2019年09月13日更新
PayPayの解約方法と注意点!退会手順とやめる前にやるべきことを解説!
以前はPayPayの解約や退会はできませんでしたが現在はできます。PayPayをやめるための手順というのはどうしたらいいのでしょうか。この記事ではPayPayのアカウントを削除して解約する手順や、退会時の注意点について詳しく解説します。
目次
- 1PayPayの解約はできるの?
- ・以前は解約できなかった
- ・現在はアプリからやめる手続きができる
- 2PayPayの解約をするときの注意点
- ・同じ電話番号からの再登録は半年間できなくなる
- ・PayPay残高はすべて使えなくなる
- ・今後付与予定のPayPayボーナスも受け取れなくなる
- ・PayPayに登録してある情報はすべて削除される
- ・残高明細・レシートの利用明細も閲覧できなくなる
- 3PayPayを解約する前にやるべきこと
- ・PayPayボーナスがすべて付与されるまで退会しないこと
- ・PayPay残高はすべて使い切ること
- ・銀行口座やクレジットカード情報は削除されるので心配なし
- 4PayPayを解約する手順
- ・PayPayアプリのアカウントから解約手続きができる
- ・退会を確認したらアプリをアンインストール
- 5PayPayを解約する代わりに休止することもできる
- ・カードや銀行口座情報を削除すれば不正利用の心配はない
- ・PayPayボーナスは付与される
- ・PayPayを休止するための手順
- 6PayPayは解約も休止もどちらも選べる!
PayPayの解約はできるの?
PayPayは現在、QRコード決済の中でも最も知名度があり人気が高い電子マネーといってもいいでしょう。しかし、知名度の高さとは裏腹に何かとトラブルが多く報じられています。PayPayが始まった当初は、クレジットカードの不正利用が発覚しました。1回のPayPayでの支払いに対して二重決済されて、料金が2回匹ととされるというトラブルもありました。
同じ時期に誕生したほかのQRコード決済の電子マネーではこのようなトラブルはほとんど報じられていないことから、PayPayの解約を考える人も少なくありません。この記事では、PayPayは解約できるのか、PayPayの解約方法はどうしたらいいのか、ということについて詳しく見ていきましょう。
以前は解約できなかった
実は以前はPayPayには解約することができませんでした。解約してアカウントを削除する機能が付いていなかったことから、解約したい人は休止状態にするしかありませんでした。PayPayが運用された当初、クレジットカードの不正利用などが相次いだことから解約を希望する人が殺到しましたが、解約できないということで大きな批判が沸き起こりました。
現在はアプリからやめる手続きができる
しかし、現在はPayPayのスマホアプリに解約できる機能が実装されています。PayPayを解約したいときにはスマホアプリから解約の手続きを簡単にとることができます。PayPayを登録してみたけれども、使い勝手が悪いとか不正利用が怖いということがあるのなら、解約してアカウントを削除してしまいましょう。
ただし、PayPayを解約するときには注意しなくてはいけない点や、事前に準備しなくてはいけない手順がいろいろとあります。注意点や手順を間違えると、PayPayの解約や退会はできますが、大きな損をしてしまいます。この記事で詳しく注意点や事前準備の手順を解説するので、そちらをよく読んで、解約前の準備に余念がないようにしましょう。
PayPayの解約をするときの注意点
PayPayをやめるときには注意しなければいけない点がいくつかあります。この注意点を頭に入れずに退会してしまうと、後から後悔することにもなるのでよく理解した上で退会してもいいかどうか検討しましょう。
同じ電話番号からの再登録は半年間できなくなる
一旦PayPayを解約して、再度登録しようと思っても、同じ電話番号からの再登録は半年間できなくなるので注意しましょう。これはほかの人の電話番号を使って不正利用することを防ぐための措置ですが、不正利用をしていないユーザーであっても、解約と再登録を繰り返すことができなくなります。
どうしてもPayPayをもう一度使いたいと思ったときには、半年待つか、別の携帯電話番号を用意するしかありません。
PayPay残高はすべて使えなくなる
PayPayは解約をした瞬間にチャージしてあった残高はすべて消えてなくなってしまいます。解約をした瞬間に、Yahoo!マネーとの連携も解除されてしまうので、PayPay残高のYahoo!マネーへの払い戻しということも不可能です。PayPayをやめるときには、残高が残っていないかどうか確認してから退会手続きをとるようにしましょう。
今後付与予定のPayPayボーナスも受け取れなくなる
PayPayは解約した瞬間に全ての情報がサーバーから削除されます。したがって、これから付与される予定のPayPayボーナスも受け取ることができなくなります。アカウントを連携しているYahoo!マネーへ付与されたり、Tポイントとして還元されるということも絶対にないので注意しましょう。
PayPayに登録してある情報はすべて削除される
PayPayを利用するためには、様々な情報を登録しています。携帯電話番号やメールアドレス、クレジットカード情報、銀行口座、Yahoo!アカウントとの連携などの情報を停電には登録しています。
PayPayを解約するときには、これらの情報は全て完全に削除されてしまいます。PayPayアカウントの解約後のアカウントの復活や情報の復活という事はできないので注意しましょう。
残高明細・レシートの利用明細も閲覧できなくなる
PayPayのアプリでは、いついくらチャージしたのか、いくら使ったのかという残高の明細や、いつどこで何に使ったのかというレシートの利用明細を確認することができます。PayPayを解約してしまうと、残高明細や利用明細も完全に削除されてしまうので注意しましょう。
特に、事業を行っている人で、レシートや領収書が税務申告のために必要な人は、PayPayを解約してしまうとレシートが取り出せなくなってしまいます。どうしてもPayPayを解約する必要があるのであれば、解約前にプリントアウトしておくなどの対策をするように注意しましょう。
PayPayを解約する前にやるべきこと
PayPayを退会する時の注意点が理解できたら、注意点に基づいてやめる前にやるべきことも見ておきましょう。
PayPayボーナスがすべて付与されるまで退会しないこと
これから付与されるPayPayボーナスがある場合には、ボーナスがすべて付与されるまで退会しないようにしましょう。PayPayは現在展開しているQRコード決済の中でも、ポイント還元率が特に高いものです。これから少ししかポイント還元されないようであれば、退会して捨ててしまってもいいかもしれません。
しかし、ある程度の金額になる場合には、PayPayボーナスを使い切らずに捨ててしまうのはとてももったいないことです。PayPayボーナスは1ボーナス1円でPayPay残高として利用できます。ぜひPayPayをやめる予定でも、ボーナスが付与されるまで待って残高として使い切ってから解約の手続きをしましょう。
PayPay残高はすべて使い切ること
PayPayをやめると、チャージやボーナスで貯めた残高は全て消えてなくなってしまいます。それではとてももったいないので、退会する前に必ずPayPay残高は全て使い切ってからやめるようにしましょう。
どうしても中途半端な金額が余ってしまい、全額使い切れないというときには、Yahoo!マネーかクレジットカードを登録して、そちらから足りない分をその都度チャージできるようにすれば、PayPay残高をすべて使い切ることができます。
銀行口座やクレジットカード情報は削除されるので心配なし
PayPayを辞める時に心配なのは、銀行口座やクレジットカードの情報がPayPayのサーバーに残されて、銀行口座やクレジットカードが不正利用されるのではないかという点です。この点は安心してください。銀行口座やクレジットカードの情報は、PayPayを解約した時点で全てPayPayのサーバーから完全に削除されます。
銀行口座やクレジットカードがPayPayから流出して不正利用される心配はありません。どうしても心配な場合には、やめる前に自分で銀行口座やクレジットカードの情報を削除してから解約手続きをとれば安心でしょう。
PayPayを解約する手順
PayPayを解約する手順についてみていきましょう。PayPayの解約はスマホのPayPayアプリからできます。
PayPayアプリのアカウントから解約手続きができる
PayPayアプリを開いたらトップページの下にある「アカウント」のタブをタップして「その他」をタップします。
「その他」の中に「アカウントの解約」があるのでそちらをタップします。
「解約手続きに進む」をタップします。
PayPay残高がすべてなくなることを理解したら「以上同意します」にチェックを入れます。すると「同意して解約」が押せるようになるのでタップします。これで解約手続きが完了です。速やかにPayPayのサーバーからあなたの名前や電話番号、メールアドレス、銀行口座やクレジットカード情報が削除されます。
退会を確認したらアプリをアンインストール
アプリをもう一度開いてみて、ログイン情報を入れてもログインできないことを確認したら完全にアカウントが削除されたことが確認できます。退会を確認したら、そのスマホで使っている携帯電話番号では180日間PayPayは利用できないので、アプリをスマホからアンインストールしてしまいましょう。
アプリの削除だけでは退会処理ではない
注意してほしいのは、アプリをスマホから削除するだけでは退会処理にはならないということです。PayPayを解約したいと思って、アプリを削除するだけの人も少なくありませんが、その状態ではPayPayのサーバーにあなたの携帯電話番号やメールアドレス、銀行口座、クレジットカード情報といった個人情報が残ったままです。
特にPayPayの不正が怖いから退会したいと思った場合には、上記の手順を踏んで完全にPayPayを解約してしまうか、次に説明する方法で個人情報を削除して休止の手順を踏むことが大切です。
PayPayを解約する代わりに休止することもできる
PayPayをやめるのは簡単ですが、完全にやめると半年間は再開できなかったり、PayPayボーナスをもらい損ねたりしそうで、それもまたどうなのかと感じる人もいることでしょう。PayPayは解約する代わりに休止状態にすることもできます。こちらではPayPayを休止するメリットと休止するための手順について見ていきましょう。
カードや銀行口座情報を削除すれば不正利用の心配はない
PayPayを解約したいと思う理由の一つが不正利用されることが怖いから、というものです。PayPayが始まった当初に比べると、PayPayのセキュリティ対策は進んでいるので、現在は以前のような不正利用される心配はかなり小さくなっています。
休止状態にするときに、クレジットカード情報や銀行口座情報はPayPayから削除してしまえば、ペーペーのサーバーに情報が残ることもありません。不正利用される心配はないので、休止状態でも問題ありません。
PayPayボーナスは付与される
休止状態とはいっても、PayPayのアカウントを完全に停止することはできません。PayPayのアカウントはそのままの状態で保全されます。そのために、もしもこれから付与される予定のボーナスがある場合にはPayPayボーナスは今までと同じように付与されます。
ただし、ボーナスは有効期限が短いのと、PayPayは利用しないとボーナスが貯まっていくこともないので、その点は休止するときには注意しましょう。
PayPayを休止するための手順
PayPayを休止するための具体的な手順について見ていきましょう。
Yahoo IDとの連携解除
Yahoo!マネーからのチャージを利用している場合には、Yahoo IDとの連携を解除しておかないと、Yahoo!マネーを不正利用される心配があります。Yahoo!マネーの連携解除をする手順は次の通りです。まずはPayPayアプリから「アカウント」をタップして、「外部サービス連携」を開きます。
Yahoo!Japan IDに連携済みになっている場合には「解除する」をタップします。ソフトバンク・ワイモバイルやTポイントとも連携している場合にはこちらで解除しておきましょう。
クレジットカード・銀行口座の登録情報の削除
クレジットカードや銀行口座を登録している場合には、こちらの情報も削除してしまいましょう。「アカウント」から「支払い方法の管理」をタップします。
「支払い方法の管理」のページの上部に、登録してあるクレジットカードや銀行口座の支払い情報があります。その右上に「ゴミ箱マーク」があるのでそちらをタップします。
その支払い方法を削除してもいいのかどうか確認メッセージが表示されます。「削除する」をタップすると、銀行口座やクレジットカードの情報がPayPayから削除されます。
PayPayアプリからログアウト
支払い情報や、Yahoo!やTポイントなどとの連携を完全に削除したことを確認したら、PayPayのアプリからログアウトしてしまいましょう。ログアウトしてしまえば、ほかの人があなたのスマホを盗難しても、不正利用することはできません。必要ないと思ったら、アプリを削除してしまっても大丈夫です。
ログアウトする方法は「アカウント」を開いたら「アカウント情報」をタップします。「アカウント情報」のページの一番下に「ログアウト」があるのでこちらをタップすればログアウトできます。
PayPayは解約も休止もどちらも選べる!
この記事ではPayPayの解約方法について詳しく解説してきました。PayPayを解約するときには、ボーナスや残高を入れて使い切るなどの注意点が必要です。
もしも解約することが不安であれば、休止状態にしてしまってもセキュリティー面では問題ないのでこちらもおすすめです。解約か休止状態か、どちらがいいのかは、今後PayPayを再開する予定があるかどうかも含めてぜひ検討してみましょう。