2019年04月06日更新
Windows10評価版(試用版)をダウンロード!体験期間を延長して使い続ける方法も解説!
Microsoftでは、Windows10の評価版(試用版)を配布しており、お使いのパソコンでもWindows10のOSを無料で試すことができます。今回はWindows10の評価版を長く使えるように延長する方法を解説します。
目次
Windows10の評価版(試用版)とは?
Windows10のOSが搭載されているパソコンを使っていない方で、Windows10のOSのパソコンを購入することを検討している場合は、必見です。実はWindows10のOSというのは、Microsoftが評価版(試用版)として配布しています。いきなり購入することなく事前にどのようなOSなのかを試用することができますので非常に便利です。
評価版(試用版)は、ISOとしてダウンロードすることができれば、自由にWindows10を導入することが可能です。詳しいダウンロード方法は後程紹介します。評価版はあくまでも実際に使ってみてどのような感じかを体験する目的で配布されているため、メインのOSとして使用するのには向いていません。
Windows10 Enterprise
Windows10の評価版は、Windows10のOSとは名称が区別されています。一般的には、Windows10 Enterpriseという名称で区別されています。OSの名称は区別されてはいますが、通常のWindows10のOSと仕組みはほぼ変わりません。一気にOSを変えてしまうよりも、このようにWindows10には試用版があるのは嬉しいサービスです。
Windows8.1を使っている場合は、Windows10に変化することで、表示されなくなったり、設定や表示方法が大幅に異なる部分が出てきます。それらに適応できるようにするためにもパソコンの操作に慣れていない方は、一度Windows10 Enterpriseをダウンロードしましょう。
無料で体験できる期間
試用版であるWindows10 Enterpriseには、OSが使用できる期間に制限が設定されています。これは正規品であるWindows10のOSと区別するためでもあります。Windows10 Enterpriseをパソコン7にダウンロードして使用開始してから、無料で体験できる期間は90日間とされています。これを過ぎてしまうと、機能に制限がかかります。
しかし、もう少しWindows10 Enterpriseを体験したい場合には、ある手順を踏むことで延長させて楽しむことができます。延長させている間は、機能が制限されることはありませんので、通常通り体験版を使用することができます。延長方法は後程解説していきます。
Windows10の評価版(試用版)をダウンロードしよう
Windows10のOSをすぐに体験してみたいという方は、早速Windows10 Enterpriseをお使いのパソコンにダウンロードしていきましょう。ここからはWindows10の評価版であるWindows Enterpriseをダウンロード、インストールする方法を解説します。この手順はそれほど難しいものではありませんのでどなたでもダウンロードができます。
ただし、Windows10 Enterpriseをダウンロードする前に確認しておきたいことがあります。それは、お使いのPCのOSです。Windows10 EnterriseはWindows8.1のOSで動作するパソコンでなければ導入することができません。そのためお使いのPCがそれよりも前のOSをサポートするものである場合は評価版を使用することができません。
評価版(試用版)をダウンロードする方法
注意点を確認しましたら、評価版のダウンロードに早速入りましょう。まずはMicrosoftの評価版配布ページにアクセスする必要があります。下記にリンクを張っておきますのでそちらからアクセスすると便利です。Windows Evaluation CenterのページにアクセスできましたらWindows10 Enterpriseの項目を探してください。
Windowsa10 Enterpriseが見つかりましたらそれをクリックしてください。「評価を開始する」の項目がありますのでそれを見つけクリックしてください。「ISO - Enterprise」を選択し次へ進めてください。次の画面では、氏名や会社名、メールアドレスや国名を入力してください。入力が完了しましたら次のページに進みます。
次のページに進めましたら、「ダウンロード」をクリックすることでお使いのPCにWindows10 Enterpriseが保存されます。インストールしてWindows10の操作感などを楽しみましょう。
Windows10の評価版(試用版)の体験期間を延長できる?
先ほどWindows10 Enterpriseの仕様には体験期間があると記載しました。ここからはその体験期間と制限について説明していきます。こちらはWindows10 Enterpriseをパソコンにダウンロードしたら確認しておきたい項目です。まず体験期間が終了しても、延長させることができます。使いこなさないうちに期間が終了した場合は延長をしましょう。
体験期間が終わるとどうなる?
体験期間は90日とされていますが、体験期間が終わると使用ができなくなってしまいます。この場合は延長されることで通常通りの体験版に戻ります。Windows10 Enterpriseは、延長することが可能ですがあくまでも評価版ですので、その延長にも限度が設定されています。延長とはいってもライセンス認証までの猶予期間ということになります。
Windows10 Enterpriseを使い続ける中で、延長は何回出来るのかを確認することができますので次で紹介します。延長回数の確認方法は、若干難易度が上がりますが、一度覚えてしまえばそれほど難しい設定でもありません。安心して行いましょう。
延長できる回数を確認する
Windows10 Enterpriseの体験期間を延長する回数を確認するにはコマンドプロンプトを起動させてそちらから入力をするという手順になります。まずはコマンドプロンプトを表示させます。Cortanaの検索枠に「cmd」と入力すると素早く呼び出すことができます。入力するコマンドは「slmgr -dlv」となります。残りのリセット回数が表示されます。
コマンドプロンプトに上記のコマンドを入力することで「残りのWindows猶予期限リセット可能回数」として表示されるようになります。この部分に記載されている数字が使い続けることができるWindows10 Enterpriseの延長回数になります。使い続け、延長する度にこの数字が減るような仕組みになっています。0になれば延長は不可能です。
Windows10の評価版(試用版)の体験期間を延長して使い続ける
残りの延長回数を把握することができましたらWinsows10 Enterpriseを使い続けるために延長していきましょう。ただし、残りの回数が0だった場合には無料で使い続けることは不可能です。この場合はOSを正規購入することになります。延長をするには、先ほどと同じくコントロールパネルの画面を表示させてください。ここにコマンドを入力します。
評価版の体験期間を延長する方法
コントロールパネルで入力するコマンドは「slmgr -rearm」です。コマンドを実行すると、パソコンを1度再起動する必要があります。「コマンドは正常に完了しました」という画面で「OK」をクリックして再起動させてください。再起動させると90日間のライセンスが復活します。再起動まで済んでしまえばまた90日間使い続けることができます。
最大で270日体験できる
ただし、先ほども触れましたが無料で延長するのにも限度があります。基本的には90日の体験を終えた後無料で延長して最大で270日使い続けることが可能です。現時点での延長制限ですので、仕様の変更などによっては、延長期間が変更になる可能性もあります。その点には注意したうえでWindows10 Enterpriseを楽しんでください。
ただし、延長は毎回期間が終了に近づくたびにご自身で行う必要があります。そのタイミングでもう一度コマンドプロンプトを立ち上げて再起動させる必要があります。ですのでコマンドをメモ帳など、どこかにわかりやすくメモをしておくと次回の延長時に便利です。
Windows10の評価版(試用版)を体験してみよう!
Windows10の評価版では、実際にパソコンにインストールさせて操作を体験することができます。90日間の期限が過ぎても延長することで無料でさらに使い続けることができます。OSの購入を検討しているという方は、まず無料の評価版を試してから購入することをお勧めします。