Windows7/8.1のサポート終了後の延長期限は?Window10へ無料移行方法も解説!

Windows7と8.1のサポート期限の終了が迫っていますが、サポート期間を延長することもできるというのは本当なのでしょうか。この記事ではWindows7のサポート期限についての詳細と、Windows10への移行方法についてお伝えします。

目次

  1. 1Windows7と8.1のサポート期限はいつまで?
  2. Windows7のサポート期限について
  3. Windows8.1のサポート期限について
  4. Windows7と8.1のサポート期間延長とは?
  5. サポート終了後のパソコンの機能とは?
  6. 2サポート期限終了したWindows7を使い続けるデメリットとは?
  7. Windowsアップデートがされなくなる
  8. 使える周辺機器やソフトがなくなる
  9. 3サポート期間終了のWindows7からWindows10にアップグレードしよう!
  10. アップグレードのメリットとは?
  11. 4サポート期間終了のWindows7からWindows10にアップグレードする方法とは?
  12. 無償移行期間はすでに終了
  13. アップグレード方法にはいくつか方法が!
  14. Windows7から10への移行での注意点とは?
  15. 5買い替えで不要になったPCのおすすめ活用法とは?
  16. 6Windows7のサポート期間終了に備えて準備を始めよう!

Windows7と8.1のサポート期限はいつまで?

Windows7のサポート期間があとわずかで終了するということで、まだWindows10に乗り換えていない人がどのように対策を取ればいいのか問題になっています。Windows10がリリースされてすでに5年近く経ちましたが、現在使われているWindowsのOSの3割以上がいまだにWindows7です。

この記事では気になるWindows7と、現在もサポート対象となっているWindows8.1のサポート期間について詳しく見ていきましょう。

Windows7のサポート期限について

まずはWindows7のサポート期間についてみていきましょう。

サポート期間にはMicrosoftが定めるメインストリームサポート期間と延長サポート期間があります。メインストリームサポートというのは、Windowsを発売してからセキュリティ更新プログラムや仕様変更など、OSの保守点検のサポートをMicrosoftが担う期間で、通常はOSの発売から5年間がメインストリームサポートの期間となります。

メインストリームサポートの期間が終了したら、仕様変更などのサポートは終了しますがセキュリティ更新プログラムはさらに5年間提供されます。それが延長サポート期間になります。Windows7のメインストリームサポート期間と延長サポート期間は次のようになります。

メインストリームサポート

Windows7は2009年に発売されました。そこから最低5年間のメインストリームサポート期間ということで、2015年1月までメインストリームサポートが行われていました。現在はメインストリームのサポートは終了して延長サポートの期間に入っています。

延長サポート

Windows7の延長サポートの期間は2020年1月14日までです。2020年1月15日移行はセキュリティ更新プログラムが提供されなくなります。

Windows8.1のサポート期限について

Windows7の後継であったにも関わらず、あまり評判が良くなかったWindows8.1ですが、現在でも4%ほどのOSのシェア率があります。100台のPCがあれば4台はWindows8.1を使っているわけです。Windows8.1のサポート期間はいつまでなのでしょうか。

メインストリームサポート

Windows8.1が提供されたのは2013年11月でした。メインストリームのサポートは2018年1月に終了しています。すでにWindows8.1も延長サポートに入っているのです。

延長サポート

一番気になるのがWindows8.1の延長サポートの期間です。Windows8.1の延長サポートの期限は2023年1月10日になっています。Windows7と違ってまだまだ余裕はあると思っている人もいるようですが、気を抜いているとあっという間に、Windows8.1も延長サポートの終了期限が来てしまいます。対策は早めにとっておきましょう。

Windows7と8.1のサポート期間延長とは?

2019年現在も3割以上のOSがWindows7であり、2020年までにすべてのOSがWindows10に変更されない可能性もあるということで、2023年まで有料でWindows7の「Windows 7 延長セキュリティ更新プログラム(ESU)」を法人に向けて提供することにしました。有料のWindows 7のESUとはどんなものなのでしょうか。

期間延長でサポートされる内容

Windows7のESUで受けられるサポートの対象となるPCは、Windows7の企業ライセンスを持っているユーザーに限られます。端末1台ずつの契約となり、2023年のESU終了時までWindows7を対象としたセキュリティ更新プログラムが提供されます

費用について

Windows7を持っている人が気になるのが、ESUの費用です。延長プログラムは有料のアドオンとして提供されますが、現在公表されている価格は次の通りです。

・1年目(2020年1月から2021年1月)25ドル(2800円程度)
・2年目(2021年1月から2022年1月)50ドル(5600円程度)
・3年目(2022年1月から2023年1月)100ドル(11200円程度)

端末1台だけと考えるとそれほど負担になる金額ではありませんが、企業で大量のPCを抱えている場合には、費用負担も大きくなります。端末の台数が多い場合の割引などもあるかどうかは現時点でははっきりしません。

ESUへお金を掛けるべきか、Windows10へのアップグレードを考えるべきか、あと残り1年を切った現在考えるべき時に来ているといえるでしょう

サポート終了後のパソコンの機能とは?

Windows Updateによるサポートが終了した後のパソコンの機能というのはどうなるのでしょうか。Microsoftからのセキュリティ更新プログラムが提供されなくなるだけで、ネットサーフィンをしたり、メールや文章作成したり、プログラムを作成したりといったパソコンとしての機能が失われるわけではありません

2014年にサポートの提供が完全に終了したWindows XPを2019年になっても使い続けている人も実はいます。セキュリティ面での不安はあったとしても、ウイルス感染などの被害がなければ、そのまま使い続けることはできます。

しかし、サポートが終了したOSはセキュリティ面での強化が行われなくなり、トラブルがあってもサポートも受けられなくなります。やがて使えなくなり、そのパソコンやパソコンに残したデータは使うことができなくなります。早めの対処を考えたほうがいいでしょう。

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この記事のライター
K.C
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