2019年10月17日更新
データ移行アプリ「Move to iOS」の使い方!AndroidからiPhoneへの転送手順を解説!
AndroidからiPhoneに乗り換えを考えている人は、データ移行アプリ「Move to iOS」を利用すればデータ移行が可能です。「Move to iOS」の使い方と注意点を解説するので、iPhoneへ乗り換えを検討している人は参考にしてください。
目次
データ移行アプリ【Move to iOS】について
iPhone 11シリーズが発売されたことが記憶に新しい昨今ですが、AndroidからiPhoneに乗り換え・機種変更する際に気にかかるのがデータ移行です。Appleが公式に提供している、データ移行アプリ「Move to iOS」を利用すれば、AndroidスマホからiPhoneにデータ移行・転送することが可能です。
Apple公式のアプリMove to iOSとは
Apple公式のデータ移行アプリ「Move to iOS」は、iPhoneやiPadの初期設定時に利用できるアプリとなります。すでにiPhone・iPadへ乗り換えしてしまっている人は、一度デバイスを初期化、初期設定(アクティベーション)画面から設定する必要があります。
転送できるデータの種類
データ移行アプリ「Move to iOS」を使ってAndroidからiPhone・iPadに移行・転送できるデータ種類は下記の通りです。
転送できるデータその1 | Googleアカウント情報 |
転送できるデータその2 | ブックマーク |
転送できるデータその3 | メッセージ |
転送できるデータその4 | 連絡先 |
転送できるデータその5 | カレンダー |
転送できるデータその6 | 写真・ビデオ |
上記以外のアプリなどのは、OSシステムが異なるためデータ移行・データ転送できないので注意しましょう。
Move to iOSのデメリット
データ移行アプリ「Move to iOS」を利用するデメリットは、すべてのデータファイルやアプリファイルは移行することができないという点です。元々AppleデバイスとAndroidデバイスではOSと呼ばれる「オペレーションシステム」が異なるので致し方ない部分でもあります。
またその他のデメリットとして、下記の項目を確認しておきましょう。
デメリット1 | iOS Ver 9・iPhone 5・iPad第4世代・Android4.0以降のみ利用可 |
デメリット2 | Wi-Fi接続でデータ移行するので接続が解除される場合がある |
デメリット3 | うまく移行データコードが表示されない場合がある |
デメリット4 | 転送が中断される場合がある |
上記デメリットを踏まえた上で、AndroidデバイスからiPhone・iPadに乗り換えするか検討する材料として活用してください。
Move to iOSを使う時の注意点
「Move to iOS」 注意点その1 |
Android・Appleデバイスが手元になければいけない |
「Move to iOS」 注意点その2 |
Appleデバイスは初期設定前の 状態になっている必要あり |
「Move to iOS」 注意点その3 |
すでに初期設定完了済みの Appleデバイスはリセット(初期化)が必要 |
「Move to iOS」 注意点その4 |
Appleデバイス側で必要に応じで バックアップの必要がある |
「Move to iOS」 注意点その5 |
Android・iPhone・iPad両端末が 同じWi-Fi接続している必要あり |
上記データ移行アプリ「Move to iOS」の注意点を確認しておきましょう。特にiPhone・iPadの初期化が完了している状態であれば、一度初期化(リセット)する必要があるので、必ずバックアップを取っておくことを忘れないでください。また、手元にAppleデバイスとAndroidデバイス両方が必要だということも覚えておきましょう。
Move to iOSの使い方
続いて本章では、データ移行アプリ「Move to iOS」の使い方を紹介していきます。データ移行アプリ「Move to iOS」を利用する注意点を前の章で解説しましたが、しっかりと注意点を踏まえて上でデータ移行アプリ「Move to iOS」を利用してください。
AndroidからiPhoneへデータ移行する前の準備
まずはAndroid端末にデータ移行アプリ「Move to iOS」アプリをインストールしましょう。上記のApple公式サイトにアクセスして「Google Playから「iOSに移行」Appを入手する」をクリックしてください。また、データ移行アプリ「Move to iOS」をインストール後は下記の準備項目を完了させておきましょう。
準備項目1 | Android・Appleデバイス共に同じWi-Fiに接続しておく |
準備項目2 | Android・Appleデバイス共に充電ケーブルを指して充電状態にする |
準備項目3 | Androidデバイス・SDカードすべての容量を確認し Apple端末の容量が足りるか確認しておく |
準備項目4 | Chromeアプリのブックマークを引き継ぐ場合は 最新のVerにアップデートする |
上記の準備が完了したら、データ移行アプリ「Move to iOS」の使い方を読み進めて下さい。
AndroidからiPhoneへデータ移行する手順
使い方1 | Appleデバイスの初期設定画面で「Appとデータ」まで進めて下さい。 |
使い方2 | 「Androidからデータを移行」を選択します。 |
使い方3 | Androidデバイスで「iOS に移行」アプリを起動してください。 |
使い方4 | Android側で「コードを検索」をタップするとコードが表示されます。 |
使い方5 | Appleデバイスにコードが表示されるのでAndroidデバイスに入力してください。 |
あとはAppleデバイス画面に表示される指示に従って、アクティベーションを完了すれば、データ移行が完了となります。
Move to iOSの代わりになるサービス
データ移行アプリ「Move to iOS」の使い方を紹介してきましたが、中にはうまく接続できない、データ移行途中に切断されてしまうどの問題に悩んでいる人もいるでしょう。そういった人は、データ移行アプリ「Move to iOS」以外の代わりになるサービスを利用してみましょう。
iMobie社が提供している【AnyTrans】をパソコンにインストールすれば、AndroidからiPhone・iPadにデータ移行が可能になります。パソコンに接続してデータ移行が可能なため、データ移行途中の切断が発生しにくいのが特徴です。無料で利用できるというのも大きな特徴となります。
【AnyTrans】の使い方は、下記のiMobie公式ホームページで解説されているので、データ移行アプリ「Move to iOS」が利用できない人は、活用してみてください。
Move to iOSでデータ移行を簡単に!
AndroidからiPhoneにデータ移行する方法を紹介しました。移行できるデータの種類は多くはありませんが、十分活用できるアプリとなっています。本記事を参考にみなさんもデータ移行アプリ「Move to iOS」を利用してAndroidからiPhoneに機種変更してみましょう。