2019年06月04日更新
iPhoneのメッセージ(iMessage)で開封通知送らずに既読をつけない方法を解説!
iPhoneでメッセージを送受信する際、送受信する相手によって既読の表示を気にしてしまう事があります。今回の記事では、iPhoneのメッセージで既読の表示をさせない設定の方法や、個別に設定を変更する方法を詳しく解説します。
目次
iPhoneのメッセージには3種類ある
SMS
iPhoneの『SMS(ショートメッセージサービス)』は相手の電話番号宛てにメッセージを送信する機能です。SMSで送信されるのは文字(テキスト)のみで、70文字の制限があります。またSMSでは送信済みのメッセージに既読の表示はされません。簡単なメッセージのやり取りには非常に便利です。
SMSは電話番号宛てに送信するので、docomo・au・SoftBank以外の格安SIMでも利用できます。ただし格安SIMは契約時に『SMS機能』があるプランで契約しないといけません。メッセージの送受信は同じキャリア間では無料ですが、違うキャリア間は一通3円の通信料金が発生します。
MMS
iPhoneの『MMS(マルチメディアメッセージングサービス)』は、『@softbank.ne.jp』や『@ezweb.ne.jp』といったキャリアのメールアドレス間で送受信する機能です。送受信にはパケット通信を使用するので実質無料です。MMSもSMSと同じく送信済みのメッセージに既読の表示はされません。
MMSでは70文字の制限がなく、件名も付けられます。また画像も添付する事ができますので、使い勝手は一般のメールとほぼ同じです。ガラケーの時代は一般的だったMMSですが、格安SIMやスマホの普及によってPCメールに移行するユーザーも多いです。
iMessage
iPhoneの『iMessage』はiPhone・iPad・iPod touchのiOSデバイス間で使用される機能です。設定によってはMacなどすべてのApple製デバイスで使用できます。
文字数の制限はなく、写真やボイスメモも送受信できます。メッセージアプリで送受信する相手がiOSデバイスの場合、自動的にiMessageが選ばれます。iMessageでは既読の表示を設定できます。
iPhoneでメッセージの既読がつく仕組み
開封証明とは
iPhoneの『iMessage』では、LINEのメッセージのように、送信した相手がメッセージを読むと『既読表示』される『開封証明』という機能を使用する事ができます。iMessageで既読の表示を使う場合、まずiPhoneの『設定』から『メッセージ』に進みます。
『メッセージ』の設定項目の中から『開封証明を送信』を『オン』にします。これでiMessageで既読表示がされるようになります。
SMSやMMSには既読がつかない
iPhoneのメッセージの既読表示は、iMessageのみの機能です。『開封証明』がオンになっていても、SMSとMMSには既読の表示がされません。
iMessageは既読がついて開封済み確認が可能
iPhoneの設定で開封証明がオンになっていると、iMessageで送受信したメッセージに『配信済み』・『開封済み』と表示されます。これで既読の確認ができます。
iPhoneのメッセージに既読をつけない方法
特定の相手だけに開封通知を送らない方法
iMessageの開封証明には、『特定の相手に送らない』ように切り替えて、既読の表示をさせない便利な設定方法があります。まず送信したくない相手とのメッセージ履歴を開き、名前の部分をタップします。
各項目が表示されますので『i(情報)』をタップします。
すると『詳細』の各項目が表示されます。この中の『開封証明を送信』をオフにします。これで設定した相手とのiMessageの送受信には開封表示がされなくなります。
全部のメッセージで開封通知を送らない方法
既読の表示を一切使いたくない場合は、iPhoneの『設定』から『メッセージ』に進みます。各項目の中の『開封証明を送信』をオフにします。これですべてのメッセージで開封通知を送らない設定になります。
iPhoneのメッセージ既読通知は必要に応じて設定を
今回の記事では、iPhoneのメッセージ(iMessage)で開封通知送らずに既読をつけない方法を解説しました。ビジネスやプライベートでメッセージのやり取りや使い方は様々です。SMS・MMS・iMessageそれぞれ特徴があります。ご自身の利用シーンに合わせて個別に設定して、便利に使い分けてみましょう。