電話アプリが作動しているのにiPhoneで通話できない不具合が発生することがあります。一時的な原因で使えなくなっている場合もあれば、マイクやスピーカーの故障でずっと電話できない場合もあります。iPhoneで通話できない・声が聞こえない時の対処法をまとめました。
iPhoneで通話ができない時には、その正確な原因を探る必要があります。もしもiPhoneや契約キャリアの設定に何らかの問題があるのであれば、適切な対処法を講じることでiPhoneの電話機能が使えない事態を改善できる可能性があります。
以下の項目を一つずつ確認していきましょう。
iPhoneのネットワーク設定に不具合がある場合、インターネットや通話機能を正常に使えない原因になります。一度iPhoneのネットワーク設定をリセットしてみましょう。
また、別のネットワーク帯域に切り替えてみるのも有効な対処法です。
iPhoneの設定に問題が無くても、契約を結んでいるキャリアが何らかの理由で回線をブロックしていれば、iPhoneで通話できない不具合の原因になります。
一番気を付けなければならないのは、携帯電話料金の未払いです。毎月の通信料またはiPhone本体の分割料金などの支払いを怠っていると、いわゆる「赤ロム」になってインターネットや音声通話機能が使えなくなってしまいます。
自分が契約しているキャリアの公式サイトにログインして、未払い料金がないかチェックしましょう。もしも請求料金の未払いに関連したアカウントブロックの対象になっていたら、早急に料金を支払ってブロックを解除してもらいましょう。
キャリアシステム全体で通信障害が発生している場合も、iPhoneで通話機能を使えない原因になります。
2018年12月上旬にソフトバンクにて大規模な通信障害が発生した際には、ソフトバンク携帯でのモバイルデータ通信・音声通話機能が数時間に渡って全く使えなくなる異常事態に陥りました。
もしもiPhoneで通話できない不具合が急に発生したら、契約キャリアの公式ホームページをチェックして通信障害や局地的なメンテナンスなどのサービス停止が発生していないか確認してください。万一キャリア側の問題であればユーザーにはどうすることも出来ないので、事態が改善するまで気長に待ちましょう。
これは通信障害とは異なりますが、SIMカードがiPhone本体にきちんと刺さっているか確認することも大切です。
特に、iPhoneの機種変更時や格安スマホに切り替えた時に初心者が自分でSIMカードをセットすると、SIMカードがずれて電話機能を正常に使えない不具合が発生する原因になります。
心配な方は、もう一度SIMカードをセットし直してみてください。
iPhoneユーザーの間ではメールやSNSによるコミュニケーションが主流とはいえ、通話できない不具合が続くと有事の際に困ったことになります。
もしもiPhoneが通話(電話)機能を使えない状態になったら、以下の対処法を試してみてください。
iPhoneの動作に不具合が発生した時は、iPhoneを再起動してみることが基本的な対処法です。iPhone内に溜まっている不要なキャッシュを削除することで、通話できない不具合が改善される可能性があります。
iPhone X 以降の場合
また、iOSにバグが発生している場合は、iOSを最新版にアップデートすることでiPhoneの通話できない不具合を解消できる可能性があります。長期間iOSを更新していない方は、こちらの対処法も試してみてください。
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