PCを長持ちさせるためにはCPUの温度管理が大切です。この記事ではWindows10.11のPCでCPUの温度を確認する3つの方法についてご紹介します。CPUの温度を下げるための方法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
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Windows10.11のCPU温度を確認する方法は以下の3つです。
Windows10.11のCPU温度を確認する3つの方法
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Windows10.11のCPU温度を確認する方法1つ目は「Core Temp」というソフトを使って確認する方法です。
Core Tempを利用することで、簡単にCPU温度を確認することができます。以下の手順でCPU温度を確認できます。
まず、こちらから公式サイトにアクセスし、「Download」をクリックしてCore Tempをダウンロードします。
Core Tempを開くと、以下の画面が表示されます。赤く囲まれた部分が現在のCPU温度になっています。
上記の手順でPCのCPU温度を確認できます。これから紹介する2つの方法は温度表記が華氏(°F)になっているなど、計算する手間がかかるため、直感的にCPU温度を確認できるCore Tempは非常に便利でおすすめです。
Windows10.11のCPU温度を確認する方法2つ目は「パフォーマンスモニター」を使って確認する方法です。
パフォーマンスモニターを使ったCPU温度の確認手順は以下の通りです。
Windows10、Windows11のスタートボタンを右クリックして「コンピュータの管理」をクリックします。表示された画面の左サイドバーにある「パフォーマンス」をダブルクリックすると、「パフォーマンスモニター」というメニューが表示されるので、そちらをクリックします。
パフォーマンスモニターが表示されたら、緑色の「+」マークをクリックします。
「+」マークをクリックすると、以下の画面が表示されます。「Thermal Zone information」をクリックした後、「追加」をクリックします。
先ほどクリックした「+」マークの左隣にある「▼」マークをクリックし、「レポート」を選択します。
以下の画面が表示されたら、「Temperature」部分の数値を確認します。現在は301度と表示されています。
301度と華氏(°F)表記になっているため、301から273を引いて摂氏(°C)表記に直します。すると、現在のCPU温度は28°Cであることが分かります。273は毎回出てくる数字なので覚えておくと便利です。
以上がパフォーマンスモニターを使ったCPU温度の確認方法です。手順が多少複雑で計算が必要となりますが「余計なソフトは入れたくない」という方はパフォーマンスモニターを使った方法がおすすめです。
Windows10.11のCPU温度を確認する方法3つ目は「コマンドプロンプト」を使って確認する方法です。
コマンドプロンプトを使ったCPU温度の確認手順は以下の通りです。
はじめに、スタートボタンを右クリックします。右クリックすると、以下の画面が表示されます。次に「コマンドプロンプト」を右クリックすると、「管理者として実行」というメニューが表示されますので、そちらをクリックします。
起動したコマンドプロンプトに以下のコマンドを入力して実行します。
wmic /namespace:\\root\wmi PATH MSAcpi_ThermalZoneTemperature get CurrentTemperature |
上記の数値は華氏(°F)表記かつ、10倍された数値になっているため、10で割った後、273を引く必要があります。計算すると、3010÷10-273=28となり、CPU温度は28°Cであることが分かります。
コマンド入力が必要な上、計算をする必要があり、少々面倒な方法ですが、「コマンドを使ってみたい」という方はCPU温度をコマンドプロンプトで確認してみてください。
以上3つが、Windows10.11のCPU温度を確認する方法です。当サイトのおすすめは最も簡単にCPU温度を確認可能なCore Tempで確認する方法ですが、どの方法でもCPU温度を確認することは可能なので、自身の気に入った方法を試してみてください。
Windows10.11のCPU温度を確認する3つの方法
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