Gmailを使用している方は多くいらっしゃると思いますが、フォルダを作成して利用している方は多くないかもしれません。フォルダとラベルの違いについてや、Gmailでのフォルダの新規作成方法や、メールをフォルダに整理する方法について紹介します。
GoogleのフリーメールのGmailですが、便利な機能が多い上に無料ということで、使用されている方が多くいらっしゃるでしょう。そんな皆さんの中には、メールが増えて整理できなくて困っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方のために、Gmailには"ラベル"という機能があります。
Gmailにおける"ラベル"という機能は、通常のメールクライアントにおける"フォルダ"のようなものです。むしろ、フォルダよりも便利なのがこの"ラベル"なのです。初めてGmailを使う方にとっては、このラベルが少々難しく感じるもののようですが、要領さえつかんでしまえば、決して難しいものではありません。
この記事ではGmailにおけるフォルダである"ラベル"の作成の方法から、メールにラベルを振り分ける方法まで紹介いたします。ぜひメールの整理名人になってください。
Gmailのラベルの作成方法についてご紹介する前に、"フォルダ"と"ラベル"の違いについてご説明しておきます。初めてGmailを使用される方はこの"ラベル"の機能の存在に戸惑うかもしれませんが、決して難しいものではありません。フォルダとラベルについて、それぞれ説明していきます。
まず"フォルダ"についてですが、これはメールを保存しておく"場所"のことで、いわば"箱"のようなものです。例えば、部屋を整理するときには、洋服は"クロゼット"に、本や雑誌は"本棚"に、というように決められた場所に収納するかと思います。フォルダはこの"クロゼット"や"本棚"のような役割を持っています。
これをメールに置き換えると、送られてきたメールは一度受信トレイに保存されますが、その後、例えば仕事のメールは"仕事"という名前のフォルダに保存する、友人から来たメールは"友人"という名前のフォルダに保存する、といった感じです。
一方、Gmailにおける"ラベル"についてですが、これはメールに貼り付けておく"付箋"のようなものをイメージしてください。たくさんある書類を整理するときに、その書類を分類するための"付箋"を貼り付けていくようなイメージをしてもらえればいいかと思います。
つまり、例えば書類を"時期"で分類したいと考えるときには、Aという書類には"1月"と書かれた付箋を貼り、Bという書類には"2月"と書かれた付箋を貼る、という具合です。この書類をメールに、付箋をラベルに置き換えてもらえればよいかと思います。
さらに、Gmailでは、1つのメールにラベルをいくつも貼り付けることが可能です。例えば、Aというメールには"1月"というラベルとともに"友人"と書かれたラベルを追加で貼り、Bというメールには"2月"というラベルとともに"仕事"と書かれたラベルを追加で貼る、という具合です。ここがフォルダと異なるところです。
フォルダですと、1つのメールに対して1つのフォルダしか対応させられませんが、ラベルですと、1つのメールに対して複数のラベルの対応が可能なのです。これがGmailのラベルという機能がフォルダよりも便利だと言える理由で、メールを細かく整理できるのです。
フォルダとラベルの違いについて分かったところで、Gmailにおけるフォルダである"ラベル"の新規・追加での作成方法について説明していきます。スマホのGmailアプリでの作成方法と、PCのGmailでの作成方法の両方を確認していきましょう。
まずは、Gmailにおけるフォルダである"ラベル"をスマホで作成する方法を確認しましょう。最初に"Gmailアプリ"を開き受信トレイの画面に行きます。そして、左上の"三本線のアイコン"をタップします。
左側にメニューが開きますので、メニューの下のほうの"新規作成"をタップします。
すると、名前を設定する画面になりますので、"作りたいラベルの名前"を入力して"完了"をタップすれば、新規でラベルを作成できます。
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