Xの鍵垢設定の手順!鍵垢を見る方法やダイレクトメッセージ(DM)の使い方も解説!
Xでできるだけポストの拡散を最小限に抑えるための手段として、鍵垢にする方法があります。この記事では、Xの鍵垢とはどういった特徴や、どのように設定すれば良いのか、鍵垢にした後のトラブルへの対処法などについて解説します。
目次
Xの鍵垢とは?
Xでは些細なポストが思わぬ方向へ拡散されてしまい、アカウントが炎上してしまうことが度々起こります。自分ではちょっとした冗談のつもりでポスト内容が、自分とは違う考えの人の反感を買ってしまうと、思わぬ炎上を招いてしまうのです。
こうした炎上を未然に防ぐ方法として推奨されているやり方に、Xアカウントを鍵垢にする方法があります。この記事では、Xの鍵垢の特徴と、設定方法について詳しく解説します。
鍵垢とは非公開アカウントのこと
Xの鍵垢とは、非公開アカウントのことです。Xではすべての人にポストが公開される「全体公開」と、限られた人にだけ公開される「非公開アカウント」があります。Facebookなどの他のSNSでは、非公開アカウントというと自分だけしか見られない設定になります。
しかし、Xには自分だけが見られるアカウントの設定方法はありません。非公開アカウントである鍵垢には次のような特徴があります。
フォロワーしかポストを見られなくなる
Xの鍵垢である非公開アカウントの最大の特徴は、自分のアカウントをフォローしてくれているフォロワーしかポストを見られなくなることです。このため限られた人しか情報が届かなくなるので、拡散による炎上の危険性がかなり低くなります。
鍵垢のフォローには承認が必要
また、鍵垢に設定されたアカウントをフォローするためには、アカウントの所有者の承認が必要になります。フォローリクエストを送信して、承認されなければフォローしてポストを見ることができません。
アカウントの所有者は、自分が承認した人にだけポストを公開することができるので、炎上リスクを軽減できます。ただし、鍵垢にする前のフォロワーをブロック以外で外すことはできません。
鍵垢のポストはリポストできない
鍵垢にすると炎上リスクを大幅に下げられる理由は、鍵垢のポストはリポストできない点にあります。他のSNSに比べてXが炎上しやすいのは、リポスト機能によって他の人のポストを簡単に自分のアカウントで紹介できるからです。
鍵垢にすることでリポストされなくなるので、ポストが急速に拡散して炎上する危険性を大幅に減少をさせることができます。ただし、画面をスクショされて拡散されてしまう可能性があるので、鍵垢にしてもXの使い方そのものには気をつけましょう。
鍵垢のポストは検索に表示されない
Xアカウントを鍵垢に設定すると、ポストの内容は検索結果に表示されなくなります。これにより、ポストの内容が検索結果から見られなくなるので、炎上のネタなどを探している人の目にも留まらずに済みます。
ただし、鍵垢にしていてもユーザー名は検索結果に表示されるため、完全にXの検索結果に表示されなくなるためには、アカウントを削除するしかありません。
鍵垢からはフォロワーしかリプライできない
上記のように鍵垢にすると炎上のリスクを軽減できますが、デメリットも存在します。その一つに、アカウントをフォローしてくれている人に対してしかリプライができなくなる点です。
Xのメリットとして、気になる人や有名人に対して気軽にリプライで話しかけられる点があります。しかし、鍵垢に設定してしまうと、自分のアカウントをフローしていない人に対しては、リプライができなくなります。
リプライを送りたい場合には、フォローリクエストを送って相手にフォローしてもらう必要があります。
DMは設定によってはフォロワー以外の人からも受け取れる
ただし、ダイレクトメッセージ(DM)は誰からでも受け取れるように設定すれば受け取れるようになります。鍵垢にしてしまったからといって、DMでもフォロワー以外の人とやりとりできなくなるわけではありません。DMを誰からでも受け取れるようにする設定方法については後述します。
自分のXアカウントを鍵垢に設定する方法
自分のXアカウントを鍵垢に設定するやり方を解説します。
スマホでの設定のやり方
スマホのXアプリでの鍵垢の設定方法は次の通りです。
アプリを開いたら、画面を左にスワイプし、「設定とプライバシー」
をタップします。
「プライバシーと安全」をタップします。
「オーディエンスとタグ付け」をタップします。
「ポストを非公開にする」をオンにします。するとXのアカウントが鍵垢になります。
自分のアカウント名の横に鍵マークが付いていれば鍵垢に設定されています。
PCでの設定のやり方
PCでの設定方法を解説します。ブラウザでXを開いてログインします。
左ペインの「もっと見る」をクリックします。
「設定とプライバシー」をクリックします。
「プライバシーと安全」をクリックして、「オーディエンスとタグ付け」に入ります。
「ポストを非公開にする」にチェックを入れると、Xアカウントを鍵垢にできます。トップに戻り、自分のアカウント名の横に鍵マークが付いていれば、鍵垢に設定されています。
鍵垢にしてもDMを受け取れるようにする方法
鍵垢にしても、フォロワー以外の人からDMを受け取れるようにする方法を解説します。
鍵垢を設定したときと同じ手順で「設定とプライバシー」>「プライバシーとセキュリティ」へ進み「ダイレクトメッセージ」をクリックします。
「メッセージリクエストを許可するアカウント」の項目で「全員」をオンにします。すると、鍵垢でもフォロワー以外のアカウントからのDMを受け取れるようになります。
鍵垢のXを見る方法
鍵垢になっているTwitterアカウントのツイートを見たい場合には、フォローリクエストを送って承認してもらうしかありません。鍵垢にフォローリクエストを送る方法は、鍵垢に設定しているTwitterユーザーのページへ入り「フォロー」を押します。
するとそのユーザーにフォローリクエストが送られたことが通知されるので、承認されるのを待ちましょう。なお、鍵垢に設定している方が承認するかどうかはその人次第なので、承認されずにフォローできないこともあります。
鍵垢に設定したのにフォロワー以外の人に見られてしまうのはなぜか?
時々、Xを鍵垢にしてユーザー名の横に鍵のマークが表示されているにもかかわらず、フォロワー以外の人に自分のポストを見られているのではないかと心配になることがあります。フォロワー以外の人にポストを見られていると思われる原因と対処法について解説します。
Xにログインした状態で自分で検索すれば検索結果に表示される
鍵垢のポストは通常、検索結果に表示されることはありませんが、Xでキーワード検索をすると、自分のポストが表示されて見つかることがあります。これは、ログインした状態で検索している可能性があります。
鍵垢にしても、アカウントの持ち主であれば、自分のポストを見ることができます。そのため、自分のポストが検索結果に表示されても驚くことはありません。
連携アプリに問題がある
Xの機能を拡張したり、アカウント認証行うために、外部アプリと連携することがあります。外部アプリが原因で、鍵垢なのにフォロワー以外の人がポストを見られる状態になっている可能性があります。
連携しているアプリは「設定とプライバシー」>「セキュリティとアカウントアクセス」>「アプリとセッション」>「連携しているアプリ」から確認できます。疑わしいアプリが見つかった場合は、連携解錠した方がいいでしょう。
アカウントの乗っ取りにあっている
Xアカウントのパスワードが流出して、アカウントが乗っ取られてしまっている可能性もあります。もしアカウントの乗っ取られた場合は、まずはパスワードを変更したり、ログインに使っているメールアドレスの安全性を確認しましょう。また、連携しているアプリのパスワードも変更しましょう。
Xの鍵垢を上手に使おう!
この記事では、Xの鍵垢について詳しく解説しました。Xを鍵垢にすると、交流できる範囲が制限されるというデメリットもありますが、不必要な炎上を防ぐ効果はあります。また、限られた人とだけ交流したい場合には鍵垢にしておくとことで安心です。ぜひ、Xを利用する時には鍵垢での利用も検討してみてください。