iPhoneのGmailアプリの使い方！Gmailのオススメの設定は？

GmailアカウントはiPhoneのメールアプリでも利用することはできますが、Gmailアプリを利用することでGmailのラベル機能を利用できることが、最も大きなメリットです。プライベート、ビジネスともに、Gmailのラベル機能を利用してフォルダ管理すれば、メール管理が非常に簡単になります。

Gmailアプリには自動ウイルスチェック機能も搭載されているので、スパムメールやウイルス感染の可能性があるメールから保護してくれます。

また、iPhoneの機種変更後、非常に面倒なのがメールアプリの引き継ぎです。新しいiPhoneに機種変更しても、Gmailアプリを再インストールしログインするだけで、簡単にメールの引き継ぎができるのもGmailアプリの魅力の１つです。本記事冒頭の本章では、そんなGmailアプリをiPhoneにインストールする方法からご紹介していきます。

Gmailアカウントを持っていない方は、GmailアプリをiPhoneにインストールする前にGmailアカウントの新規登録が必要です。下記のGmailアカウント新規登録リンクにアクセスして、Gmailアカウントを作成してください。

上記のリンクにアクセスしたら、スクリーン右上に表示されている【ログイン】をクリックして下さい。

Googleアカウントのログイン画面が表示されます。メニューの中から【アカウントを作成】をクリックします。

Googleアカウントを作成するために、名前と任意のメールアドレス、及びパスワードの設定が必要です。必要事項を入力して【次へ】をクリックします。あとはGoogleで表示される指示に従って、Googleアカウントの新規登録を完了して下さい。

GoogleアカウントはGmailだけでなく、GoogleドライブやYouTubeなどのGoogleが提供するサービスすべてを一元管理することができます。

Googleアカウントの新規登録は以上です。次の章ではGmailアプリのインストール方法をご紹介します。

Google(Gmail)アカウントの新規作成が完了したら、Gmail公式アプリをお使いのiPhoneにインストールしてください。Gmail公式アプリは下記のリンクからインストール可能です。

上記のリンクにアクセスしたら【入手】をタップしてください。なおGmailアプリはiPhoneだけでなく、iPadにも対応しています。iPadユーザーの方も、ここで紹介した手順でGmailアプリをインストールすることができます。

Gmailアプリのダウンロード方法の解説は以上です。次の章ではGmailアプリのログイン方法をご紹介します。

GmailアプリをiPhoneにインストールしたら、Gmailアプリを起動し、先程新規作成したGmailアカウントの情報を入力してログインしてください。

Gmailアプリを起動したら【アカウントを追加】をタップして下さい。

【アカウントの追加】画面が表示されます。GmailアプリではGoogleアカウント以外のメールアドレスも登録することが可能です。ここではGoogleを選択します。

Gmailアプリの確認画面が表示されます。【続ける】をタップしてください。

Googleアカウントへのログイン画面が表示されます。先程新規登録したGmailアドレスを入力して【次へ】をタップします。

続いて先程設定したパスワードを入力して【次へ】をタップして下さい。

利用したいメールアドレスのスイッチをONにしてください。複数のGmailアカウントを登録した場合、アカウント画面でGmailアプリに表示するメールアカウントの切り替えができます。また複数のメールアカウントを有効化することも可能です。

Gmailアプリの新規ログイン方法の解説は以上です。次の章からGmailアプリの基本的な使い方をご紹介します。

iPhoneにGmailアプリをインストールしたら、早速Gmailアプリを利用してみてください。本章ではiPhoneのGmailアプリの使い方【メール編】をご紹介します。実際にiPhoneにインストールしたGmailアプリを操作しながら、本章で紹介するGmailアプリの使い方を読み進めてみてください。

Gmailで新規メールを作成する場合は、Gmailアプリトップ画面の右下に表示されている【新規メール】作成アイコンをタップして下さい。

新規メール作成画面が表示されます。【To】部分に宛先のメールアドレスを入力して下さい。【From】をタップすると、複数のメールアドレスをGmailアプリに登録してある場合、送信元のメールアドレスの変更が可能です。

【宛先メールアドレス】【件名】【メール本文】を入力したら、Gmail新規メール作成画面右上部分の【紙飛行機】アイコンをタップするとメールが送信されます。

Gmailアプリのメール作成画面では、パソコンのGmailと同様にファイルの添付が可能です。メールにファイルを添付する場合は、メール作成画面右上に表示されている【添付】アイコンをタップして、添付ファイルを選択して下さい。

受信メールしたメールに返信する場合は、受信メールを開いて画面左下部分にある【返信】アイコンをタップして下さい。

Gmailアプリでは、Gmailメールブラウザ版同様に署名を設定することが可能です。ビジネスにおいてメールの最下部に自分の名前や会社名などの情報を入力するのは常識です。Gmailには事前に署名を設定してくことで、自動で署名部分を反映させてくれるので利用してみてください。

Gmailアプリで署名を設定する手順は、Gmailアプリのトップ画面の左上部分にある【≡】アイコンをタップして下さい。

Gmailアプリのメニュー画面が表示されます。メニュー一覧の中から【設定】を選択して下さい。

Gmailアプリの設定画面が表示されます。【全般】項目の一覧から【署名設定】を選択して下さい。

【署名設定】画面が表示されます。【モバイル署名】のスイッチをONにしてから【署名を入力】の部分に署名を記載してください。住所や会社名、部署名、電話番号やメールアドレスなどの連絡を入力しておくと便利です。

また署名を表示したくない場合は、【モバイル署名】のスイッチをOFFにすると、署名は表示されません。

Gmailのアーカイブとは受信メールボックスのメールをゴミ箱フォルダに一時的に保管する機能だと考えてください。アーカイブするということは完全にメールを削除する訳ではなく、アーカイブしたメールは受信ボックスに復元することができるのです。

Gmailのメールを削除する場合は、アーカイブしたメールアドレスを開いて完全にGmailから削除することを指します。こうすることで間違って削除(アーカイブ)してしまったメールを保護する役目があるのです。

Gmailアプリで受信メールをアーカイブしたい場合は、受信メール一覧に表示されているメールをタップしたまま画面左側にスワイプしてください。メールの題名や宛先を確認しながらアーカイブしたい場合は、この方法が便利です。

または受信メール表示画面の上部にある【アーカイブ】アイコンをタップしてください。メール本文を確認しながらアーカイブしたい場合は、この方法が便利です。

Gmailにはラベル機能というものが搭載しています。Gmailでラベルを新規作成し、ラベルにメールアドレスやドメインを登録しておくと、自動でメールボックス内に仕分けしてくれる機能です。Gmailを仕事で毎日利用しているユーザーは、ラベル機能を使いこなすことで、圧倒的に仕事の効率を高めることが可能です。

注意しておきたポイントはGmailアプリからは、ラベルの新規作成ができません。ラベルの新規作成、パソコンからWeb用のGmailにアクセスして管理してください。ここではパソコン版のGmailで作成したラベルを、受信メールに設定する方法や使い方をご紹介します。

受信したメールにラベルを貼り付ける場合は、受信メール画面の右上の【・・・】アイコンをタップしてください。

表示されるメニュー一覧から【ラベルを変更】を選択します。

【ラベルを付ける】という画面が表示されます。ラベルを選択して画面右上の【レ点】をタップして下さい。

Gmailアプリではラベルの自動振り分けを設定することも可能です。Gmailアプリトップ画面の右上部分にある【≡】アイコンをタップして下さい。

Gmailアプリのメニュー一覧が表示されます。メニュー一覧の中から【設定】をタップします。

Gmailアプリで有効になっているGmailアドレスが表示されます。ラベルの自動振り分け設定をしたGmailアカウントを選択して下さい。

【設定】画面が表示されます。メニュー一覧の中から【ラベル】項目の【ラベルの設定】をタップしてください。

【ラベルの設定】ではGmailアカウントで管理しているタグ一覧が表示されます。自動振り分け設定をしたいラベルを選択して下さい。

自動振り分け設定をしたいラベルの選択が完了したら【追加】をタップして、振り分け条件の追加を行います。【名前】をタップするとラベルの名前の編集ができます。画面最下部の【〇〇を削除】をタップするとラベルを削除できます。

【from】の欄にメールアドレスを追加することで、追加したメールアドレスからメールを受信すると自動でラベル付け、及び振り分けがされます。【条件を追加】では【To(送信先メールアドレス】や【件名】など細かい振り分け設定が可能です。【含む】【含まない】それぞれキーワードを設定することで、ラベルの自動振り分けが可能となります。

Web版のGmailでラベルの設定方法や使い方を知りたい方は下記のリンクで、Gmailのラベル設定方法が詳しく紹介されているので、参考に設定をしてみてください。

Gmailのスターは重要メールの位置づけです。受信メールにスター付けをしておけば、重要なメールが過去の受信メールに埋もれてしまっても、すぐに見つけ出すことが可能となります。本章ではこのメールのスター機能の使い方をご紹介します。

受信したメールにスターを付ける方法は、受信メール一覧、及び受信メール本文画面で設定することが可能です。受信メール一覧からスターを付ける場合は、メールの件名横にある【スター】アイコンをタップして下さい。

受信メール本文画面からスターを付ける場合は、メールの件名横にある【スター】アイコンをタップして下さい。

Gmailアプリには未読メールのみを検索する方法があります。大量のメールを毎日受信するユーザーは、未読メールを見逃しがちです。本章の未読メールを検索する方法を覚えておけば、未読メールを見逃すことがなくなるので覚えておくことをおすすめします。

Gmailで未読メールのみを検索して表示する場合は、Gmailアプリの受信メール一覧画面の右上にある【検索】アイコンをタップして下さい。

検索ボックスに【is】と入力して下さい。検索コードが表示されるので【is:unlead】を選択して下さい。

未読メールのみ受信ボックスに表示されます。この検索コードには様々な種類があり、【検索演算子】とも呼ばれます。より詳しい検索コード(検索演算子)を確認したい方は、下記のリンクでGmailの検索コードが確認できます。

続いてGmailの受信メールの削除方法をご紹介します。受信メールを開いて画面上にある【ゴミ箱】アイコンをタップしてください。

誤って受信メールを削除してしまった場合、削除後数秒間はGmail画面下部に【元に戻す】というアイコンが表示されます。【元に戻す】をタップするとメールの削除がキャンセルできます。

削除したメールは30日間【ゴミ箱】フォルダに保存されます。期間内であれば、ゴミ箱フォルダ内の削除済みメールの確認、復元が可能です。

【ゴミ箱】フォルダへのアクセス方法は、Gmail画面左上の【≡】アイコンをタップし、表示されるメニュー一覧から【ゴミ箱】を選択して下さい。

【ゴミ箱】フォルダの【ゴミ箱を今すぐ空にする】をタップすると、ごみ箱フォルダ内のメールを一括で削除できます。

続いてiPhoneのGmailアプリの使い方～迷惑メール対策編～をご紹介します。Gmailのアカウントをしばらく利用していると、スパムメールなどの迷惑メールが受信されることがあります。迷惑メール対策を覚えておけば、Gmailを安全に利用することができるので覚えておくことをおすすめします。

Gmailアプリには迷惑メールを自動で振り分けてくれる機能があります。迷惑メールを確認したい場合は、Gmailアプリ画面左上の【≡】アイコンをタップして、表示されるメニュー一覧から【迷惑メール】を選択します。

受信したメールを迷惑メールフォルダに振り分ける場合は、メールを開き画面の右上の【・・・】アイコンをタップし、表示されるメニュー一覧から【迷惑メールとして報告】を選択して下さい。

迷惑メールフォルダに迷惑メールではないメールが振り分けられた場合、迷惑メール画面の右上にある【・・・】から【迷惑メールではない】を選択して下さい。次回より受信メールボックスに振り分けられます。

続いて本章ではiPhoneのGmailアプリの使い方～アカウント管理編～をご紹介します。Gmailは複数のアカウントを管理することができ、iPhoneの連絡先を同期することも可能です。

iPhoneの連絡先に登録してあるアドレスを利用したユーザーは、iPhoneの【設定】アプリを起動してください。

設定画面の下にスクロールして【Gmail】アプリを選択して下さい。

Gmailアプリの設定画面が表示されます。【Gmailにアクセスを許可】項目の最上部にある【連絡先】のスイッチをONにしてください。

これでiPhoneの連絡先に登録されているメールアドレスがGmailアプリと同期します。【To】欄に名前を入力するだけで宛先メールアドレスが追加されます。

Gmailアカウントを複数保有している方は、Gmailアプリ内でGmailアカウントを追加することで複数のアカウントでGmailを利用することができます。

複数のGmailアカウントを追加したい場合は、Gmailアプリの画面左上に表示されている【≡】アイコンを選択し、表示されているGmailアカウントをタップしてから【アカウントを管理】を選択します。

【アカウント】画面が表示されます。Gmailアカウントを追加したい場合は【アカウントを追加】をタップし、Gmailアカウント情報を入力してください。

Gmailアプリに複数のアカウントを追加する手順の解説は以上です。続いてGmailアプリ内でアカウントを切り替える方法を紹介します。

複数のアカウントをGmailアプリに登録したら、Gmailアカウントを切り替えながら利用してください。Gmailアプリ内でアカウントを切り替える方法は、Gmailアプリの画面左上に表示されている【≡】アイコンを選択し、表示されているGmailアカウントをタップしてから【アカウントを管理】を選択します。

Gmailアプリで登録されているGmailアカウントの一覧が表示されます。複数のGmailアカウントのスイッチをONにすることで、有効にしたアカウントのメールが全て表示されます。それぞれのGmailアカウントを個別に利用したい場合は、表示したくないGmailアカウントのスイッチをOFFにしてください。

Gmailのアカウント毎に通知設定を変更したい場合は、Gmailアプリの画面左上に表示されている【≡】アイコンを選択し【設定】を選択して下さい。

現在有効になっているGmailアカウントが表示されます。通知設定を変更したいGmailアカウントを選択して下さい。

表示されるメニュー一覧から【通知】を選択します。

【通知】画面が表示されるので、任意の通知方法を設定してください。

Gmailアカウントを削除したい場合は、Gmailアプリの画面左上に表示されている【≡】アイコンを選択し、表示されているGmailアカウントをタップしてから【アカウントを管理】を選択します。

【アカウント】画面の右上にある【編集】をタップして、削除したいGmailアカウントの右側に表示されている【削除】をタップすればアカウントが削除されます。

本記事最後の本章ではiPhoneのGmailアプリのトラブル対処法をご紹介します。
 

• Gmailアプリにログインできない場合の対処法
• アドレス、パスワードを忘れてしまった場合の対処法
• 連絡先が表示されない場合の対処法

Gmailアプリにログイン出来ない場合は、Gmailアプリが最新のバージョンになっていないことが考えられます。iPhoneの【App Store】を起動して、Gmailアプリのアップデートを実行してください。

Gmailアドレスやパスワードを忘れてしまった場合は、Gmailのログイン画面に表示されている【メールアドレスを忘れた場合】から、表示される指示に従ってアカウントの復元を行ってください。

Gmailアプリに連絡先が表示されない場合は、Gmailアプリと連絡先アプリの連携ができていないということが考えられます。iPhoneの【設定】アプリを起動して、Gmailアプリの設定画面から【Gmailにアクセスを許可】項目の最上部にある【連絡先】のスイッチをONにしてください。

本記事ではGmailアプリの便利な使い方やおすすめの設定方法をご紹介しました。iPhoneのメールアプリでは、キャリアを変更した場合の引き継ぎが面倒ですが、Gmailアプリを利用すれば、簡単にメールの引き継ぎが可能となります。本記事で紹介したGmailの使い方を覚えて、Gmailを活用してみてください。