LINEのトークルームの情報提供とは?収集内容やオフ設定の方法は?

LINEのトークルームでは一部の情報が収集され、LINEに提供されています。提供されているトークルームの情報はどのようなものなのか、情報の提供をオフにできるのか、またオフにする方法などをご紹介します。プライバシーが気になる方は設定を確認してみまししょう。

目次

  1. 1LINEのトークルームの情報とは?
  2. 2LINEのトークルーム情報では何を収集してる?
  3. スタンプ・絵文字など友だちとのトークルーム
  4. 公式アカウントとのトークルーム
  5. タイムライン
  6. 各種機能の利用に関する情報
  7. Webサイトの閲覧に関する情報
  8. 3LINEがトークルームの情報を収集する目的
  9. サービス上の不正対策やサービス改善・開発の為
  10. トークルーム情報を提供するメリットはある?
  11. 4LINEのトークルーム情報の提供設定をオフにする方法
  12. 設定からプライバシー管理をクリック
  13. 情報の提供をタップしオフにする
  14. 5LINEのトークルーム情報を提供したくない場合はオフにしよう
  15. LINEの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!

LINEのトークルームの情報とは?

無料でメッセージのやりとりや通話ができることが魅力のLINE。トークは第三者に見えることはありませんが、LINEが個々のトークルームの情報を収集していることはご存知でしょうか。

LINEのトークルームの情報とは、メッセージやスタンプなど、相手とのやりとりで使用された文字情報や画像、データ、機能のことです。メッセージのやりとりを行っている相手以外には決して見ることができない情報です。LINEは、情報収集に同意している利用者のみ対象に、トークルームの情報を収集しています。

LINEのトークルーム情報では何を収集してる?

LINEはトークルームの全ての情報を収集しているわけではなく、一部の情報のみ収集しています。そして収集する内容は、個人間のトークルームと公式アカウントのトークルームによって違います

一部の情報のみ収集しているといっても、どのような情報を収集しているのでしょうか。相手のアカウントや機能別に収集されている情報をご紹介します。

スタンプ・絵文字など友だちとのトークルーム

友だちや家族などの個人間でのトークルームでは、トークの相手、メッセージの送受信日時、既読の情報、どのデータ形式(テキスト・画像・動画など)でメッセージが送信されたか、取消機能やURLへのアクセス状況など、トークルームの使用状況が収集されます。

また、使用したスタンプ・絵文字などの情報を収集しますが、テキストメッセージや画像・動画、通話の内容は収集されないので、プライバシーの観点からも安心できます。

公式アカウントとのトークルーム

公式アカウントとは、企業や有名人が運営するLINEアカウントのことを指します。

公式アカウントとのトークルームでは、トークルームでのやりとりが全て収集されます。個人間のトークルームで収集されなかったテキストメッセージの内容や画像・動画の内容も収集されるのでご注意ください。

ただ、金融や医療関係など、個人情報の扱いが頻繁に行われる可能性があるとLINEが判断したアカウントのトークルームでは、テキストメッセージの収集は行っていません

タイムライン

タイムラインの投稿は、その投稿の公開範囲によって収集される内容が変わります。

●自分のみが閲覧できる設定の投稿
タイムラインへの投稿日時、コメント欄で利用されたスタンプ、投稿されたコンテンツのデータ形式、投稿されたコンテンツの閲覧時間及び回数等の情報

●全体公開もしくは特定の人たちのみへの公開設定にした投稿
上記「自分のみが閲覧できる投稿」で収集される情報に加え、投稿されたコンテンツの情報

コンテンツの内容を提供したくない人は、情報提供の設定をオフにするか、公開範囲を「自分のみ」に設定して投稿しましょう。

各種機能の利用に関する情報

各種機能とは、トークルーム内で利用できる便利な機能のことです。例えば、送信したメッセージを24時間以内であれば取り消すことができる「送信取消」や、データファイルを一時的に保存できる「LINE Keep」、写真をカテゴリごとに分けてトークに投稿できる「アルバム」などがあります。

機能の一部はトークルームで確認できるので、確認したい方はトークルーム画面の左下にある”+”アイコンや、右上の”矢印”アイコンをタップして機能を確認してみましょう。

この各種機能からは、機能を利用した日時や機能を使ってアップロードされたデータの形式・閲覧日時が提供されますデータファイルの内容については提供されず、LINE側で使用されることもないので安心です。

Webサイトの閲覧に関する情報

LINEはトークルームにURLを貼り付けることで直接webページにアクセスできるので、閲覧したURLの情報や、LINEのトークルームを経由してアクセスした時にどのトークルームから遷移したかが収集されます

ChromeやSafariなど、LINEに搭載されていないブラウザを使用した場合は、LINEのブラウザで閲覧したページの情報のみ収集します。

LINEがトークルームの情報を収集する目的

任意での設定とはいえ、なぜLINEはトークルームの情報を収集しているのでしょうか。その理由は、利用者が今後より快適にLINEを使えるようになるために使用されています。どのような理由があるのでしょうか?

サービス上の不正対策やサービス改善・開発の為

トークルームの情報を収集する理由は、「LINEアプリのサービス向上や不正対策」を目的としています。LINEから説明されている点は、以下の通りです。

  • サービス上の不正対策
利用者がLINEのトークルームやタイムラインなどで、ワンクリック詐欺などの不正URLをクリックしたり、LINEアカウントの乗っ取りの被害に遭わないよう分析し、対策するため
 
  • サービスの改善及び研究開発
タイムラインに書き込まれたテキストなどを分析し、提供しているAIサービスの性能を向上させたり、画面設計の見直しを行うなど、機械学習やディープラーニングの学習データ、及びLINEが提供する各種サービスの機能の向上、品質改善の研究開発に利用するため
 
  • ユーザーの関心にあった、より適切なコンテンツ及び広告の表示
投稿されたメッセージなどから利用者が興味関心を持っているカテゴリー・情報を収集し、LINE内の広告をそれぞれの利用者に合ったものにカスタマイズしたり、スタンプ・絵文字ショップで同じ興味関心を持つ利用者が利用しているコンテンツをおすすめ表示させるため

このように、実際の利用状況を収集することで、より利用者が求めるサービスの提供やセキュリティの向上に役立てられるということです。

トークルーム情報を提供するメリットはある?

関連するまとめ

関連するキーワード

この記事のライター
朝比奈 玲

人気の記事

新着まとめ