裏に記されたプリペイド番号を入力するだけです。

さて、こうしてau WALLETプリペイドカードに残された残高ですが、端数まですべて使い切るにはふたつの方法があります。ひとつはWebMoneyを使う方法で、もうひとつは自分用にAmazonギフト券を購入する方法です。

WebMoneyで残高を使い切るには、まずau WALLETプリペイドカードの残高以上で買える物を決めて、ファミリーマートのファミマポートやローソンで残りの金額を1円単位でWebMoneyに入金します。そしてそのちょうどの金額で買い物をします。これでWebMoneyを使い切ってau WALLETプリペイドカードの残高はゼロになります。

WebMoneyでau WALLETプリペイドカードの残高を使い切るには、買う物の価格と残高の差額をきっちりとWebMoneyに入金するという手間がかかります。それに対し、Amazonギフト券を購入する方法なら手間はずっとかからずに済みます。

この方法は、Amazonにアクセスして、au WALLETプリペイドカードでAmazonギフト券（チャージタイプ）を購入するだけです。この方法なら1円単位でAmazonギフト券にチャージできますので、簡単にau WALLETプリペイドカードの残高を使い切れます。

以上、お伝えしたようにau WALLET（ウォレット）プリペイドカードを解約したり、auのサービス解約後にau WALLETプリペイドカードの残高を処理したりするのはいささか面倒です。もちろん、その面倒さに懲りてauのサービスを使い続けることを期待してのことでしょうが、2019年4月のauペイの投入でその戦略も変わりつつあります。

今後はauのサービスを利用していないユーザーにもau IDを開放していく可能性が高いのですが、残念ながら2019年8月現在ではまだそこまでは開放化されていません。そのため、いましばらくはauのサービスを解約する直前にポイントを使い切るか残高に移行し、解約後にAmazonギフト券にチャージして使い切るのがベストだと思ってください。