Apple Watchのセルラー/GPSモデルの違いやキャリア契約のメリットを解説!

Apple WatchにはGPSモデルとLTE通信ができるセルラーモデルとがあります。この2つのApple Watchの機能の違いにはどのようなものがあるのでしょうか。この記事ではセルラーモデルの機能に注目しながら、その違いやメリットなどについてお伝えします。

Apple Watchのセルラー/GPSモデルの違いやキャリア契約のメリットを解説!のイメージ

目次

  1. 1Apple Watchセルラーモデルの気になる機能
  2. LTE通信機能
  3. GPSモデルと共通の機能も!
  4. 2Apple WatchセルラーモデルのGPSモデルとの違いは?メリットについて
  5. どこでもSiriがOK!
  6. どこにいてもメッセージを受信できる
  7. どこにいても「友達を探す」が使える
  8. 災害時にWatchを身に着けていれば電話ができる安心感
  9. 3Apple WatchセルラーのGPSモデルとの違いとは?デメリットについて
  10. LTE通信をするとバッテリーの消耗が激しい
  11. iPhoneを持たずにWatchだけで外出する機会は少ない
  12. 普段は電話機能を使う機会が意外に少ない
  13. 4Apple Watchセルラーモデルを契約できるキャリアと月額について
  14. au
  15. NTTドコモ
  16. ソフトバンク
  17. 5Apple Watchセルラーモデルの口コミ
  18. 6Apple Watchセルラーモデルも使ってみよう!

Apple Watchセルラーモデルの気になる機能

Apple WatchにはGPSモデルとセルラーモデルがあります。発売当初はGPSモデルのみでしたが、第3世代からLTE通信を行うことができるセルラーモデルのApple Watchが登場しました。これからApple Watchを購入しようとしている人にとっては、GPSモデルとセルラーモデル、どちらを購入したらいいのかわからないという人もいることでしょう。

この記事ではApple Watchを購入するなら、セルラーモデルとGPSモデルとどちらを選んだらいいのか迷っている人のために、セルラーモデルの特徴に注目しながら違いを解説します。まずはApple Watchのセルラーモデルだからこその機能についてみていきましょう。

Apple Watchのセルラーモデルとは

LTE通信機能

Apple WatchのセルラーモデルのGPSモデルとの最も大きな機能の違いというのは、iPhoneから独立してLTE通信をすることができる、という点です。GPSモデルもWi-Fi通信を利用できる環境にあるときには、iPhoneから独立して利用することができます。

しかし、GPSモデルはWi-Fi通信が利用できない場所では、メールやSNSの着信を確認したり、決済をしたりすることはできませんでした。GPSモデルはWi-Fi通信が使えない環境でiPhoneが近くにないときには、外部との通信機能を利用することができません。

一方でセルラーモデルであれば、LTE通信によるデータ通信を利用することができます。Wi-Fi環境にもiPhoneにも依存することなく、メッセージの着信を確認することもできますし、電話をApple Watchだけで掛けることもできます。Apple MusicのストリーミングもApple Watchだけで利用することができます。

Apple Watchのセルラーモデルとは

緊急SOSもiPhoneなしでできる!

Apple Watchには緊急SOSという機能もあります。これは、体調に異常を感じた時や転倒してしまた時に緊急SOSを起動するだけで、その国の緊急通報先に連絡を入れることができるということです。Apple WatchにはGPS機能が付いているので、位置情報も同時に送られるので場所を説明する必要もありません。

GPSモデルであれば、Wi-Fiに接続している環境かiPhoneが近くにある環境でないと緊急SOSを利用することができません。しかし、セルラーモデルのApple Watchであれば近くにiPhoneがなくても、Wi-Fi環境がなくても、Apple Watchだけで緊急SOSを利用することができます。この安心感はGPSにはない大きな違いといえるでしょう。

GPSモデルと共通の機能も!

セルラーモデルにはGPSモデルとの違いだけではなく、共通している機能もあります。Apple Watchをぜひ利用したい便利機能には次の機能があります。

トランシーバー機能

Apple Watchにはトランシーバー機能があります。Apple Watchにはトランシーバー機能とは電話やスカイプなどとは全く違い、Apple Watch同士で連絡を取り合うことができる、という機能です。人ごみの中での待ち合わせなどに利用するととても便利です。

Apple WatchのGPSモデルであれば、トランシーバー機能を利用するためにはiPhoneを一緒に持っているか、Wi-Fi通信が利用できる環境が必要です。しかし、セルラーモデルのApple WatchであればApple Watchだけ持っていればトランシーバーを利用することができるのは、GPSモデルとの違いといえるでしょう。

Apple Watchのセルラーモデルの機能

決済機能

Apple WatchはApple Payで決済を利用する機能があります。Apple Payというのは、クレジットカードの情報やSuicaなどの情報を登録しておくと、iPhoneをかざすだけで決済ができるというiPhoneのアプリです。Apple WatchにApple Payを同期させておくと、iPhoneに登録してあるApplePayの情報をそのままApple Watchで使って決済することができます。

コンビニなどで買い物をしたときや駅の改札を通るときに、Apple WatchでApple Payを利用できるようにしておくと、Apple Watchをかざすだけで決済できるのでとても便利です。GPSモデルはiPhoneを一緒に持っているか、Wi-Fiが利用できる環境ではないと決済機能も利用できませんが、セルラーモデルならApple Watchだけで決済することができます。

Apple Watchのセルラーモデルの機能について
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Apple WatchセルラーモデルのGPSモデルとの違いは?メリットについて

Apple Watchのセルラーモデルを購入することのメリットにはどんなことがあるのか、ここからGPSモデルと比べた時の違いについて詳しく見ていきましょう。

どこでもSiriがOK!

Apple Watchのセルラーモデルのメリットには、iPhoneが手元にない時でもSiriを利用することができる、ということです。iPhoneを使っている人の多くがSiriを活用しています。

Apple WatchからもSiriに話しかけることができるのですが、GPSモデルではWi-Fi通信に接続しているか、iPhoneとBluetooth接続している状況ではないとSiriを使うことができません。しかし、セルラーモデルであればApple Watchだけで独立したLTE通信が可能になるので、iPhoneが手元にない時でもSiriを利用することができます

特にトレーニング中は、iPhoneを持ち歩きたくない、という人も少なくありません。iPhoneがなくても、いつでもどこでもSiriを活用できるのは大きなメリットといえるでしょう。

Apple Watchのセルラーモデルのメリット

どこにいてもメッセージを受信できる

Apple Watchのセルラーモデルのメリットには、iPhoneが手元になくてもいつでもどこでもメッセージを受信することができる、ということもあります。

SNSアプリの中には、返信を音声入力ですぐに返すことができるものもあります。急ぎの連絡にiPhoneがなくても対処できる、というのは1分1秒が勝負になるビジネスマンやビジネスウーマンには欠かすことができないポイントです

どこにいても「友達を探す」が使える

iPhoneには「友達を探す」というアプリがあります。これは、家族や友達がどこにいるのかをマップ上に表示することができるアプリなのです。

Apple Watchにもこのアプリを同期させて表示することができるのですが、セルラーモデルなら、iPhoneやWi-Fi環境がなくても「友達を探す」を利用することができます。Apple Watchだけがあれば、家族がどこにいるのかわかる、というのは便利です。

Apple Watchのセルラーモデルのメリット

災害時にWatchを身に着けていれば電話ができる安心感

Apple Watchのセルラーモデルのメリットには、災害時にApple Watchさえ身に着けていれば、電話を掛けることができる、という点です。大きな災害に遭ってしまったときに、iPhoneがどこに行ってしまったのかわからなくなってしまったり、iPhoneが壊れてしまったりすることは十分に考えられます。

しかし、セルラーモデルのApple Watchを身に着けていれば、Apple Watchから電話を掛けることができます。もちろん緊急SOSを利用することもできます。これは万が一の事態を考えたら、とても大きなメリットといえるでしょう。

Apple WatchセルラーのGPSモデルとの違いとは?デメリットについて

メリットとは逆に、Apple Watchのセルラーモデルにはデメリットも大きい、という声も上がっています。Apple Watchのデメリットにはどんなものがあるか見ていきましょう。

LTE通信をするとバッテリーの消耗が激しい

Apple Watchのセルラーモデルのデメリットとして挙げられるのは、LTE通信をしているときのバッテリーの消耗が意外に激しい、という点です。iPhoneと接続してiPhoneのLTE通信に依存しているときには、それほどバッテリーの消耗は気になりません。

しかし、iPhoneとの接続が切れて、Apple WatchがLTE通信を始めると、iPhoneと接続しているときの2倍以上のスピードでバッテリーが消耗していきます。Apple Watchのバッテリーはフル充電から2日から3日ほど持つはずですが、LTE通信をした日は1日で充電が必要になります。

赤外線のBluetooth通信よりもLTEのデータ通信の方が消費電力が大きいのは理解できますが、災害時に利用する可能性を考えると、いざというときに充電できない環境でLTE通信を行うのには不安を感じます。

iPhoneを持たずにWatchだけで外出する機会は少ない

Apple Watchのセルラーモデルを購入して、携帯キャリアとセルラーモデルを利用する契約をしても、半年から1年ほどで携帯キャリアとの契約を打ち切ってしまう人もたくさんいます。というのは、利用してみると、意外にセルラーモデルのLTE通信を利用する機会が少ないことに気が付くからです。

iPhoneを持たずにApple Watchだけを身に着けて外出する機会は意外に少ないものです。本格的にトレーニングをして、毎日長時間のランニングやウォーキングをしている人ならiPhoneをポケットに入れて持ち歩くよりも、Apple Watchだけで走ったり歩いたりした方がいいでしょう。

しかし、Apple Watchを使っている人すべてが長時間のウォーキングやランニングをしているわけではありません。仕事や遊びで外出するときには、必ずiPhoneを持って出かけます。するとLTE通信を利用する機会はほとんどありません。

便利だろうと思ってセルラーモデルを購入してみても、意外にセルラーモデルを利用しなかった、という場合にはGPSモデルとの価格差や、携帯キャリアとの契約料金が無駄になってしまう、というデメリットがあります

普段は電話機能を使う機会が意外に少ない

LTE通信を単独でできるセルラーモデルのApple Watchからは、iPhoneが手元になくても電話を掛けることができる、という大きなメリットがあります。しかし、セルラーモデルを使っていると意外なことに、Apple Watchから電話を掛ける機会そのものが少ないことに気が付きます

Apple Watchに単独で電話機能を付けていても、iPhoneから電話を掛けるのと同じ程度の頻度しか電話を利用することがなければ、LTE通信を入れておく必要性もありません。やはりGPSモデルとの価格差やキャリアとの契約料金が無駄になると考えると、デメリットになると考えていいでしょう。

Apple Watchセルラーモデルを契約できるキャリアと月額について

Apple WatchのセルラーモデルでLTE通信を利用するためには、携帯電話会社のキャリアと契約をして、セルラーモデルを利用するための月額料金を支払う必要があります。セルラーモデルのLTE通信を利用できる携帯キャリアは日本ではau、NTTドコモ、ソフトバンクの3社です。各社の条件や月額料金についてみてきましょう。

尚、こちらでご紹介するのはセルラーモデルでLTE通信を利用するための月額料金です。音声通話料とデータ通信量はiPhoneでの契約内容で、Apple Watchから利用した分でも別途必要になります。

au

auではナンバーシェアに加入します。セルラーモデルの月額料金は350円です。

NTTドコモ

NTTドコモでは月額500円のOneナンバーサービスに加入します。

ソフトバンク

ソフトバンクでは月額350円のApple Watchモバイル通信サービスに加入します。また、別途Apple Watchを最大24カ月の割賦で購入することもできます。

Apple Watchのセルラーモデルの料金

Apple Watchセルラーモデルの口コミ

Apple Watchのセルラーモデルを実際に使っている人の口コミにはどんなものがあるのか、ここから見ていきましょう。

「LTE通信はバッテリーの消費が激しいので、必要な時しかオンにしません。それでも、電話も通知も逃すことがなくなったのはとても便利です。セルラーモデルを買ってよかったです。」

「高い買い物でしたが、とても満足度は高いです。これだけで通話ができるのが本当に最高です。」
「iPhoneを外出先に忘れてしまったときでも、Watchから電話ができたので本当に助かりました」

Apple Watchのセルラーモデル

このようにいい口コミがある一方で買ったことを後悔しているという口コミもあります。
「音声入力をしたときに、文字の修正ができないのに困っています。また、LTE通信をしているときのバッテリーの消耗の激しさに、ちょっと買ったことを後悔しています」

Apple Watchのセルラーモデル

Apple Watchセルラーモデルも使ってみよう!

Apple Watchセルラーモデル

この記事ではApple Watchのセルラーモデルについて、GPSモデルとの違いに注目してお伝えしてきました。「GPSモデルで十分だ」という声も多いのですが、iPhoneを持ち歩かなくても、電話やデータ通信が行えることに大きな魅力を感じる人も少なくありません

キャリアでのセルラーモデルの通信契約には通常のスマホの契約とは違い24カ月縛りはありません。必要なければ契約解除できて、月額料金もそれほど高くはないので、気になっている人は一度契約して試してみるのもいいでしょう。

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