タスク管理アプリ「TickTick」の特徴と使い方!無料でできることと有料版について解説!
タスク管理アプリ「TickTick」の機能・特徴について解説します。「TickTick」無料版の使い方と有料版の料金・特徴についてもレビューします。結論として、有料版は料金が発生する分機能が充実しますが、ヘビーユーザーでない限り無用版でも十分活用できます。
目次
TickTickとは?タスク管理アプリを使ってみよう
TickTickというタスク管理アプリを知っていますか?TODOリストなどを利用しやすくカスタマイズしているアプリは数多くありますが、その中でもTickTickはデザインがシンプルで使いやすく、使い始めると長く愛好している人が多い高評価のタスク管理アプリです。
TickTickアプリのインストールに料金はかからないので、体験してみたい、使い勝手を試してみたいという人でも容易に利用を始められます。今回はそんな評価の高いタスク管理アプリ、TickTickの使い方・特徴についてレビューします。
TickTickの特徴
TickTickの特徴を簡単に解説します。タスク管理アプリは、基本的に必要な機能は決まっているので、アプリ評価としてはいかに使いやすいかという点に集約されます。その点に関していえば、TickTickは使い始めから多機能の理解を強要されることなく、ファーストステップをシンプルな作業から始められるので、ユーザーに使いやすい印象を与えてくれます。
シンプルな機能しか利用しないユーザーは深い入りすることなくそのまま使い始められますし、リマインダーやカレンダー期限などの特殊機能を加えたい場合は必要な機能だけを追加していくというプロセスなので、整理して機能把握ができ、無駄な機能に気をわずらわされることがありません。
TickTickは、レイアウトはシンプルですが機能不足を感じさせることはなく、それでいてユーザーの使用感が優先されているという点がユーザーから評価が高い利用の1つとなっています。
TickTickの始め方
次に、TickTickの始め方を説明します。TickTickの利用を始めるにあたって、まず、アプリをインストールします。
アプリのインストール
TickTickのアプリは、iPhone用はAppストアから、Android用はGoogle Playから無料でインストールできます。
アカウントの登録
TickTickのアプリをインストールしたら、アカウントの登録を行いましょう。スマホだけでTickTickを利用するのであればアカウントの登録を割愛してアプリを利用しても問題はありませんが、PCや他の端末と同期してTickTickの機能を活用したい場合は、アカウントの登録を行う必要があります。
また、後ほど紹介しますが、有料版に切り替える際も、アカウントの登録が必要です。
アカウントの登録を行うには、リスト管理画面の左上方の「三」マークをタップしてスマートリストを表示させます。
スマートリストの最上段にある「ログイン、または新規登録」をタップします。
切り替わった画面から、メールアドレスやGoogleアカウントなどを使ってログインします。
TickTickの使い方
次に、TickTickの使い方について解説します。
リスト・タスクを追加する
まず、リスト・タスクを追加する手順です。リストにタスクを入力するのはリスト管理画面の右下方に表示されている「+」マークをタップして行います。
リスト自体を追加する場合は、リスト管理画面の左上方の「三」マークをタップしてスマートリストを表示させ、最下方に表示されている「Add List」をタップしてリスト名などを設定すれば作成できます。
リスト・タスクを編集する
次に、リスト・タスクを編集する手順です。リスト・タスクの編集はどれも同じ要領で行います。
それぞれの項目行を左にスワイプすると、編集コマンドが表示されます。タスクの編集を例にして説明すると、「データ移動」は青のアイコンで、「削除」は赤のアイコンで、「スケジュール(日時)変更」は黄色のアイコンで表示されるので必要に応じてタップすれば編集できます。
まとめて編集する
複数のタスクをまとめて編集するには、まず、リストの右上方の「・・・」マークをタップします。
表示されたポップアップメニュー内の「Edit Multiple Tasks」をタップします。
複数のタスクを選択できるようになるので、編集するタスクにチェックを入れて、リスト管理画面の最下方に表示されているメニューバーの編集アイコンをタップすればまとめて編集できます。
メニューバー内の「・・・」マークからは、「Priority(優先順位の変更)」「Merge Tasks(タスクをまとめる)」などの編集項目を選択できます。
リスト・タスクの詳細を表示する
リスト・タスクの行をタップすると、それぞれの詳細情報を表示します。
他をサブタスクとしてまとめる
複数タスク編集でサブタスクとしてまとめる場合は、複数のタスクを指定した後に、画面下方のメニューバー内の「・・・」マークから「Merge Tasks」の編集項目を選択すると、最上段のタスクを親タスクとして、それ以下のタスクを親タスクに帰属するサブタスクに設定できます。
「Merge Tasks」をタップするとサブタスク編集の確認画面が表示されるので、内容を確認して画面右上の「Merge」をタップします。
最上段のタスクを親タスク、それ以下のタスクをサブタスクとして設定された画面が表示されます。
スマートリストの設定を変更する
スマートリストの表示をカスタマイズすることもできます。設定を変更する場合は、リスト編集画面の下方メニューバーより「歯車」マークをタップします。
次の画面で「Smart Lists & Tags」をタップします。
スマートリストの設定画面が表示されるのでスマートリストに表示させる項目を選択します。
カレンダーを同期する
スマホにインストールされている標準カレンダーを同期することもできます。同期するとTickTickのアプリ上で標準カレンダーに登録されているタスク情報を閲覧できます。同期設定する場合は、リスト編集画面の下方メニューバーより「カレンダー」マークをタップし、カレンダー画面に切り替えたら画面右上の「・・・」マークをタップします。
表示されたポップアップメニューで「カレンダーを購読する」をタップします。
カレンダー同期のポップアップ画面が表示されるので、「カレンダーを購読する」のトグルをオンにすればカレンダー情報が同期され、TickTickのアプリ上でも標準カレンダーの予定メモを確認できます。
TickTickの無料版と有料版の違い
次に、TickTickの無料版と有料版(TickTick Premium)の違いについて解説します。
料金プラン
TickTickのアプリのインストールに料金はかかりませんが、使用料金が加算されるプロ仕様の有料版(TickTick Premium)も用意されています。料金は月額300円、年額2.900円です。
無料版との違い
プロ仕様の有料版(TickTick Premium)の特徴としては、リストを299個まで作成可能、タスクは各リスト毎に999個まで作成可能、サブタスクは各タスク毎に199個まで作成可能、となっています。また、リスト情報を29人まで共有でき、カレンダー機能が強化されます。
ただし、無料版でも、リストは9個まで、タスクは少なくとも100程度は管理できるので、TickTickのヘビーユーザーでなければ無料でも十分に有効活用できます。
TickTickを使ってみよう!
シンプルで使い勝手の良いタスク管理アプリ、TickTickを活用しましょう。アプリのインストールに料金はかからないので、とりあえず体験してみたいという人でも利用しやすいアプリです。TickTickは使い方が容易で、特徴を理解しやすいので、慣れればすぐにでも使いこなせる内容です。
TickTickには有料版も用意されていますが、使用料金を加算して機能をアップグレードしなくても、通常の使い方であれば特に差し支えなく使えます。
機能が満載で使い方を覚えるのが大変というタスク管理アプリが多い中、シンプルで使い方が分かりやすいと評判のTickTickをぜひ体験してみてください。