Microsoftが提供しているOneNote for Macというサービスについて解説していきます。MacのPCであってもOneNote for Macという名称でサービスがアプリとして配信されています。使い方や機能、インストール方法について説明します。
Microsoft Office関連のアプリやソフトに関しては、従来ではMicrosoftですのでWindowsのPCでないと利用ができないイメージが強くありました。しかし今では、MacbookなどのApple関連機器であってもアプリが提供されるようになっています。今回はその中からOneNote for Macに関して説明していきます。機能でできることから紹介します。
OneNote for Macでは、機能としてまずページを4階層まで作成できます。ノートの役割を果たしてくれるOneNote for Macでは、わかりやすく物事を記載できるように工夫がなされています。階層もその1つですので積極的に使って見やすくできます。OneNote for Macで階層を使って記載することで得られるメリットは以下になります。
4階層まで断層化されていることにメリットとして挙げられるのは、細かく内容を分けて記載できるということです。大きな括りの内容に並列させて、書くのではなく包括させてジャンルごとに書き分けていくことで、次回閲覧した時に非常に理解しやすいノートに変身します。時間が経った内容でも見た時にわかりやすいノートにできます。
OneNote for Macの機能で次に紹介するのが、自由にレイアウトができるということです。無料のメモ系統のアプリであれば広告が表示されたり、ある程度機能が制限されているものが多く配信されています。しかしMicrosoftのアプリでもありますので機能関しては充実しているのは間違いありません。自由度の高いレイアウトで利便性も向上します。
OneNote for Macでは自由なレイアウトが可能だということですが、特に色を選ぶことが可能になりますので、管理がしやすくなるというメリットがあります。少しのノート程度であればそれほど目立った機能ではありませんが、使用頻度が高くノートの数が多くなってきた場合は、ジャンルごとに色を分けることですぐに見つけられるようになります。
OneNote for Macの機能として次に挙げられるのが、同名のセクション作成や色分けができるということです。同じセクションをいくつか小分けにしておくことで、それぞれの用途に合った微調整をしてそれぞれを保管することが可能です。同じノートを使ってそれぞれ微調整していく手段もありますが、小分けして保存しておくのがおすすめです。
OneNote for Macでは、先ほど色分けができると説明しましたが、ノートをとる時にお馴染みの蛍光ペンを自分で付けることも可能です。文字自体の色を変更するだけでなく、重要な部分に蛍光ペンを使って線を引いておくなど、視覚的に把握できるように色を分けてわかりやすくしていきましょう。使い分けることでノートテイクも楽しくなります。
また、OneNote for Macを始め、ノートや文書を作成するアプリに関してはいつでも閲覧できる状態にしておくことが必須となります。そのためクラウドストレージと連携させておくシステムがあります。OneNote for Macにおいてもアップロードすることでネット上に保管ができます。外出先でも安心してノートを開けますので便利です。
OneNote for Macでは、5GBまでのストレージ容量を無料で利用できます。文書で5GBであればストレスなく保存できますので、嬉しい機能です。クラウドストレージに保存して、いつでも出かけたときに閲覧できるようにしておきましょう。もちろん5GBでは使えないという方にとっても有料の契約をしていれば、大容量の使用が可能になります。
ここまでOneNote for Macでできる特徴的な機能に関して説明してきました。OneNote for Macは使いにくいという話も耳にすることがあります。ここからは、使いにくいというコメントが出る真相について迫っていきます。使いにくいという評価が出るような原因となる悪いところをまとめましたので、初めて使うという方は最初に把握しておきましょう。
OneNote for Macで使いにくいと感じてしまう箇所としてまず挙げられるのが、フォントサイズの最適化の問題です。殆どのアプリであれば、PC・スマホなどに限らず、多くの端末バージョンの画面を表示できますが、OneNote for Macでは端末ごとにサイズが最適化されませんので、その都度見やすいように表示を変化させることが必要になります。
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