本記事ではiPhoneの動作が重い場合に試したい、iPhoneのメモリを解放する方法をまとめて紹介していきます。iPhoneはパソコンと同様、メモリに負荷がかかると正常な動作ができません。そういったときは、紹介するメモリの解放手順をマスターしましょう。
本記事冒頭の本章では、iPhoneの動作が思いときに実行したい、メモリ解放の基本操作を紹介していきます。iPhoneのメモリ解放として最も効果的なのが、iPhoneの再起動です。
iPhoneのメモリを解放するには再起動が最も簡単で有効的な対処法となります。本章で紹介するiPhoneの電源をオフ・オンにする方法を確認して、iPhoneを再起動してみましょう。
iPhoneの電源の切り方1 | iPhoneのサイドボタンを使う |
iPhoneの電源の切り方2 | 設定画面から電源をオフにする |
一般的なiPhoneの電源の切り方・電源をオフにする方法は、iPhone端末のサイドボタンを長押しするという方法です。iPhoneX以降の端末の場合は右側にある「サイドボタン」と「(いずれかの)音量ボタン」を長押しすると電源をオフにすることができます。
STEP1 | iPhoneの「設定」を起動してください。 |
STEP2 | 「一般」>「システム終了」の順番にタップします。 |
STEP3 | 「スライドで電源をオフ」というスイッチが表示されるので左から右方向にスワイプしてください。 |
上記の手順で電源をオフにしてください。電源がオフになったらiPhoneのサイドボタンを長押しして電源オン・再起動しましょう。
iPhoneのメモリに負荷がかかり、iPhoneがフリーズしてしまった場合は、iPhoneを強制再起動するという方法もあります。注意点はiPhoneの強制再起動はデータが削除されてしまう可能性があるという点です。iPhoneのバックアップを取っている人は、強制再起動を実行してiPhoneのメモリを解放してみましょう。
STEP1 | iPhone端末の「音量ボタン(上げる)」を押して放します。 |
STEP2 | iPhone端末の「音量ボタン(下げる)」を押して放します。 |
STEP3 | 「サイドボタン」を押したまま長押ししてください。 |
STEP4 | iPhone端末の画面に「Appleロゴ」が表示されたらサイドボタンを放します。 |
最終手段としてiPhoneを初期化するという方法もありますが注意点があります。注意点はデバイス内のすべてのデータが削除去され、工場出荷時の状態に戻ってしまうという点です。メモリやストレージの解放に非常に有効的な対処法ですが、必ずiTunes、またはiCloudでデータバックアップをしてから、初期化を行ってください。
iPhoneの初期化方法は下記のリンク記事で詳しく解説しているので、メモリ不足に悩んでいる人は参考にしてみてくださ。
ホームボタンがないiPhoneX以降のモデルでは、仮想ボタンを設置してメモリ解放するという方法もあるので覚えておきましょう。再起動を実行しても、引き続きメモリ不足に悩んでいる人は実践してみてください。
iPhoneの仮想ホームボタン「Assistive Touch」は、iPhoneのスクリーン上に「ホームボタン」アイコンを表示し、タップすることでiPhone 8以前までに搭載されていたホームボタンと同じ機能として利用できるボタンになります。
STEP1 | iPhoneの「設定」>「一般」の順番にタップしてください。 |
STEP2 | 「Assistive Touch」を選択します。 |
STEP3 | 「Assistive Touch」項目のスイッチをオンに切り替えてください。 |
STEP4 | iPhoneの画面上に仮想ホームボタン「Assistive Touch」が表示されます。 |
再起動してもiPhoneのメモリ不足が発生している人は、上記の手順で「Assistive Touch」を有効にし、スライド電源オフの画面で「Assistive Touch」のホームボタンを長押ししてみてください。これでiPhoneX以降のモデルのメモリを解放できます。メモリ不足を解消する裏技なので試してみましょう。
1 / 3
続きを読む