Apple Watch Series3とSeries4のスペックやデザインの違いを比較!
Apple Watchをお使いの方は、新発売のApple Watchの性能や違いが気になりませんか?昨年の9月にSeries3の次のSeries4が発売されました。今回は、Apple Watch Series3と4の性能やデザインの違いを比較していきます。
目次
- 1Apple Watch Series3とSeries4のサイズの違いを比較
- ・厚みが少しだけ薄くなった
- ・重量が少しだけ重くなった
- ・画面が大きくなった
- 2Apple Watch Series3とSeries4のデザインの違いを比較
- ・丸みを帯びたデザインになった
- ・ゴールドが追加された
- ・ステンレススチールケースが追加された
- 3Apple Watch Series3とSeries4のスペックの違いを比較
- ・CPUの性能があがった
- ・ストレージ容量は16Gのみ
- 4Apple Watch Series3とSeries4の性能の違いを比較
- ・電気心拍センサーが追加された
- ・転倒検出機能が追加された
- ・ワークアウト自動検出機能が追加された
- 5Apple Watch Series3とSeries4の価格の違いを比較
- ・1万円以上の差がある
- 6Apple Watch Series3とSeries4の違いを比較して選ぼう
Apple Watch Series3とSeries4のサイズの違いを比較
この記事では、日頃Apple Watchを使っている方々向けに、Apple Watch Series3と、昨年の9月に発売されたSeries4の違いをサイズ、デザイン、スペック、そして価格に注目して比較していきます。まずはじめに、Apple Watch Series3とSeries4のサイズの違いを比較していきます。
厚みが少しだけ薄くなった
Apple Watch Series3とSeries4の厚みを比べてみると、Series3の厚さは「11.4mm」、対してSeries4の厚さは「10.7mm」となっており、Series4はSeries3よりも薄くデザインされています。
iPhoneやPCといった電子機器は、新しいモデルが発売されるたびに厚さが薄くなっていく傾向があり、その傾向はApple Watchも同様のようです。Series4は、Series3よりも「0.9mm」薄いデザインになっており、数値だけ目にすると大した差ではないように思えますが、実際に2つのモデルを横に並べてみると差が一目瞭然です。
初代のApple Watchの厚さは「10.5mm」だったので、初期段階からApple Watchを使っていたユーザーの方には、Apple Watch Series4懐かしく感じられるような厚みになっています。
重量が少しだけ重くなった
Apple Watch Series3とSeries4の重さを比べてみると、Series3の重さは「42mmケース」の場合は「34.9g」、「38mmケース」の場合は「26.7g」となっています。対してSeries4の重さは「44mmケース」の場合は「36.7g」、「40mmケース」の場合は「30.1g」となっています。どちらのケースをとっても、Series4がSeries3よりも重くデザインされています。
iPhoneやPCといった電子機器は、新しいモデルが発売されるたびに厚さが薄くなり、重さが軽量化される傾向がありますが、今回のバージョンアップの場合は傾向は軽量化ではなく、若干重さが増しています。Series4は、Series3よりも約2グラム程重いデザインになっていますが、実際に腕につけてみても、あまり違和感は感じられない程の重さとなっています。
画面が大きくなった
Apple Watch Series3とSeries4の画面の大きさを比べてみると、Series3の画面の大きさはは「42mmケース」の場合は「740m㎡」、「38mmケース」の場合は「563m㎡」となっています。対してSeries4の画面の大きさは「44mmケース」の場合は「977m㎡」、「40mmケース」の場合は「759m㎡」となっています。どちらのケースをとっても、Series4がSeries3よりも画面が大きくデザインされています。
画面が大きくデザインされているApple Watch Series4は、画面が大きい分、タッチ操作がしやすいと評判です。Apple Watch Series3の「42mmケース(小さいほうのサイズ)」では、画面がコンパクトで身につけやすい反面、画面をタッチするには小さく、タッチの誤操作が多いため思い通りの操作ができないユーザーの方がたくさんいました。
より大きい画面で、操作のしやすさを重視したい場合は、Apple Watch Series4がおすすめです。
Apple Watch Series3とSeries4のデザインの違いを比較
次に、Apple Watch Series3とSeries4のデザインの違いを比較していきます。
丸みを帯びたデザインになった
Apple Watch Series3とSeries4のデザインの違いを比べてみると、Series4の方がより丸みを帯びたデザインになっています。
Apple Watchのディスプレイが角丸になり、ケースいっぱいに画面が広がったことでデザインもより丸みを帯びたデザインになりました。画面をケースの限界まで表示できるようになり、時計の文字盤デザインが生えるようなApple Watchになっています。
ゴールドが追加された
Apple Watch Series3とSeries4のデザインの違いを比べてみると、Series4にゴールドが追加されました。Series3のカラーバリエーションは、シルバーとスペースグレイのみとなっていますが、新しく発売されたSeries4のカラーバリエーションでは、既存のシルバーとスペースグレイに加え、ゴールドが追加されました。ゴールド好きな方には朗報です。
ステンレススチールケースが追加された
Apple Watch Series3とSeries4のデザインの違いを比べてみると、ケース素材を選ぶ際、ステンレススチール、またはアルミニウムのどちらかを選べるようになりました。これまではアルミニウム素材のみで、選択の余地はありませんですたが、Series4から新しくステンレススチールケースが素材として追加されました。
トレーニングやスポーツのお供としてApple Watchを使用している場合はアルミニウム製のケースで問題ないのですが、普段使い用の時計としてApple Watchを使用している場合、アルミニウム製は若干安い見た目になってしまうため、ステンレススチールケースがおすすめです。
余談ですが、現在はAppleストアで購入可能なステンレス製の純正バンドが何種類か発売されています。Apple Watch Series3のままでステンレス製に変えたいという場合は、安価に手に入れられるステンレス製のバンドがおすすめです。
Apple Watch Series3とSeries4のスペックの違いを比較
次に、Apple Watch Series3とSeries4のスペックの違いを比較していきます。
CPUの性能があがった
Apple Watch Series3とSeries4のスペックの違いを比べてみると、Apple Watch Series4はSeries3よりもCPUの性能があがり、スペックが改善しました。Apple Watch Series4は「64ビットデュアルコアS4プロセッサ」が搭載されており、Apple Watch Series3と比較すると「最大2倍」CPUが高速化されています。
従来のApple Watch Series3の「32ビット」から「64ビット」にCPUの性能があがったことで、Apple Watchの基礎部分のスペックが大きく改善され、情報処理速度が大幅に改善されている可能性が高いです。
「S3プロセッサ」を搭載していた従来のApple Watch3でもスペックに問題はなく、快適に使えましたが、ランニングやトレーニングの際にワークアウトアプリを使っていると、突然Apple Watchが固まり動かなくなるという不具合があったようです。Apple Watch4は「S4プロセッサ」が搭載されているので、Apple Watchの操作速度が全体的に向上している可能性が大変高いです。
ストレージ容量は16Gのみ
Apple Watch Series3とSeries4のスペックの違いを比べてみると、Apple Watch Series4はSeries3よりもストレージの容量が増え、スペックがあがりました。Apple Watch3のストレージ容量は、セルラーモデルのみ「16GB」で、GPSモデルは「8GB」でした。
対して、新しく発売されたApple Watch4の場合、ストレージ容量はセルラーモデルとGPSモデルの両方で「16GB」が実現し、従来よりも多くの写真や音楽をApple Watchにダウンロードし、外出先のオフラインの時でもダウンロードしたコンテンツを楽しめるようになりました。
単純計算で、Apple Watch3のGPSモデル「8GB」の2倍なので、これまでよりも容量を気にすることなくコンテンツをダウンロードできるようになります。
Apple Watch Series3とSeries4の性能の違いを比較
次に、Apple Watch Series3とSeries4の性能の違いを比較していきます。
電気心拍センサーが追加された
Apple Watch Series3とSeries4の性能の違いを比べてみると、Apple Watch Series4には電気心拍センサーが追加されました。
この電気心拍センサー性能がApple Watch4に追加されたことで心電図の計測を気軽に行えるようになります。日常で心電図を計測することで不整脈が検知でき、日本人の死因の上位にランクインする脳梗塞や心筋梗塞といった突然の病を事前に防ぐ大変便利な健康管理ツールになることが期待されます。
電気心拍センサーがApple Watch4に追加され、機能上では心電図の計測が可能になってはいますが、残念ながら現段階では、日本で心電図計測はできないようになっています。計測できない原因ははっきりと後悔はされていませんが、認証の問題、または日本の医療業界からのストップがかかっている可能性があるといわれています。
転倒検出機能が追加された
Apple Watch Series3とSeries4の性能の違いを比べてみると、Apple Watch Series4には転倒検出機能が追加されました。
新しくApple Watch Series4に「ジャイロセンサー」と「加速度センサー」という2種類のセンサーを搭載することで、Apple Watchを身につけているユーザーが万が一転倒してしまった場合、異常を検知できるようになり、SOSアプリを起動して医療機関等に緊急連絡ができるようになりました。新しく搭載された「ジャイロセンサー」と「加速度センサー」という2種類の最新センサーを組み合わせたことで実現した最先端機能と言われています。
ワークアウト自動検出機能が追加された
Apple Watch Series3とSeries4の性能の違いを比べてみると、Apple Watch Series4にはワークアウト自動検出機能が追加されました。
新しく発売されたApple Watch4は、ユーザーがトレーニングやランニングを始めたことを感知すると、自動的にダウンロードされているワークアウトアプリを起動し、ワークアウト情報が通知される機能が搭載されました。
このワークアウト自動検出機能には、ワークアウト情報の通知後にワークアウトアプリを起動すると、過去にカウントされていたトレーニングデータも加算されていくという便利な機能もあります。わざわざ手動でワークアウトレコードを追加しなくても済むため、これは大変便利な機能です。
せっかくApple Watchをつけてワークアウトやランニングをしても、Apple Watchのワークアウトアプリを起動し忘れデータをカウントし損なう場合がよくあります。Apple Watch4のワークアウト自動検出機能なら、データのカウント忘れがなくなりそうです。
Apple Watch Series3とSeries4の価格の違いを比較
次に、Apple Watch Series3とSeries4の価格の違いを比較していきます。
1万円以上の差がある
Apple Watch Series3とSeries4の価格の違いを比べてみると、Apple Watch Series3とSeries4には1万円以上の差があります。
Apple Watch Series3の場合、「GPS + Cellular」の金額は42,800円(税別)、「GPS」の金額は31,800円(税別)となっています。
対してApple Watch Series4の場合、「GPS + Cellular」の金額は56,800円(税別)、「GPS」の金額は45,800円(税別)となっています。
金額を比較すると、Apple Watch Series4とApple Watch Series3の価格差は「GPS + Cellular」と「GPS」両方のモデルどちらも14,000円です。この価格差をどのように感じるかは、ユーザー一人一人によって変わってきます。
Apple Watch Series4に追加された機能や改善された点が魅力的であれば、この金額差は特に気になりませんが、Apple Watch初購入で、とにかく購入費用を安く抑えたい場合はこの金額差は大きく感じます。購入する場合は、価格とスペックを考えて購入しましょう。
Apple Watch Series3とSeries4の違いを比較して選ぼう
この記事では、Apple Watch Series3とSeries4の違いを、サイズ、デザイン、スペック、性能、そして金額というポイントに注目して比較してきました。Apple Watchの購入を検討、または買い替えを検討している場合は、Apple Watch Series3とSeries4の違いを比較して選ぶようにしましょう。