再インストール後の「Windowsはライセンス認証されていません」の対処法!

WindowsPCを使用していて「Windowsはライセンス認証されていません」という表示が出た経験をした方も多いと思います。今回の記事ではWindows10のライセンス認証の仕組みや、ライセンス認証の通知が出た場合の対処方法を詳しく解説します。

目次

  1. 1Windowsのライセンス認証とは?
  2. Windows10を再インストール・ハードウェアを変更したりすると表示される
  3. 自作パソコンはWindowsのライセンス認証が必要
  4. 2「Windowsはライセンス認証されていません」と表示された場合の対処法
  5. Windowsのライセンス認証手順
  6. 3Windowsのライセンス認証を設定しないとどうなる?
  7. 4「Windowsはライセンス認証されていません」と表示された場合は落ち着いて対処しよう

Windowsのライセンス認証とは?

WindowsなどのPCソフトは『ライセンス』で管理されています。『ライセンス』とは『ソフトウェアを使用する権利』の事を指します。

PCソフトの所有権は開発者(販売者)にあり、皆さんが店頭やネットで購入したパッケージ版・ダウンロード版のソフトウェアは『使用する権利』だけを購入してる事になります。その為、Windows10もライセンス購入後にMicrosoftに『ライセンス認証』をしてもらう必要があります。

Windows10以前のバージョンでは、OSをそのままの状態で大幅なハードウェアの変更を行うと、OSが起動しなくなる場合がありました。またOS起動後には、電話でのライセンス認証作業が必要でした。しかしWindows10からは、『Microsoftアカウント』を作成してWindows10のライセンスと紐付けする事で、ライセンス認証ができるようになりました。

Windows10を再インストール・ハードウェアを変更したりすると表示される

Windows10のライセンス認証は、インストールするPCのシステム構成に紐付きます。メーカー製のPC(東芝・富士通など)にはあらかじめWindows10がOEM版としてプリインストールされています。OEM版そのPCのみにライセンスされています。

初期化の作業などによりWindows10を再インストールする事ができても、別のPCにWindows10を再インストールする事はできません。メーカー製PCをメーカーに修理に出してCPU・マザーボードなどの主要のパーツ交換が行われた場合は、メーカー側がライセンス認証の作業までを行ってユーザーに返却します。
 

自作パソコンはWindowsのライセンス認証が必要

PCを自作する場合、CPU・マザーボード・メモリなどと合わせてWindows10購入してインストールする必要があります。その為に、Windows10のライセンス認証作業必要になります。またWindows10には『パッケージ版』と『DSP版』が存在します。それぞれにメリット・デメリットがあります。

Windows10【パッケージ版】

Windows10で一般的なのが、この『パッケージ版』です。パッケージにUSBメモリのインストールメディアが同梱されています。DSP版に比べて価格は高めですが、どのPCにでもインストールできます。PCを新しく自作した際にも使用する事ができます。また、Microsoftストアや各ECサイトからダウンロード版を購入する事もできます。

各ECサイトでも販売されています。Microsoftストアよりも安い価格で販売されている物もあります。

Windows10【DSP版】

DSP版とは『Delivery Service Partner』の略で、PC用組込パーツとセットになったライセンスです。メリットとしては、パッケージ版より価格が安い点です。2019年5月現在、ネット価格をパッケージ版と比較すると3,000円前後の差があります。

しかし、パーツとセットになったライセンスなので、DSP版と同時に購入したパーツが組み込まれていないパソコンでは使えません。また、セット販売されたPCパーツが故障して使えなくなってしまった場合も、Windows10が使用できなくなります。購入前には充分検討して選択してください。

「Windowsはライセンス認証されていません」と表示された場合の対処法

Windowsのライセンス認証手順

『Windowsはライセンス認証されていません』と表示された場合、ライセンスの認証作業を行いましょう。Windows10の『スタートメニュー』から『設定』を選択します。

Windowsの設定』が開きますので、各項目の中から『更新とセキュリティ』を選択します。

ここで左側の各項目の中から、(1)の『ライセンス認証』を選択します。右側(2)にお使いのPCの現在の状況が表示されますので、必要に応じてライセンス認証を実施します。

購入時に発行されているプロダクトキーも準備しておきましょう。プロダクトキーは25桁の組み合わせで【XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX】という表記でパッケージに記載されています。

こちらがWindows10のライセンス認証が完了した状態の画面です。

Windowsのライセンス認証を設定しないとどうなる?

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この記事のライター
ヤマコ

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