非常に便利なパーソナル検索ですが、使用する状況によっては意図しない結果が表示される場合もあります。この機能を削除することはできないのでしょうか?パーソナル検索の機能を、使用する状況によって都合よく削除や無効化することで、検索目的に沿った結果を見出します。
Googleのパーソナル検索はと、パーソナライズド検索(Personalized Search)やパーソナライゼーションとも呼ばれているもので、Googleで導入されている検索機能の一つです。
それぞれのユーザー毎に異なる、ユーザーが一番求める検索条件や目的をくみ取ることで、そのユーザーが「一番求める検索結果」をカスタマイズして自動表示する機能が、Googleのパーソナル検索です。
このパーソナル検索の機能は、2005年6月から開始されたもので、いま現在、Googleで検索した際はパーソナライズされた結果(パーソナル検索)が表示されるようになっています。このことは、Googleで検索する人の数だけ、それぞれ異なるパーソナライズ(パーソナル検索)された検索結果が表示されてくるということです。
例えば、検索した地域やキーワードによるパーソナル検索は、以下のように函館で「ラーメン」と検索した場合、函館周辺のラーメン店に関する情報をパーソナライズし表示します。
パーソナル検索を行う際に、主に以下のデータから、そのユーザーが最も求める検索結果をパーソナライズし表示していると考えられます。
①検索しているユーザーの位置情報
②以前に検索したキーワード
③ソーシャルの利用状況
④過去に表示したサイトやクリックしたリンク
ということは、これらの情報を削除することができれば、パーソナル検索の動作を管理することができるということです。次に、検索履歴を削除する方法について説明します。
Googleで検索する度に、パソコンやスマートフォンに検索した履歴が残ります。この検索した履歴は自動的に削除されるものではありませんので、削除する場合には「履歴の削除」という動作を行う必要があります。それでは、Googleのパーソナル検索に関係し、かつ、非常に重要な箇所となるGoogleの検索履歴を削除する方法について説明します。
注意する点は、Googleアカウントでログインして連携している場合は、パソコンで履歴の削除を行うとそれと連携したスマートフォンの方の履歴も削除されてしまうということです。
連携した他のデバイスのパーソナル検索に影響を与えないようにするには、履歴の削除を行う前に、削除を行うデバイスのGoogleアカウントをログアウトしておく必要があります。削除してしまってからでは遅いので、履歴の削除前には、しっかり確認しておくほうがよいでしょう。
最初に、Googleアカウントでログインしていない場合の履歴の削除方法から説明します。まず、画面右上の赤い四角でかこった箇所をクリックし、開いたメニューの上のほうにある「履歴」を選択します。もうひとつ画面が開いてきますので、その画面の一番上の履歴を選択します。
ここで画面が切り替わり、履歴の一覧画面が表示されてきます。画面右の赤い四角の記号の箇所を選択すると、「履歴から削除」が表示されますので、これを選択すること
で、個別に履歴の削除を行うことが可能です。
また、個別の削除ではなく、一括して履歴の削除を行いたい場合には、同じ画面の今度は左側に「閲覧履歴データを削除する」を選択します。
削除範囲や条件を指定する画面が開いてきますので、ここで範囲指定を行い、「データを削除」を選択することで履歴が削除されます。
Googleアカウントでログインしている場合には、削除する手順が変わってきます。Googleアカウント(マイアクティビティ)から検索履歴を削除するには、まず、画面右上の赤い四角でかこった箇所をクリックし、開いたメニューの中の下のほうにある「設定」を選択します。すると下記画面のように画面が切り替わりますので、その中の「Googleアカウントの管理」を選択します。
画面が切り替わりますので、画面左上の「データとカスタマイズ」を選択します。切り替わった画面の、中ほどにある「ウェブとアプリのアクティビティ」を選択します。
切り替わった画面の、画面中ほどに表示される「履歴を管理」を選択します。
画面左上にある「アクティビティを削除する基準」を選択します。表示された画面にて、削除する条件や、削除する日付等を指定し、「削除」を選択することで最終的に削除されます。
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