2019年06月16日更新
iPhoneが高い!買えない程に本体価格が高すぎる理由と他スマホとの違いを解説!
iPhoneはなぜ高い、それでもiPhoneは売れている、なぜその理由は、価格が年々高騰するiPhone、高くて買えないと嘆くユーザーが多くなる一方でiPhone以外は決して買えないというApple信者もいます。高い理由と人気の理由を探ります。
目次
iPhoneが高い!買えないほど高すぎるのはなぜ?
iPhoneが好き、買い替えるときにはやはりiPhoneがいい。そう答えるスマホユーザーが日本では多いです。確かにiPhoneは使いやすいし、購入即、そのまま使える感が、スマホ初心者に人気があります。しかし高い、本当にユーザーのこと考えてる?と言いたいほど高すぎます。
年々本体価格が上昇するiPhone
”どんどん高くなるじゃないか!”iPhoneの本体価格が高いとスマホユーザーが嘆くのも当然で、下の表に表れている通り、毎年のように新モデルがリリースされますが、その都度10,000円づつ価格が上昇しています。
発売 | バージョン | 価格 | 備考 |
2014 | iPhone 6 | 70,000 | 16G |
2015 | iPhone 6Plus | 80,000 | 64G |
2017 | iPhone 7Plus | 90,000 | 256G |
2017 | iPhone 8 | 95,000 | |
2017 | iPhone 8Plus | 106,800 | SIMロックフリー |
2017 | iPhone X | 129,800 | 256G,SIMロックフリー |
2018 | iPhone XS | 136,000 | 64G,256G,512G*容量上がるごとに20,000円プラス |
2018 | iPhone XR | 106,000 |
上記のiPhoneXSの備考欄にあるように、容量の多いハイスペックモデルを購入しようとすると、万単位で購入費用が上がるというのも実情です。
本体価格が上昇する理由は?
iPhoneの本体価格はモデルのグレードが変わるたびに上昇しています。上昇する理由としては、●それでも日本のユーザーは買ってくれる●端末のハイスペック化●大手キャリアが営業所を維持できない●部品の高騰、円安の影響などが挙げられます。
iPhoneがAndroidスマホと比べて高い理由
iPhoneの本体価格がAndroidスマホより高価格であるというのには、いくつか理由があると思われます。一つには初期のAndroidがユーザーの信頼を得ることに失敗したことが原因です。初期のAndroidは不具合があり、動作も遅かったためiPhoneに人気で水をあけられた感は否めません。
もちろん現在のAndroidは機能性、安定性、共にiPhoneにひけをとりません。もしAndoroidがスマホ黎明期の日本で今ほどの信頼を得ていたならば、競争原理の下でiPhoneの価格も抑えられていたのかもしれません。
iPhoneのブランド力
二つ目はスティーブジョブズ氏の登場が、かっこ良かったことです。日本人は個人崇拝色の強い国民性があり、かつてのWindowsの成功で颯爽と登場した、Microsoftのビルゲイツ氏も同様でした。ヒーローのブランドイメージもあり、iPhoneの人気は定着しました。
ブランド力でiPhoneはAndroidを凌駕しています。
開発から生産を一貫している
Appleは開発から生産を一貫して自社内で行っているといわれますが、実は自社工場は持っていません。生産は厳しい審査にパスした、認定工場に委託生産して市場に提供しているのです。この開発運営方式がGoogle Androidとの価格差に表れています。
自社工場は持たないとはいうものの、高い品質や先進的なデザイン維持のため設備投資は年間5500億円にも上り、ソニーの2100億円の倍以上の設備投資を続け、認定工場に貸し出しています。
この姿勢はアプリ開発にも生かされ、開発者には厳しいAppleの審査を受けることが義務付けられます。それゆえAppstoreには機能的にも、倫理的にも優れたアプリがリリースされるのです。
Androidスマホが安い
Google AndroidはAppleとちがい、OSシステムを関連企業に提供し、スマホ本体の設計開発、販売、は関連メーカーに託しているためメーカー間の競争も、し烈になり結果スマホ本体が安くなる傾向になります。
高いiPhoneが日本で売れ続ける理由
iPhoneがなぜ日本で売れ続けるのか、理由を詳しく聞くと、「ホームボタン」の存在がありました。機能が分かりやすく使いやすいと評判も良く、ベゼルレス志向によりiPhoneXでは廃止されましたが、操作中、分からなくなっても、「ホームボタン」でリセットできる”便利さ”がありました。
ブランディングの成功
端末のシステム開発から制作まですべてAppleが、責任をもって運営しているという姿勢が、日本人の職人気質に合っているということ、製品に信頼、安心感を持てるということ、それと何より洗練されたデザインが、日本人の美意識にマッチしたのが大きいと思われます。
Apple製品との連携機能
iPhoneは上記のようなブランド力もさることながら、先進性も素晴らしく早くから、Appleコンピューター(MAC)やクラウドストレージとの連携に着手するなど、ユーザーもなかなかAndroidに移行しづらい魅力的な利便性も持っています。
iPhoneスマホとMacPCの連携は、WindowsPCユーザーには考えられないほど、利便性が高いです。iPhone端末をPCと同期するのも、ファイルの共有なども、iPhone端末の不具合が生じたときの初期化も、「iTunes」の活用が必須ですが、MacPCですと運用がスムーズに行えます。
そもそも「iTunes」はAppleが開発したアプリケーションなので当然ですが、なぜか、WindowsPCでは面倒な設定もMacPCとiPhone,ipad端末の間には不要です。
高いiPhoneを少しでも安く購入するには?
なぜiPhoneの本体価格は高いのか、なぜiPhone本体価格は安くならないのか、iPhoneがとても好きで、引き続きiPhoneを使い続けたい、そんなiPhone大好きスマホユーザーが、少しでも安く購入できるケースを探ってみます。
楽天Rebatesで購入する
正規にはなぜか高くて買えないが、やはりiPhoneが好きで少しでも安く購入したいと、思っている人も多いはずです。ここで紹介するポイントサイトを利用すれば、Apple storeで1パーセント安く購入できます。iPhone XSですと1,300円以上の割引が受けられます
ここで紹介する「Rakuten rebates」は「ios」専用のアプリで「iPhone」「ipad」のAPPストアからインストールして利用することができます。アプリの項目の中にApple storeが表示されているので購入の仕方はすぐわかります。
Amazonのセールやギフト券を使って購入する
普段、高くて買えないアイテムがここでは1/5くらいの値段で購入できます。タイムセールですので、タイミングが合わないと、お目当ての商品に巡り合えませんが、いちど覗いてみて損はありません。
下記のリンクサイト「Amazonギフト券」も手順が少し面倒で、裏技的な面もありますが、アイテムを安く購入できるという点ではお勧めです。Androidスマホは確かに販売されていましたが、iPhoneは確認できませんでした。
海外でiPhoneを購入する
あいにく日本では整備済み(格安一年保証)のiPhoneは買えないですが、海外では購入のチャンスがあります。とりわけアメリカではApple Storeで整備済み(改装)iPhoneをオンラインショップでも直接出向いても購入することが可能です。
もちろん価格も安く設定されていますので、アメリカの友人に購入してもらい送ってもらうことも、考えられます。
Apple Storeで整備済みのiPhoneを購入する
残念ながら、国内ではiPhoneの整備済み製品を購入することはできません。「Mac」「ipad」「ipod」の整備済み製品は、Apple Storeのオンラインショップで購入可能ですが、iPhoneは対象に入っていません。下記のリンクサイトで確認できます。
高いiPhoneが本当に必要か考えてみよう
この頃は格安スマホの「MVNO」のUQモバイルやmineo「格安SIM」など通信料を低く抑える選択肢が増えつつあります。使い慣れた端末で「SIM」を差し替えるだけという格安キャリアもあります。高額すぎて買えない,iPhoneにはそろそろ見切りをつける選択肢もありそうです。