メルカリの「せどり」(転売)で利益を出す方法について解説します。安く仕入れて高く売ることが「せどり」(転売)の基本ですが、安く仕入れてメルカリで高く売るにはコツがあります。できるだけ安く製品を仕入れるのは仕入れ先を良く知りましょう。
メルカリというフリマアプリを知っていますか?フリマアプリというとヤフオクの愛称で親しまれているヤフーオークションが有名ですが、メルカリは独自のサービスと使いやすさでユーザーが急増している注目のフリマアプリ・サービスです。
「せどり」とは転売を意味する名称ですが、今、個人でインターネットを利用して稼ぐ方法として「せどり」を行う人が増えています。
「せどり」は10年以上前から、個人でインターネットを利用して利益を出す手段・方法として定着していましたが、最近になって国内外問わず「せどり」を実践できるインターネットサービス・ツールが充実してきているので実践者も多くなっています。
「せどり」の語源は古本の転売からきています。本の背表紙を見て品定めするという意味合いから、利益がでる製品を品定めして転売するという意味に発展しました。
今回はこの今注目のフリマアプリ、メルカリを利用して「せどり」を実践する際の、ポイント・注意点について解説します。
メルカリはフリマアプリの中でも、比較的若い女性に人気のフリマアプリといわれています。20~30代の女性ユーザーを基準として、女性でも利用しやすいフリマサービスがメルカリの特徴です。
ヤフーオークションなどのフリマサービスでは、オークション形式で、値段がつりあがることもあれば、安価交渉で安く販売されることもあります。それに対して、メルカリは値下げ交渉だけが設定されているシンプルなシステムになっています。
メルカリを利用する場合は、いらなくなったものや使用しなくなったものを処分するためにりようする場合もありますが、利益をだすことを目的にして始める場合は「せどり」(転売)に取り組むことになります。
「せどり」(転売)の基本は単純で、「安く仕入れて高く売る」という仕組みを実践します。仕入れ先は様々で、新品を取り扱う実店舗・中古ショップ・インターネットショップ・知人からの譲渡・自分の不用品など安く仕入れられる仕入れ元を模索します。中には破産処分品をただ同然で仕入れてくるパターンも存在します。
挙げている成果の例も様々で、お小遣い程度の数万円の利益を出す人から、月収100万円以上稼ぎだす人まで取り組み方で稼ぎ出す金額が大きく変わります。
次に、メルカリで「せどり」(転売)を実践して稼ぐ場合の仕入先について解説します。
メルカリで「せどり」(転売)を行う場合は、自分が取り扱う商品の特性によって有利な仕入先が決まってきます。
現在「せどり」(転売)を行う人にとって注目するべき仕入れ先が、中国のインターネットショップです。
現在の中国のインターネットショップは商品の充実度が高く、様々な商品のバリエーションが存在するだけでなく、基本的に日本の市場と比べて価格差がある製品が多く、利益を取り易い・高く利幅を設定し易い製品がそろっています。売れ筋の製品群を見つけられれば、大きな利益につながる可能性を秘めています。
また、中国製品をOEM商品として、自分のオリジナル商品として仕入れて国内で販売するというやり方もあります。オリジナル製品が当たれば競合のない市場を築けるので、高く値段設定することが可能で、安定した収入につながります。
「せどり」(転売)を行う場合に、最もオーソドックスな方法として実践されている方法が、ブックオフやAmazonで安く仕入れるという方法です。
「せどり」の語源が古本の転売からきていることは前述しましたが、ブックオフで価値のある書籍を安価で仕入れ、Amazonで適正価格で販売するという「せどり」(転売)の手法が、長い間「せどり」(転売)の基本的な手法として定着しています。もちろんメルカリでも応用できる手法です。
またAmazonを「せどり」(転売)の仕入れ先として利用するというやり方も定番といえます。製品によってはAmazonならではの低価格で製品が販売されているので、目が利く人はそうした製品をターゲットにして「せどり」(転売)を行っています。
ヤマダ電機やヨドバシカメラなどの家電製品の量販店のセールを利用するという方法もあります。家電製品の量販店のセールの時期は決まっているので、そうした時期を事前に調べてめぼしい製品を仕入れるという方法も有用です。セールを行う時期は、大抵3月・9月などの決算期に多いようです。
「せどり」(転売)の初心者が取り組みやすい方法が、自分の不用品を売るという方法です。自分の部屋を見渡してみると、何かしら不要なもの、利用しなくなったものが見つかるはずです。「せどり」(転売)をとりあえず始めてみたいと考えている人はこうしたものから出品して、「製品が売れる」という経験を積むことから始めてみましょう。
この「不用品を売る」という方法のメリットは、仕入れコストが0円という点です。もちろん以前購入した製品なので純粋に無料というわけではありませんが、現時点で出費がないので製品が売れた場合は売り上げがそのまま利益になります。不用品が売れると、利益を得たという感覚が体感しやすく「せどり」(転売)が楽しくなるきっかけにもなるでしょう。
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