Googleカレンダーで日本や海外の祝日を表示させる方法を紹介します。カレンダーの色分けや表示/非表示の切り替えといった整理機能を活用すれば、Googleカレンダーをより便利に利用できます。Googleカレンダーに祝日が表示されない時の対処法も説明します。
GoogleカレンダーはPCやスマホでも閲覧でき、ほかのユーザーとの共有も可能なため、プライベートでもビジネスでも使える便利なスケジュール管理ツールです。時間割の作成もできるので、学生にも便利なカレンダーとして使えます。またGoogleカレンダーはカレンダーを複数管理できるので、1つのアカウントでもプライベートとビジネスを分けられます。
またショートカット(D/W/M)を活用すれば日/週/月表示の切り替えも楽に行えます。基本機能では祝日に非対応のGoogleカレンダーに、祝日や休日を表示させれば使い勝手は一層高まります。しかもGoogleカレンダーには日本だけでなく海外の祝日や休日を表示できる機能があるのです。グローバルにサービスを展開しているGoogleならではの機能です。
Googleカレンダーは、デフォルトの設定では日本の祝日は表示されないので注意してください。祝日の表示は自分で設定を行う必要があります。それではPC/Android/iPhoneごとに、Googleカレンダーで日本の祝日を表示させる方法を説明します。なおGoogleカレンダーのバージョンによっては、手順が多少異なる場合があります。
特に2018年2月のアップデートでかなり使い勝手が変更されましたので、アップデートしていない方は注意しましょう。また詳しくは後述しますが、アップデートをしないと祝日が表示されない場合があります。ブラウザ上では常に最新のバージョンで表示されるので、アプリ側のバージョンだけは気を付けておきましょう。
PCのブラウザから祝日を表示させる方法は、スマホアプリよりやや手順がかかるものの、操作自体は簡単です。まずはGoogleカレンダーを開いて右上にある"歯車"から"設定"をクリックしましょう。
"カレンダーを追加"タブを開いて"関心のあるカレンダーを探す"をクリックしてください。すると休日やスポーツの選択が出てきます。また"新しいカレンダー"を押すと手動で設定できます。仕事、ゴミの日などジャンルごとに分けておくと便利です。URLでもカレンダーを追加できます。
"地域限定の祝日"タブを開いて"日本の祝日"にチェックを入れると、Googleカレンダーに日本の祝日を追加できます。カタカナ→漢字の順なので日本は下のほうにあります。
Googleカレンダーのアプリを開き、"≡"を選択して設定を開きましょう。"祝日"をタップして"日本"を選択すれば、日本の祝日が表示されます。
iPhoneもAndroidと同じやり方です。Googleカレンダーのアプリから"≡">"設定(歯車)"を選択しましょう。"祝日"から"日本"を選べばGoogleカレンダーに日本の祝日を表示できます。
Googleカレンダーには整理機能があります。祝日と休日の色を分けたり、指定した日付や記念日の表示を切り替えたりできます。Googleカレンダーの整理機能をうまく使えば、Googleカレンダーがより使いやすくなります。
自身で設定した祝日や休日の色を変更したい場合は、Googleカレンダーのホーム画面の左にある祝日にカーソルを合わせてください。すると右端に"︙"が表示されるので、クリックしてオーバーフローメニューを開きましょう。
オーバーフローメニューを開くと24色が表示されるので、好きな色をクリックして変更してください。"+"をクリックするとカスタム色にできます。祝日や休日ごとに色を分けて一目で予定の内容を把握できるようにしておきましょう。
また土日の背景の色を変更したい場合はChromeの拡張機能を使いましょう。G-calizeという拡張機能を使うと土曜日を青、日曜日を赤にできます。全曜日の背景が白だと分かりにくいと感じる方は拡張機能を活用しましょう。ただ、Chromeの拡張機能なのでもちろんスマホアプリには反映されません。
結婚記念日など独自の記念日を表示させるには、左上の"作成"を押して"その他のオプション"を開きます。またはカレンダーに直接予定を入れて"その他のオプション"を開いても構いません。オプションを開いたらタイトルを入れて"終日"にチェックを入れましょう。予定を毎年に設定して"保存"を押せば記念日を作成できます。
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