Amazonの商品レビュー削除方法!悪い評価・コメントを削除依頼しよう
今回はAmazonの商品レビュー削除方法についてご紹介しています。Amazonの商品レビューで事実と異なる悪いコメントがあると様々な面で影響が出てしまいます。健全な取引をするためにも、この記事を参考に不本意なAmazonの商品レビューは削除依頼しましょう。
目次
Amazonの評価は2種類ある
今回はAmazonの商品レビュー削除方法についてご紹介していきます。事実と異なる悪いコメントや評価がある場合には様々な影響を与えますので、そういったコメントがある場合には削除依頼を出して消すようにしましょう。
出品者への評価
Amazonは評価として2種類の評価があります。一つ目の評価は出品者への評価です。この評価は注文後から90日以内であれば、評価やコメントを投稿することが出来ます。
評価をする際は偽りのない事実をコメントするようにしましょう。虚偽のコメントや評価をすることによって出品者が場合によっては出品できなくなることもあります。出品者によほどの落ち度がなければできるだけ良い評価をするように心掛けましょう。
出品された商品への評価
もう一つの評価が出品された商品に対する評価です。この評価のことをカスタマーレビューとも呼ばれており、商品に対する率直な評価がコメントされています。
何か商品を購入したいと思った際には購入ボタンを押す前に一度カスタマーレビューの評価を見てみるのがよいでしょう。すでに購入した人たちが率直な感想をコメントしていますので、購入前に参考になるでしょう。
Amazonの商品レビューで良い評価を集めた方が良い理由
Amazonの商品レビューでは良い評価を集めることが良いとされています。その良い評価を集めることによるメリットをご紹介していきます。
Amazonアカウントの健全性が高くなる
出品者の評価について、Amazonにはアカウントの健全性という指標が用意されております。それは4段階で評価されています。
評価 | % |
非常に高い | 98.5~ |
かなり高い | 96.5~98.49 |
高い | 85.5~96.49 |
普通 | 0~85.49 |
この様な指標になっています。普通の範囲がかなり広くなっていますが、これが低いと出品者としての評価が低くなってしまいます。この評価が低いと最悪の場合、アカウントの警告や停止処分なども下されてしまう可能性もあります。
評価の母数が低いと、1つの悪い評価でアカウントの健全性が一気に落ちてしまいます。そのようにならないためにも良い評価を集めておく必要があります。一般的な目安として90%以上を目指すのが良いとされています。
SEO対策になる
売り上げへの影響が大きい
出品者の商品レビューは量よりも質を求められます。良い評価があればあるほど良い事には違いありませんが、SEO対策や売り上げとしては大きな差はでません。
しかし、出品者の商品レビューが0か1かでは大きな差がでます。そして、1か10かでも大きく差が出てきます。一定以上の商品レビューを貰うと大きな違いは出ませんが、商品レビューを貰うという事に大きな意味を持ちます。
売り上げをどんどん伸ばしていきたいと考えている出品者であれば商品レビューを貰うことは必要不可欠となります。
Amazonの商品レビューで悪い評価が与える影響
カスタマーレビューの影響
Amazonカスタマーレビューは売り上げが増えてくると悪い評価や悪いコメントが増えるのは避けられないことです。しかし、避けられないからと事実と異なる悪い評価や悪いコメント放置していると様々な面で悪影響を及ぼす為、そのようなカスタマーレビューは消す必要があります。
上記でもご説明しましたが、Amazonカスタマーレビューの悪い評価や悪いコメントが増えてしまうとアカウントの健全性が低下したり、売り上げに影響を及ぼしてしまいます。さらには、最悪の場合にはアカウントの利用停止といった処分を下されてしまうこともあります。そうならないようにするためにもきちんと悪い評価やコメントは消すようにしましょう。
カスタマーレビューを消すことが出来る条件
Amazonカスタマーレビューを消すためには削除が出来るレビューの条件があります。その条件に付いてご紹介していきます。
商品への評価
カスタマーレビューを消す事ができる一つ目の条件は商品への評価である場合です。
消す事ができるカスタマーレビュー例
- 想定より商品が小さい
- 電源を入れてもなかなか動かない
- 新型より旧型の方がよかった
この様なカスタマーレビューを出品者に対してする人がいますが、あくまで商品を作っているのはメーカーです。出品者は商品に対して関係ありませんので、この様なカスタマーレビューに対しては消す事が出来ます。
FBAを利用した商品への評価
カスタマーレビューを消す事ができる二つ目の条件はFBAを利用した商品への評価の場合です。FBAを利用すると、商品の保管や梱包及び発送をAmazonへ委託することになります。
消す事ができるカスタマーレビュー例
- 梱包の箱がへこんでいた
- 商品の配達が遅い
- 不在票が投函されていない
この様な商品の保管や梱包及び発送に関する内容はFBAを利用している場合は該当するカスタマーレビューを全て消す事が出来ます。
Amazonの商品レビューの悪い評価・コメントを削除依頼する方法
ここからはAmazonの商品レビューの悪い評価・コメントを削除依頼する方法をご紹介していきます。削除できる悪い評価・コメントはどんどん削除依頼を出していきましょう。
Amazonに商品レビューの削除依頼をする
Amazonはガイドラインに違反している商品レビューについて違反報告することができます。この違反報告がいわゆる削除依頼となります。Amazon側が商品レビューに対して、違反を認めた場合に商品レビューが削除されるようになります。
削除依頼手順
ここからは実際の削除依頼手順をご説明していきます。商品レビューの削除依頼は誰でもいつでも出来るようになっています。
Amazonセラーセントラルの下部に配置されている『規約・ガイドライン』を選択して下さい。
「規約・ガイドライン」ページの「お困りですか?」から『問い合わせる』を選択して下さい。
お問い合わせ内容から「Amazon出品サービス」を選択して下さい。
「商品のレビュー」を選択して、「質問の内容」を記入してください。内容は出来る限りガイドラインに則って違反箇所を明確にして、削除すべきであることが伝わるように記入するようにしましょう。内容の記入が終われば「送信」をクリックして削除依頼は完了です。
この削除依頼をAmazon側が受け付けてくれると対象の商品レビューを消す事が出来ます。
削除依頼時に気を付けること
これまでは削除依頼の方法をご紹介してきました。ここからは削除依頼時に注意すべき点をご紹介していきます。
何度も削除依頼をする
一つ目は同じ商品のレビューで何度も削除依頼できるという点です。一つの商品レビューで一回だけしか削除依頼できないと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。Amazon側の削除対応が遅かったり、削除依頼に対して全く対応してくれないと感じた際には定期的に削除依頼を出すのも一つの手段です。
規約違反であることを明確にする
Amazonに削除依頼をするときは、客観的な視点で内容を書くとよいです。主観的や感情的な内容で削除依頼をしてしまうとAmazon側としても受け取り手は人であるので、受け入れがたい内容となってしまいます。
Amazonのレビューガイドラインに沿って、違反箇所を指摘するのが大切です。但し、嫌がらせ目的で商品レビューを記入している同業の出品者であれば、規約違反のない程度で悪意のある商品レビューをする場合があります。そのような場合で明らかに悪意があると取れる場合には内容をこじ付けをして削除依頼するしかありません。
購入者を特定する
以前までならば、商品レビューから購入者を特定する方法がありましたが、現在は購入者を特定する方法はなくなってしまいました。似たような悪意のある商品レビューを同業他社が受けていないかを確認して、一つだけ悪意のある商品レビューを受けていない出品者がコメント主であると特定できる可能性もありますが、望みは薄いと考えられます。
同業他社の動きをしっかり把握していると意外とコメント主を特定できたりするといった話しもあるようですが、現実的には特定するのは困難であるのが現状です。
Amazonが商品レビューを削除してくれない場合の対処方法
Amazonに商品レビューの削除依頼を出しても中々商品レビューを削除してくれない場合の対処方法をご紹介していきます。削除したい商品レビューであったとしても内容によっては削除依頼を出しても商品レビューの内容に正当性が認められてAmazon側が削除対象外とする可能性もあります。
そうなってしまうとAmazon側はその商品レビューに対する削除対応は行ってくれませんので、削除したければ自分で何とかするしかありません。一番確実な方法はやはり購入して商品レビューを書いた本人に削除のお願いをして、商品レビューを削除してもらうのが確実な方法です。
購入者に削除依頼をする
出品者用アカウントの「評価」 > 「注文番号」 > 「購入者に連絡する」から該当商品の購入者に連絡を取ることが出来ます。ここから購入者に対して削除依頼をすることが出来ます。
削除依頼の例文
削除依頼をするにあたって、購入者が不快な思いをしてしまうと、削除する気があったとしても削除する気が削がれてしまいます。相手に不快な思いをさせないように削除依頼をする時は特に丁寧な文章を書くようにしましょう。
必ずしもこれが良いわけではありませんが、下記に削除依頼の例文を載せておきます。この例文を参考にオリジナルに書き換えても良いですし、少し手を加えるのもよいかと思います。とにかく大切なのは受け手が不快な気持ちにならないことです。それをしっかりと意識した文章を作成するようにしましょう。
削除依頼の例文 |
この度は〇〇(商品名)をお買い上げいただきありがとうございます。 〇〇(店名)の〇〇(名前)と申します。 突然のメールで恐縮ですが、一点お願いがありご連絡差し上げました。 この度、お客様から〇(評価数)の評価を頂きました。 Amazonの仕組みとして、この評価は当店に対して大きなダメージとなり つきましては販売数を大きく減少させることとなります。 当店に不手際がありましたらすぐに解決への対応を致しますので お申し付けください。 お手元の商品にご不満があれば、 返品・交換などもお受けいたします。 もし、それらの対応で評価を変えても良いと思って頂けるのであれば、 今回の評価の削除をお願いできればと思います。 削除の手順は ・Amazonへログイン ・「アカウントサービス」を選択 ・「出品者の評価を確認する」を選択 ・当店で購入された商品の「削除」をクリック こちらの手順をして頂きますと完了です。 大変お手数ではございますが、ご理解の上、ご協力頂けると幸いです。 サービス向上及び品質向上を努めてまいりますので、 今後とも当店をよろしくお願いします。 |
返信の確認を行う
Amazonでは、購入者から返信があった場合には、24時間以内に回答をする必要があります。購入者から返信があった場合には「購入者のメッセージ」に届きますので、きちんと確認をして、購入者への返信に対する回答をしましょう。
この返信も好印象を与えることができると購入者としても「削除してもいいかな」と思って貰えます。出来るだけ丁寧な対応を心掛けるようにしましょう。
Amazonの商品レビューの悪い評価・コメントを削除依頼しよう!
今回はAmazonの商品レビューの悪い評価及びコメントの削除方法についてご紹介してきました。このAmazonの商品レビューの悪い評価及びコメントを削除しないままにしておくとアカウントの健全性や売り上げの低下など様々な面で悪影響を及ぼしてしまいます。
現実的には売り上げが増えてくると悪い評価や悪いコメントが増えるのは避けられないことですので、このような評価やコメントを付けられてしまうことはある程度割り切って、そのコメントに対してどう削除するかで行動していきましょう。
Amazonに削除依頼を出しても全ての商品レビューを削除してくれるわけではありませんので、Amazonが商品レビューを削除してくれない場合には購入者へ直接連絡して削除をしてもらうようにお願いをしましょう。
商品レビューで悪い評価や悪いコメントがついてしまった場合にはどんどんAmazonや購入者に削除依頼を出して、商品レビューを削除してもらい、売り上げを増やしていきましょう。