iPhoneのLINEアカウント引き継ぎ方法！機種変更時にバックアップを取る！

iPhoneで引き継ぎ可能なLINEのデータは、まず、友だちリストがあります。電話帳でいうところのアドレス帳にあたり、自分が登録した登録者のリストです。グループリストも一緒に引き継ぎます。

LINE ID、プロフィール画像はもちろん、LINE一言機能で使われるステータスメッセージも引き継ぎ可能です。トーク履歴は引き継ぎできますが、iPhoneからiPhoneに機種変更する場合のみ引き継ぎ可能です。

LINEスタンプやLINE着せかえも引き継ぎ可能です。機種変更した後に再ダウンロードすることで引き継ぎができます。再ダウンロードは無料でできます。

LINEアルバムのデータも引き継ぎができます。加えてLINEのノート機能に投稿したデータも引き継ぎができます。また、LINEのKeep機能でバックアップを取っておいたデータも引き継ぎができます。

課金アイテムの購入履歴やコイン、LINEポイントの残高はiPhoneからiPhoneに機種変更する場合のみ引き継ぎ可能です。LINEゲームやLINE PLAYなどの関係アプリに関するデータも引き継ぎできます。

iPhoneからiPhoneに機種変更する際の、LINEアカウント引き継ぎ方法を説明します。まず、機種変更前にiPhoneでやらなくてはいけないことです。

まず、LINEアカウントの引き継ぎの基本になりますが、LINEアカウントを登録することです。LINEアカウントを普通に登録している人にとっては当たり前のように聞こえますが、LINEは電話番号によるアカウント登録をしなくてもFacebookのアカウントと連携することでLINEの新規アカウントを作ることができます。

機種変更のときにLINEを引き継ぎたい人はFacebookアカウントとの連携ではなく通常のLINEアカウント登録を行いましょう。また、既に登録している人も、新規で登録する人も、メールアドレスとパスワードの登録が必須になります。

自分がメールアドレスとパスワードを登録済みかどうかiPhoneで確認してください。iPhoneでの確認の方法は、まずLINE画面の下方の左端にある”友だちマーク”をタップします。

次に、画面上方の”歯車マーク”をタップします。

次の設定画面で”アカウント”をタップします。

アカウントの画面でメールアドレスとパスワードが登録されているか確認してください。登録されていない場合は、登録しましょう。

iPhoneからiPhoneへ機種変更する場合は、機種変更前のiPhoneのトーク履歴のバックアップデータをiCloudに保存しておくことができます。トーク履歴のバックアップデータをiCloudに保存する際は、LINEアプリやiPhone OSのバージョンが、一定の条件を満たしていないといけません。

まず、LINEアプリの バージョンが6.4.0以上である必要があります。またiPhonenのOSがiOS 8.1以上である必要があります。またiCloud Driveを有効にしておかなくてはいけません。

また、トーク履歴のバックアップデータは新iPhoneへ機種変更するときだけではなく、iPhoneの不具合のために一度初期化してLINEを再インストールしなくてはいけなくなったときにも、データを復元させるのに使えるので、日ごろからiCloudでバックアップをとっておくのも大事です。

LINE画面下方の左端にある”友だちマーク”をタップします。

次に、画面上方の”歯車マーク”をタップします。

次の設定画面で”トーク”をタップします。

次のトークの画面で”トークのバックアップ”をタップします。

次の「トークのバックアップ」の画面で”今すぐバックアップ”をタップします。数分後に、"バックアップ完了"のメッセージが表示され、画面上のバックアップ日時の履歴が更新されます。これで、iPhone内のLINEトーク履歴のバックアップは完了です。

*「トークのバックアップ」の画面で”iCloudに接続されていません”と表示される場合は、iCloud Driveが有効になっていないので、iPhoneのメイン画面の”設定”よりiCloud Driveを有効にしてください。

iPhoneの機種変更でアカウントを引き継ぐ前に、旧iPhoneの"アカウントを引き継ぎ設定"を「オン」にしておきましょう。必須の設定ではありませんが、この設定を行っておくことで引き継ぎをスムーズに行えます。またこの設定を行っておかないとトラブルにつながる可能性もあるので設定しておくべきです。

トーク履歴をバックアップするときの手順と同様に進め、設定の画面で”アカウント引き継ぎ”をタップします。

アカウント引き継ぎ設定の画面でタブを"オン"に設定します。

確認のポップアップが表示されるので”OK”をタップします。この設定を「オン」にすることで36時間以内であれば、他のスマートフォンにアカウントの引き継ぎができます。ただ、時間が過ぎた場合でもデータは消えないので、その時は再設定してください。引き継ぎを行わないときは「オフ」にしておきます。

iPhoneからiPhoneに機種変更する際の、LINEアカウントの引き継ぎ方法について、次に、機種変更後に新iPhoneで行う設定について説明します。

新iPhoneでLINEアプリのインストール・ログインを行います。新iPhoneでLINEアプリをインストールして立ち上げたら、"ログイン"をタップします。＊ここで新規登録をタップしないように注意してください。

旧iPhoneで設定したメールアドレスとパスワードを入力して”OK”をタップしてください。

他の端末でLINEが使用できなくなる旨のメッセージが表示されるので"OK"をタップします。

次に電話番号認証を行います。新iPhoneの電話番号を入力して”番号認証”をタップします。

入力した電話番号にSMSで認証番号を送る旨の、メッセージが表示されるので”OK”をタップします。

次の画面で、新iPhoneに送られてきた認証番号を入力して”次へ”をクリックします。

次に、新iPhoneにトーク履歴を復元する画面が表示されるので、”トーク履歴をバックアップから復元”をタップします。新iPhoneにはこのときにトーク履歴を復元しておかなくてはいけません。後で新iPhoneに復元しようと思っても不可能なので注意してください。

購入したスタンプや着せ替えを新iPhoneで復元するには、設定画面から行います。

新iPhoneにスタンプを復元するには、設定画面で”スタンプ”をタップし、”マイスタンプ”を選びます。一つ一つのスタンプを選んで再ダウンロードでき、”すべてダウンロード”をタップすれば一括で再ダウンロードが可能です。また、同じ画面のタブを切り替えることで、絵文字も同様に再ダウンロードが可能です。

新iPhoneに着せ替えを復元するには、設定画面で”着せかえ”をタップし、”マイ着せかえ”を選べば再ダウンロードできます。

iPhoneでLINEアカウントを引き継ぎするときの注意点を説明します。

機種変更前にiPhoneでトーク履歴をバックアップする際、iCloudにトーク履歴のバックアップデータを保存するには、LINEアプリはバージョン6.4.0以上、iPhone OSはiOS 8.1以上の環境が整っていないと行えません。

iCloudにトーク履歴のバックアップを行う前に、LINEアプリとiPhone OSの現行バージョンを確認し、条件を満たしていないようであればアップデートしましょう。

新iPhoneにデータが完全に移行するまでは、機種変更前の旧iPhoneは手元に残すようにしましょう。何らかの理由でデータのバックアップがうまくできていなかった場合や、新iPhoneでログインするときに旧iPhoneの情報が必要になる場合もあります。データが完全に移行するまでは、初期化したり他人の手に渡るようなことは避けましょう。

機種変更後に新iPhoneで引き継ぎを行う際、事前にiCloudにサインインしてから引き継ぎ作業に入りましょう。データ復元の段階まで進んでから、あわててiCloudにサインインするような状況では、作業ミスにつながりかねません。

次に、AndroidからiPhoneへLINEアカウントを引き継ぐ際の作業手順について説明します。

AndroidからiPhoneへ移行する際は、いくつか注意点があります。

AndroidからiPhoneへ移行する場合は、LINEのトーク履歴は移行できません。これは重要な注意点です。機種変更する際、LINEをコミュニケーションの要として活用している人は考慮すべき点です。

AndroidからiPhoneへ移行する際、購入したコインはiPhoneに移行できません。iPhoneに移行する前に、コインの残高でスタンプなどを購入して無駄にならないようにしましょう。また、課金アイテムの購入履歴やLINEポイントの残高もiPhoneに移行できません。

iPhoneに機種変更する前に、Androidで行う操作について説明します。

まず基本作業として、iPhoneの場合と同様に、LINEアカウントの登録を行います。アカウント情報を確認しましょう。設定のメニューから"アカウント"をタップします。

メールアドレスとパスワードの登録を確認してください。まだ登録していないようであれば、登録しましょう。

AndroidからiPhoneに機種変更する場合は、前述した通り、LINEのトーク履歴はiPhoneに引き継げません。ただその代わり、テキストでトーク履歴のバックアップをとることはできます。ここでは3つのバックアップの方法を説明します。

設定画面から全体のトーク履歴をテキストでバックアップできます。設定のメニューで"トーク"を選び、”トーク履歴のバックアップ・復元”をタップします。

次の画面で”Googleドライブにバックアップする”をタップすると、トーク履歴をテキストでGoogleドライブに保存できます。

ただ、このバックアップの方法は閲覧に制限があり、保存したデータはAndroidのLINEアプリでしか閲覧することができません。iPhoneのLINEアプリでは見られないのです。

iPhoneでも閲覧可能なバックアップの方法として、アカウントごとに個別のトークのバックアップを保存する方法があります。バックアップをとるアカウントのトーク画面で、右上の"へこみマーク"をタップします。

開いたウインドウのメニューから”トーク設定”をタップします。

トーク設定の画面から、"トーク履歴をバックアップ"をタップします。

”テキストでバックアップ”を選んで保存先を指定すればバックアップデータを保存できます。

また、特定のコメントや写真を単体でデータで残したい場合は、LINEのKeep機能でバックアップを取っておくと良いでしょう。保存したいデータ（コメントや写真）をタップで長押しするとポップアップが表示さるので、メニューから"Keepに保存"を選択すれば保存されます。iPhoneで引き継いだ後も、iPhoneのLINEアプリで見ることができます。

iPhoneにLINEアカウントを引き継ぐ前に、機種変更前のiPhoneのときと同様、Androidの"アカウントを引き継ぎ設定”を「オン」にしておきましょう。設定のメニューから”アカウントを引き継ぎ”をタップします。

アカウント引き継ぎ設定の画面でタブを"オン"に設定します。

機種変更後に、iPhoneで行う操作について説明します。

iPhoneでLINEアプリのインストール・ログインを行います。LINEアプリをインストールして立ち上げたら、"ログイン"をタップします。＊ここで新規登録をタップしないように注意してください。

Androidで設定したメールアドレスとパスワードを入力して”OK”をタップしてください。

他の端末でLINEが使用できなくなる旨のメッセージが表示されるので"OK"をタップします。

購入したスタンプや着せ替えをiPhoneで復元するには、設定画面から行います。

iPhoneにスタンプを復元するには、設定画面で”スタンプ”をタップし、”マイスタンプ”を選びます。一つ一つのスタンプを選んで再ダウンロードでき、”すべてダウンロード”をタップすれば一括で再ダウンロードが可能です。また、同じ画面のタブを切り替えることで、絵文字も同様に再ダウンロードが可能です。

iPhoneに着せ替えを復元するには、設定画面で”着せかえ”をタップし、”マイ着せかえ”を選べば再ダウンロードできます。

今や、友達同士の会話やメッセージのやり取りは、LINEしか使わないという人も多いでしょう。そんなLINEトークの過去履歴がなくなってしまったら大きな損失です。LINEアカウントの引き継ぎの際は、手順やバックアップの方法を良く把握して慎重に行うようにしましょう！