Twitterが2006年7月にサービスを開始してから既に10年以上の月日が流れ、最初期からTwitterユーザーはもちろん、後から参加したユーザーも過去のツイートが溜まりに溜まっているでしょう。今回は、月日を遡り過去のツイートを確かめる方法をお教えします。
しばらく、あるいは長年Twitterを続けていると、誰しもが自分の過去のツイートやリプライ、フォローアカウントの昔のツイートや回ってきたはずの懐かしいリツイートを読み直したくなることがあります。
それとは逆に、忘れてしまいたい昔のツイートや葬り去りたい過去のツイートが、他人の手で掘り返されてのでは、という不安を感じることもあるはずです。
それでは実際に自分の過去のツイートや他人の昔のツイートを過去ログから検索できるのか、できるとしてそれはいつ頃まで遡ることが可能なのか、といったことについて説明いたします。
Twitter社は、過去のツイートを遡る限界は最新の3200件までと公表しています。1日10件ツイートしていたとして11ヶ月弱までは遡ることができるのです。これについては多くの人が思ったより少ないと感じることでしょう。
ただしTwitter社がデータを開放しなくとも、それ以前のデータは残っています。それにインターネット上のどこかには、他人にも見られる形で過去ログが残っているかもしれません。それが嬉しいことなのか悲しいことなのかは、受け取る人によって変わってくるでしょう。
ではTwitter社に蓄えられた過去ログから、自分の見つけたあなたの、もしくは他人の過去のツイートを検索するにはどんな方法があるのでしょうか?
Twitterで複雑な検索をするには、コマンドという書式を使います。今回はあなたの過去のツイートを検索するので、検索窓にツイートの発言アカウントを絞るコマンドと期間を絞るためのコマンドを入力します。
まず発言アカウントを絞るには「from:ユーザー名」と入力します。
さらに期間を指定するために、「いつから」なら「since:yyyy-mm-dd」、「いつまで」なら「until:yyyy-mm-dd」(yyyyは年、mmは月、ddは日)を加えて検索します。
たとえば2018年の正月三が日に、自分がどんなに浮かれたツイートを投稿していたかを知りたければ、「from:あなたのユーザー名 since:2018-01-01 until:2018-01-03」で検索すればいいわけです。
あなたが自分の過去ログを頻繁に検索するたちでしたら、年月日以外の「from:あなたのユーザー名 since: until:」の文字列を「かころぐ」などと言ったわかりやすい読みで単語登録します。そうすれば、過去ログを検索したくなるたびに登録単語を呼び出し、日付を入力するだけで簡単に昔のツイートを発掘できます。
ただし、あなたのユーザー名に対しては他人も同じ操作が可能なことは忘れないでください。
なおTwitterの検索コマンドには他にも便利なものがたくさんありますので、以下のリンクを参照してください。
あなたのTwitterの過去ログは「Twitterデータ」という形で保存されています。このデータは機械用のデータなので、そのままではあなたが過去のツイートを確認できません。
「Twitterデータ」については、また後ほど章を立てて詳しくお伝えします。
「公式Twitterから期間を指定して検索する」でお伝えしたように、アプリやブラウザからの過去ログ検索はなかなか面倒なものです。そこでオススメするのが外部サービスの利用です。
代表的な外部サービス3点を紹介します。
過去のツイートといってもごく最近のツイートでよければ、ログインなしで最新の100件のツイートを検索する「twilog」が最も手軽です。加えて、あなたのTwitterユーザー名でアプリ連携すれば、自分の3200件のツイートをすべて遡ることが可能です。
スマホからでもPCからでも、ほぼ同じ操作が可能です。
twilogにアクセスすると水色の背景部分にTwitterのユーザー名を記入する欄があります。ここにあなたの、もしくは調べたいユーザー名を入力します。
そのユーザーがtwilogに登録してなければ最新100件の、もし登録していれば3200件の過去ツイートまで遡ることが可能です。
ツイートの一覧の右側には日付が並んでおり、そこから自由に昔のツイートを調べられます。
検索相手が登録ユーザーであれば、カレンダー形式や月ごとのアーカイブ形式で過去ログを遡ることも可能です。
もちろん過去ログのツイートは、さらにツイートに含まれる単語でも絞り込めます。
twilogは登録しなくても気軽に使え、登録すればさらに便利になる嬉しいサービスです。ただし登録してアプリ連携すると、あなたのツイートは他人にも3200件が検索されることは覚悟してください。
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