サクラチェッカーというWebサービスをご存知でしょうか?Amazonの商品のレビューの中には売り上げ利益を目的としたサクラが存在しています。サクラチェッカーを使えばAmazonのサクラレビューを見抜くことができます。その使い方や精度を解説していきます。
Amazonの商品を購入する際の決め手となるものは人それぞれ違います。商品の紹介文を読んで魅力を感じて買う人もいれば、本当に必要なものか吟味して計画的に買う人もいることでしょう。商品を購入するかどうかを左右する要素の一つとして、商品のレビューが挙げられます。他のユーザーからの評価は自分の意思を決めるうえでの手掛かりになるからです。
買うかどうか迷っている場合、評価が高ければ購入の決心がつくでしょう。逆に評価が低ければ購入を見送るでしょう。そんな重要要素であるユーザーの評価の中にはサクラも混ざっています。サクラチェッカーという高精度なWebサービスを使えば、Amazonのサクラレビューを見抜くことができます。これでユーザーからの純粋な評価のみを抽出できます。
サクラチェッカーの精度は非常に高く、信頼できるWebサービスと評価できるでしょう。理由としては開発者が実際にサクラ・やらせレビューを行っているAmazonレビューグループに潜入し、やらせの対象となりやすい製品の傾向等を調査し、そこで得た知識をこのWebサービスの開発に活かしているからです。サクラチェッカーのチェック項目は次の通りです。
サクラチェッカーはAmazonのやらせレビューを見抜くことができる高精度なWebサービスである、ということはわかっていただけたでしょうか?言葉だけではまだピンとこない人は実際に使ってみることで、その精度の高さを実感できるでしょう。使い方を説明します。使い方は簡単で商品URLをコピペして検索するだけなので、気軽にやってみましょう。
まずは評価がやらせかどうか調べたいAmazonの商品を、AmazonのWebサイトから選びましょう。自分が購入を検討している商品がいいでしょう。サクラチェッカーの精度を確かめる意味では、やたら評価の高い、怪しい商品を選ぶのも一つの手です。選んだ商品のURLをコピーしましょう。
ここでは例として「iClever 4ポート USB充電器 8A 40W acアダプタ 海外対応 iPhone iPad Android スマホ タブレット 対応 急速充電器 ホワイト IC-WB41W」のサクラレビューを見抜いていきます。この商品の評価数は70件以上あり、評価は4.3と非常に高いです。これを見ると優秀なスペックを持つ魅力的なモバイルバッテリーという印象を受けます。
しかし、肝心のレビューを見ると同じ日付で投稿されたものが3件あり、すべて最高評価で、レビュー内容も不自然な日本語が混じっており、やらせレビューの可能性が高いです。サクラチェッカーで早速調べてみましょう。まず商品のURLをコピーしましょう。URLのコピーは上に貼った画像の画面上部の赤枠部分に該当する箇所を右クリックすればできます。
まずは下記リンクからサクラチェッカーのWebサイトを開きましょう。サクラチェッカーの使い方は非常に簡単です。赤枠部分に先ほどコピーしたAmazonの商品ページのURLを貼り付けて、「Go」をクリックして検索するだけです。検索結果が出るまで1分もかかりません。
検索結果が出ました。サクラチェッカーの検索結果は、サクラ抜きの評価は1.93で「Amazonよりかなり低いスコア」で且つ「危険」とのことです。Amazonでの評価は4.3だったので、サクラレビューを除いた実際の数値は半分以下だったということが判明しました。Amazonでの評価を鵜呑みにして購入してしまうのは文字通り危険といえるでしょう。
画面を下にスクロールしましょう。「サクラ度は90%です」と記載されています。ほぼほぼサクラレビューが紛れ込んでいると考えて問題ないでしょう。その下には「価格&製品」、「ショップ情報&地域」、「ショップレビュー」、「レビュー分布」、「レビュー日付」、「レビュー&レビュア」という項目ごとの評価が記載されています。
項目のどれかを選んでクリックすると、画面が自動的に下にスクロールされます。それぞれの項目を「安全」「注意」「危険」の3つの段階に分けて、サクラの危険性を評価し、その理由も教えてくれます。例えば「価格&製品」でいえば、マーケットプレイスの商品であり、平均サクラ度が高い要注意メーカーであるために危険であるということがわかります。
同じメーカーがAmazonに出品している他の商品についてもサクラレビューが発見されているため、危険と判断されたのでしょう。「レビュー&レビュア」ではAmazonでのレビュー内容や投稿者に不自然な部分がないかを分析してくれます。この商品では「怪しい日本語サクラレビューあり」と判断されています。不自然な日本語を指しているのでしょう。
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