iPhoneを使っているとAppleのサービスに絡み取られ、買い替えるのもiPhoneになりがちです。そうなると気になるのがiPhoneの買い替え時期です。Androidに比べて寿命が長いと言われるiPhoneの、お得な買い替え時期について説明します。
毎年9月の新型iPhoneが発表される時期になるとiPhoneユーザーの頭をよぎるのが、iPhoneの買い替えです。とはいえ、iPhoneの寿命や価格を考えると、毎年新機種が発表されるたびに新型に買い替えるのはもったいない気がします。かといってiPhoneの寿命が尽きたら買い替えるというのも、なにをもってiPhoneの寿命と呼ぶのかが難しいところです。
そこで、まずは以下の3つの買い替え時期について検討します。
ひと頃は新型iPhoneが発表されるたびに、その目新しさに人々が飛びつきましたが、さすがに近年では、新機種だからと新型iPhoneを求めてApple Storeに行列する人も減りました。しかし、それでも新機種が発表されると、新型iPhoneが欲しくなってしまうのは仕方がありません。であれば、毎年新型iPhoneに買い替えるのもひとつの手です。
1年落ちのiPhoneであれば、まだ中古価格も十分に高いので、メルカリやラクマといったフリマアプリやヤフオク!などのオークションサイトで売ることで、差額を考えれば十分お得に新機種が手に入ります。ただし、その場合はiPhoneを美品のままで使用するよう気をつけなければなりません。画面にひびが入ったり割れたりしたiPhoneなどもっての外です。
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また、1年使った旧型iPhoneを売るのではなく、家庭内で親→長子→次子などのように回せていけるのであれば、毎年新型iPhoneに買い替えるのはベストでしょう。もちろん、お金に余裕があるのでしたら、欲しい時が買い時ですから、細かいことは気にせずに新型iPhoneを毎年買い替えることをおすすめします。
キャリアを利用して2年割賦でiPhoneを購入しているなら、2年縛りの解約金が不要になる25〜27か月目もiPhoneの買い替え時期として悪くありません。MNPを併用することで、iPhoneの新機種へとお得に買い替えることが可能です。
もっとも2019年9月13日、あるいは10月1日からは解約金が1,000円になる新プランも始まりますので、今後はこの2年縛りはあまり考えずとも、自分にとってベストな時期にiPhoneを買い替えれば良くなる可能性もあります。しかし、この新プランはiPhoneの購入サポートや通信費用の割引はないため、必ずしもお得とは言い切れません。
この新プランとは別に、auの「アップグレードプログラムEX」やSoftBankの「半額サポート」は、2019年9月の開始から2年満期の時期を迎えています。これらのプランは2年でiPhoneの新機種に機種変更するのが前提のプランですから、必然的に2年後の今年から来年にかけてiPhoneを買い替えなければなりません。
つまり、これらのプランを選択したのであれば、買い替えにベストな時期は2年後しかあり得ないのです。あとは、継続してよく似た「アップグレードプログラムEX」や「半額サポート+」を利用するかどうかを決めるだけです。2年間、ほぼ半額で利用できてお得だったと感じられたのなら、似たプランを継続して2年で買い替えるのがベストでしょう。
ただ、入学や就職などを機にキャリアを契約すると4月が起点となり、iPhoneの新機種の発表時期とはズレてしまいます。そのため、iPhoneの新機種を機種変更で買い替えたいのであれば、4月の契約は避けるのが無難です。
iPhoneの新機種が出たらという1年ごとの買い替え時期と、いわゆる半額サポートも含む2年の割賦契約終了のたびという、2年ごとの買い替え時期とふたつのお得な買い替え時期をお伝えしました。これに対して、iPhoneを寿命まで使うという使い方もあります。
iPhoneの寿命についてはいろいろな捉え方があるため、のちほど「iPhoneを買い替えるのはiPhoneの寿命が尽きたとき?」の章で詳しくお伝えしますが、ここではiOSが対応しなくなったときが寿命と考えます。これを、2019年9月に登場したiOS 13でみてみると、iPhone 6シリーズ以前の機種には対応していないことがわかります。
iPhone 6シリーズの発売が2014年9月ですから、発売から5年で寿命を迎えたと見ることができます。iPhoneの寿命で見れば、5年がベストの買い替え時期と言えます。
さて、いざiPhoneを買い替えるとなると、今度はiPhoneの新型を買うべきか、旧型を買うべきかが気になります。2019年9月現在、iPhone 11Pro/MAXの旧機種であるiPhone XS/MAXは販売されていません。そのため普及機種の新型iPhone 11と、旧型のiPhone XR、iPhone 8で比較すると、ほぼ1万円ずつ安くなっています。
各種iOSの機能や防水機能、Apple PayでのSuica使用など、iPhoneの基本的な機能はiPhone 8で完成しており、Face IDにこだわりがなければコスパ的にiPhone 8がベストです。またFace IDが必要であればiPhone XRでなんら問題はありません。ただし、暗所でナイトモードを使った撮影をしたいのなら新型のiPhone 11がベストバイです。
もちろん買い替え前の機種がiPhone 8ならば、いまさら同じiPhone 8に買い替える意味がありませんから、その場合は新型にするか、買い替え時期を1年延ばすのがベストです。
iPhoneの買い替えの際にもうひとつ考慮すべきは、新品のiPhoneを買うか中古のiPhoneを買うかです。iPhoneは元々値崩れしづらいため、基本的には中古品を買うくらいなら、新品の旧型を買うほうが無難です。
しかし、安く新型に買い替えたいのであれば、新機種が発売された熱が冷めた頃に、ネットショップで未使用の新古品を探すと、新品の新機種iPhoneよりも1万円程度安く買い替えることができます。
また、iPhoneを割賦で購入する場合も、Apple Storeで購入したほうがキャリアで購入するよりも安く付くことがほとんどです。Apple Storeでは、12回、もしくは24回までのショッピングローンを金利0%で提供していますので、少しでも安くiPhoneを割賦で買い替えたいのなら、キャリアよりもApple Storeを利用するのがおすすめです。
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