iPhoneには、方角や位置情報を調べることができるコンパスアプリがあります。普段は意識することのないですが、急に調べる必要が出てくることがあります。この記事では、iPhoneのコンパスアプリの使い方やうまく動作しないときの対処方法を説明します。
iPhoneの便利機能にコンパスがあります。この場合のコンパスは、iPhoneに内蔵されている磁気センサーを利用して方角を検出するアプリです。つまり、iPhoneを方位磁石として使うことができるアプリです。また、この機能は地図アプリ度も利用されています。カーナビ機能の利用時に、自分が向いている方向を示すために利用されています。
また、制度も比較的良いので、進行方向を上に表示するなどといった機能に利用されています。このように便利で役立つ機能ですが、屋内などでは誤った方角を示すことが割とよくあります。コンクリート造りなど、電波を通しにくい建物の中では誤った方角を示すことがあります。また、iPhoneのコンパスは周囲の影響を受けて誤った方角を示すことがあります。
そこで、iPhoneのコンパスには方角がおかしいときに調整する機能があります。この記事では、iPhoneの方位磁石であるコンパスアプリの調整や設定方法を説明します。
iPhoneに限ったことではありませんが、コンクリート造りの建物の中にいると、電波状況が悪くなることがあります。これは、コンクリートが電磁波を遮蔽しやすいためです。これと同様に、iPhoneの方位磁石もコンクリートの磁力線の遮蔽の影響を受けるため、おかしい方角を示してしまうことがあります。まれに、動かないこともあります。
iPhoneのコンパスアプリは、方位磁石なので磁力の影響を受けます。そのため、近くに磁石があると示す方角の制度に影響を与え、おかしい方角を示してしまいます。iPhoneのコンパスがおかしいときは、近くに磁石や磁力を発するものがないかを確認しましょう。
iPhoneの方位磁石がおかしいとき、コンパスアプリの再設定を行うことで改善を見込むことができます。アプリの再起動やiPhoneの再起動、位置情報サービスのオンオフなど、いくつか改善につながる操作があります。ここでは、iPhoneのコンパスアプリがおかしい場合の再設定などの方法を説明します。
iPhoneのコンパスアプリがおかしい場合、まずやってみることはアプリの再起動です。アプリが動かないときによく試してみる方法です。操作方法は、ホームボタンを2回連続で押して、下記画像の画面を表示します。次に、コンパスの画像を上にスワイプすることでコンパスアプリを終了することができます。
その後、改めてコンパスアプリを起動すれば、再起動完了です。あとは、方位磁石がおかしい方角を示していないかを確認しましょう。
iPhoneのコンパスアプリがおかしい場合、次に試すのは本体の再起動です。端末本体の再起動も、アプリが動かないときによく試してみる方法です。本体を再起動することによって、不要なキャッシュなどがクリアされるので、アプリがうまく動かない場合や動作がおかしいときに状況の改善を見込むことができます。
次のiPhoneのコンパスアプリがおかしい場合の対処方法は、位置情報サービスの設定のオンオフです。位置情報サービスの設定のオンオフを切り替えることにより、一時的に方位磁石のコンパスアプリと切り離すことになります。再度オンにすることで、位置情報サービスに再接続することにより、方位磁石が示す方角がおかしい状態を解消することができます。
iPhoneのコンパスアプリがおかしい場合、真北を使用するという設定にすることで改善を見込むことができます。設定アプリを立ち上げ、コンパスの設定に進むと、下記画像の設定画面に進みます。この画面で「真北を使用」のスイッチをオンにすることで、北の方角の基準を真北に設定することができます。
ちなみに、この設定で切り替えることができるのは、北の方角の基準を方位磁石の北と同じ方角とするか、北極点を基準とするかを切り替えるものです。「真北を使用」のスイッチがオフのときは、北の方角の基準を方位磁石の方角と同じにする設定です。そして、オンの時は北の方角の基準を北極点、つまり真北とする設定です。
この北の基準を切り替えることにより、示す方角がおかしい状態を解消することができます。
iPhoneに入っているOSのバージョンが古い場合、iOSをアップデートすることで改善する場合があります。iPhoneのコンパスアプリがおかしい場合、プログラムが新しくなることにより、精度が向上するなどするため、改善を見込むことができます。操作手順は、設定アプリ→一般→ソフトウェアアップデートで行うことができます。
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