Macのデスクトップ上で複数のアプリを開いて作業していると、切り替えが大変で作業が捗らない事があります。そんな時はデスクトップを複数開いて簡単に切り替える方法があります。今回の記事ではMacのデスクトップを切り替えできるショートカットの使い方を説明します。
Macを使っているユーザーの中には、複数のウインドウを簡単に切り替えられる方法があれば便利だと考えている方もいるでしょう。Macには、複数デスクトップを切り替える次の4つ方法が利用できます。
Macでデスクトップの画面を何個も開いて作業する場合、MacBookなどではトラックパッドで指でスワイプして操作します。キーボードのすぐ下側にトラックパッドがありますから、トラックパッドでデスクトップを切り替える方法を覚えればスムーズに操作できます。
トラックパッドでデスクトップを切り替える手順は次のとおりです。
しかし、iMacやMac miniなどでは、キーボードの脇にマウスやトラックパッドがあります。MacBookなどに比べると、どうしても肘から先の腕を動かします。デスクトップ型のMacでキーボード中心の作業をしていると、この動作がどうしてもストレスを感じます。
そんな時に便利なMacの標準機能が『Mission Control』と『ショートカット』です。この二つの機能を使えばMacのキーボードの操作だけで簡単に『複数のデスクトップ画面の切り替え』ができて、Macでの作業効率が大幅に上がります。
Mac OSに標準搭載の『Mission Control』とは、Macのデスクトップの操作スペース・現在開いているウインドウ・フルスクリーンで開いているアプリ・Split Viewなどを画面全体に表示できる機能です。キーボードのショートカット・トラックパッド・マウスの操作で作業画面の切り替えが直感的に行えます。ここからその使い方を説明します。
Macの『Mission Control』は次の操作で開く事ができます。
『Mission Control』を開くと、画面上部に『仮想デスクトップ』の画面一覧が表示されて、ここから直接、別の仮想デスクトップ画面に切り替えて移る事ができます。また、開いているアプリをドラッグ&ドロップで任意の『仮想デスクトップ』に移動する事もできます。
Macの『仮想デスクトップ』は『操作スペース』と呼ばれ、複数追加する事ができます。追加する方法は、『Mission Control』を開いて画面上部に表示された『仮想デスクトップ』の右端の『+』をタップします。
すると『操作スペース』が追加されて並んで表示されます。『操作スペース』を増やして作業やプロジェクトを別々にしておけば切り替えがスムーズです。
Mac OSの『Mission Control』の設定の確認は、まずMacの『システム環境設定』を開きます。
次に各項目の一覧の中から『Mission Control』を選択します。
『Mission Control』を開くと各機能の設定が可能です。この画面ではMacのキーボードのショートカットが設定・変更できます。キーボードのショートカットで『Mission Control』を開くには『control』と『上矢印キー』を同時に押します。
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