Cliborとはコピー&ペーストに特化したソフトのことです。Cliborを使うことでコピー&ペーストがスムーズになり、結果的には業務の効率化につながります。そんなCliborの特徴と使い方をご紹介しますので是非ご活用ください。
Windowsにはクリップボードという機能がついていますが、この機能をより効率的に使えるCliborというフリーソフトをご存知でしょうか。Windowsについているクリップボードでは記憶させたものをそのまま使うことしかできず、記憶範囲も1つだけという制約がついています。この点を考えたときにCliborを使うことにどんなメリットがあるのでしょうか。
フリーソフトであるCliborは無料で使えるツールですので、これからお伝えするメリットを見て日々の業務などに使えそうだと感じたらインストールしておくことをおすすめします。特にCSSやHTMLなどコピー&ペーストが多い作業に対して大きな効果を発揮することでしょう。
Cliborではクリップボードの履歴を管理することが出来るソフトウェアであり、普段からよく使う定型文を登録することもできます。Windows10のクリップボード履歴の表示を管理するソフトとも言えます。Cliborはシンプルでありながらもカスタマイズできることから高性能なソフトウェアでありWindowsユーザーにとって大切なパートナーになるでしょう。
Cliborを使うことでWindowsのクリップボード履歴として表示されたデータを再表示あるいは削除が簡単にできるようになります。この機能を使えば業務の効率化を図ることができます。なぜならWindowsでは1つしか表示できないコピー&ペースト可能な範囲が広がるためです。
コピー&ペーストは使う人と使わない人に大きな差が出ます。かなりコピー&ペーストとほとんどコピー&ペーストを使わない人に分かれます。前者の場合はコピー履歴からペーストを選ぶ作業は非常に面倒に感じます。このような悩みに対してCliborは非常に高いパフォーマンスを発揮します。
Cliborは複数の履歴を管理することができます。つまり、よく使う定型文がいくつあってもよく、使わなくなったコピー元はすぐに削除可能です。同じような文面を何度も入力しなければならないのであればCliborは不可欠なパートナーとなるでしょう。なぜなら、コピー&ペーストをする範囲を複数持つことができ、必要に応じてその文面を編集することが出来るからです。
Cliborの基本的な使い方をご紹介します。Cliborの基本的な使い方だけでもマスターすることで大きな効率化を図ることができます。各々で設定をすることで使い方の幅が膨らみ、よりCliborを使いこなすことができますが、まずはCliborの基本的な使い方を知り、そのうえで各種設定を試みてください。
Windows用のソフトウェアですのでMacには対応していませんが、Cliborはコピー&ペーストに対して特化していますのでプログラミングの勉強をしている方にもおススメです。Cliborというソフトウェアの基本的な使い方をマスターして効率化を図っていきましょう。
まず、Cliborの基本的な使い方の中で重要なのはコピーしたクリップボード履歴を残すことが出来るということです。通常、Windowsで「Ctrl+C」を押すことでコピーをし、ペーストを行いますが、1つの履歴しか保存することができません。Cliborではそのコピー履歴を最大1000個まで保存することが可能です。
このコピー履歴をクリップボード履歴とも言い、通常は複数残すことはおろか表示させることもできません。コピー&ペーストをよく使う方にとって苦痛になってしまうWindowsの仕様をCliborで改善することができます。
Cliborにはクリップボード履歴を簡単にポップアップさせることができ、好きなタイミングで表示させることできます。初期設定のままであれば”Ctrl"を2回押すことでクリップボード履歴を表示させることができます。文章を書きつつクリップボード履歴を参照し効率的に入力することが可能です。
クリップボード履歴の表示を消すためには”Esc”を押下するか、Windows上の画面のどこかをクリックすると表示を消すことができます。設定を変えることでクリップボード履歴の表示場所をキャレット(文字を入力している箇所)かカーソルの位置のどちらかに変更することも可能です。表示場所については各々が使いやすい位置を把握して設定してみてください。
Clibor以外にもクリップボード履歴を複数残せるソフトはあります。しかし、Clibor以外のソフトではペーストをする際に手間がかかり、工数としてはWindowsの標準仕様と同じようになっています。Cliborの使い方としてペースト方法がかなり便利という点があります。特に設定をしなくともCliborというソフトでは当たり前の仕様となっています。
先ほどのクリップボード履歴からペーストしたい項目を選択し”Enter”を押すだけでペーストは完了です。この仕様はCliborにしかなく思いのほか効率化につながります。使い方としてはクリップボード履歴をアクティブ状態にして上下キーで項目を選択し、最後に”Enter"を押すという流れになります。一度、Cliborをインストールして試してみてください。
Cliborでは設定上、1000個までしか履歴を保存できない仕様になっています。そのため多くの履歴を残す使い方をする場合は削除する方法も覚えておかなければなりません。とはいえCliborというソフトでは履歴の削除も簡単にできるようになっています。
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