2019年10月20日更新
Amazonで発送済みの商品をキャンセルする方法!配送業者に連絡しよう
Amazonで発送済みの商品をキャンセルする方法をご存知ですか?発送前なら簡単そうですが、発送後となるとどういった手続きを行えばいいか悩んでしまう人もいるでしょう。Amazonで発送済みの商品のキャンセル方法を、配達状況毎に解説していきます。
目次
- 1Amazonで発送済みの商品はキャンセルできる?
- ・発送後は原則キャンセル不可だが受け取り拒否は可能
- ・キャンセルの条件
- ・何度も受け取り拒否するとアカウント閉鎖の恐れも
- 2Amazonで発送済み商品をキャンセルする方法(受け取り拒否)
- ・前もって配送業者に電話で伝えるのがベスト
- ・宅配便の場合(返送料不要)
- ・メール便の場合(返送料不要)
- 3Amazonで発送済み商品をキャンセルする方法(商品配送完了後の場合)
- ・返品リクエストについて
- ・返品リクエストができる条件
- ・返品リクエストの手順
- ・返送手順
- 4Amazonで発送済み商品をキャンセルした場合の返金について
- ・返金日の目安
- ・銀行振り込みで受け取る場合
- 5Amazonで発送済み商品のキャンセルは受け取り拒否をしよう!
Amazonで発送済みの商品はキャンセルできる?
Amazonで注文したけどやっぱり必要なかった、という経験はありませんか?より安い商品を他のwebサイトで見つけたり、スペックの高い商品を見つけた時等注文をキャンセルしたいと考えることもあるでしょう。Amazonから発送される前であれば簡単にキャンセルできそうですが、発送後の場合もキャンセルできるのでしょうか?
発送後は原則キャンセル不可だが受け取り拒否は可能
Amazonから商品発送後の場合は原則注文のキャンセルはできません。その代わりに「受け取り拒否」という形で注文した商品を返品・返送して、返金してもらうことはできます。少しややこしいですが、発送前にキャンセルする時と比べて手間が増えるだけで、実質的にAmazonで発送済みの商品でも注文をなかったことにできると考えてください。
キャンセルの条件
Amazonから発送後の商品を受け取り拒否する方法について紹介する前に、まずはキャンセルできる条件について確認しておきましょう。キャンセルできるのであれば、その方が断然楽です。この条件に当てはまらない場合は受け取り拒否をする必要があります。
商品の発送がされていないこと
商品の発送がされていないことが前提条件です。発送後の場合は商品が届くのを待つだけで、Amazonの手元に実物がないので注文の取り消しはできません。
出荷準備中でないこと
出荷準備中でないことも条件の一つです。Amazon側で配送の準備をまだ行っていなければ、キャンセルできます。配送のステータスはアカウントサービスの注文履歴画面で確認することができます。発送前でかつ出荷準備中でもなければ、Amazonのサイトでいつでも注文のキャンセルが可能です。できない場合は、条件を満たしていないということです。
何度も受け取り拒否するとアカウント閉鎖の恐れも
受け取り拒否を何度も繰り返していると、アカウントが閉鎖される可能性もあります。Amazonとしても非常に手間がかかりますので、ユーザーが受け取り拒否するのを極力避けたいのでしょう。「何回目以降であればペナルティを科す」というように明記されているわけではありませんが、やむを得ない場合以外では受け取り拒否はしないようにしましょう。
Amazonで発送済み商品をキャンセルする方法(受け取り拒否)
ここからは本記事の本題である、Amazonで発送後の商品を受け取り拒否する方法について紹介していきます。説明したとおり、発送後の場合はAmazonのサイトからは受け取り拒否はできませんので、他の方法を使う必要があります。
前もって配送業者に電話で伝えるのがベスト
商品配送前に配送業者に電話で伝えるのがベストな選択肢です。配送の準備が進んでいくと、配送業者が決定されます。配送業者決定後に配送業者に電話をかけて受け取り拒否する旨を伝えましょう。業者としても配達する前に電話連絡をもらった方が手間が省けます。商品が届けられる前に時間に余裕があるのであれば、電話をかけるといいでしょう。
電話をかける際には、お問い合わせ伝票番号を答えられる状態にしておくといいでしょう。配送業者もお問い合わせ伝票番号も、商品発送後の確認メールまたは注文履歴画面で確認することができます。Amazonと提携している配送業者の電話番号は下のリンクを参照してください。事前に該当の電話番号に電話をかけましょう。当然、返送料もかかりません。
宅配便の場合(返送料不要)
では電話をかけられなかった場合にはどうしたらいいのでしょうか。宅配便の場合は配達員に直接伝えれば問題ありません。返送料も不要です。
受け取り時に配達員に伝える
商品を届けに来た配達員に受け取り拒否する旨を伝えましょう。せっかく届けに来てくれたのに申し訳ないと感じてしまう人は、外出して不在の際に商品が届けられた時のことを想像してみましょう。これと同じ現象が起きています。配達員に迷惑は掛かってしまうかもしれませんが、消費者としての権利という風に考えましょう。
メール便の場合(返送料不要)
メール便の場合はどうしたらいいのでしょうか。宅配便の場合と違って配達員と直接顔を合わせる機会がないので、受け取り拒否する旨を伝えられません。しかし、メール便の場合でも要領は同じです。要は受け取り拒否する旨を伝えられれば良いのです。次に紹介する手順を実践してみましょう。返送料はいずれも不要です。
配達物のパッケージに「受け取り拒否」と赤のマジック等で目立つように記載しましょう。次に自分の名前も書いておきましょう。記入が終わったら近くの郵便ポストに投函するか、郵便局に持ち込みましょう。ただし、この方法は日本郵便が配達業者であり、かつ商品が未開封でないと使えないので注意しましょう。他の業者の場合は直接電話をかけましょう。
Amazonで発送済み商品をキャンセルする方法(商品配送完了後の場合)
発送後は発送後でも、既に商品が自宅に届けられた状態で注文をキャンセルしたい場合はどうしたらいいのでしょうか。このケースは通常のキャンセルでも受け取り拒否でもなく、返品に該当します。返品・返送の手順について解説していきます。
返品リクエストについて
Amazonから発送済みの商品が既に到着している場合は、返品リクエストを行うことで実質的に購入をキャンセルすることができます。返品時における返金額、返送料等については後述します。
返品リクエストができる条件
返品リクエストが可能な条件は全体に共通するものと商品の種類ごとに定められているものがあります。全体に共通する条件としては、原則として到着後から30日以内に手続きを行う必要があることが挙げられます。商品の種類ごとの条件は商品の性質等に応じて非常に細かく設定されています。下のリンクから確認をしてください。
返品リクエストの手順
ここからはAmazon商品の返品リクエストの手順を説明していきます。条件を満たしているようであれば、返品しましょう。PCの場合とスマートフォンやiPhoneの場合と分けてそれぞれ説明します。
PCの場合
まずPC画面での手順説明です。下のリンクからAmazon返品受付センターを開きましょう。続いて「注文履歴から返品する」ボタンをクリックしましょう。
注文履歴が表示されます。返品したい商品の「商品の返品」をクリックしましょう。商品到着後30日間を過ぎている場合は、「商品の返品」は表示されません。その場合はカスタマーサービスに問い合わせてみましょう。
「返品の理由」をクリックするとプルダウンメニューが表示されます。この中から当てはまるものを一つ選びましょう。
返品に至った具体的な理由を入力しましょう。何行も書かなくても1行程度でも問題ありません。
返金方法の選択画面が表示されるので、好きなものを選びましょう。商品を購入した時の支払い方法によって、返金の選択肢のうちどれを選べるかは変わってきます。返金の選択肢はAmazonギフト券残高、Amazonポイント残高のいずれかになります。選択後、下画面が表示されます。内容が問題なければ「次に進む」をクリックしましょう。
「返送手続きを開始」をクリックしましょう。以上がパソコンから返品リクエストを行う手順です。まだこれで終わりではありません。この後商品の返送を行わなければなりません。返送手順については後述します。
スマートフォンやiPhoneの場合
続いてスマートフォンやiPhoneで返品リクエストを行う手順を解説していきます。PCでの操作とほとんど変わりありません。まずは画面左上のメニューアイコン(横3本線アイコン)をタップして、注文履歴の画面を開きましょう。
注文履歴の一覧から返品したい商品を選びましょう。下画面が表示されるので、「返品商品」をタップしましょう。
返品理由にチェックを入れましょう。
「具体的な理由を入力」をタップして、理由を記入しましょう。
続いて返金手続きを選択しましょう。PC版での手続きと同様に、商品購入時の支払い方法によって選択肢が変わってきます。下画像の場合は「元の支払い方法」しか選択肢はないのでこれを選びます。なお、不良品等を理由に返品する場合で同じ商品が欲しい時は「交換」を選択しましょう。選択肢にない場合は返金してもらってから再購入する必要があります。
返送方法の確認画面が表示されます。内容に問題なければ「返送手続きを開始」をタップしましょう。
下画面が表示されたら、スマホ・iPhoneでの返品リクエストは完了です。PC同様まだ終わりではなく、次に説明する「返送」を行う必要があります。
返送手順
返品リクエストが完了したら次は手元にある商品をAmazonに返送しましょう。返送手順を解説していきます。商品を入れる箱に専用のラベルを貼らなければいけません。まずはそのラベルを印刷しましょう。PCであれば返品リクエストの際の最後の画面から、スマホであれば返品リクエスト後にAmazonから届いたメールからラベル作成画面を開きましょう。
「返品用ラベルと返送手順を表示・印刷」をタップしましょう。
返品する商品の箱に貼る専用のラベルの印刷画面が表示されます。自宅にプリンターがある人はこの画面から印刷をしましょう。ラベルといっても専用用紙を用意する必要はありません。普通紙に印刷してセロハンテープ等で止めるだけで充分です。
ラベルが印刷できない場合は、次に挙げる4つのうち1つを用意して商品と一緒に箱詰めしましょう。バーコードやラベルは、はがしてしまいましょう。メモは自分で記入したものを添付しましょう。
- 商品か段ボールに貼られている「sp」で始まるバーコード
- 返品受付IDのメモ(バーコードのすぐ上に記載されている英数字)
- 段ボールに貼られた送り状ラベル
- 納品書(承認によっては付いてないものもある)
箱詰めが終わったら次は返送です。コンビニに持ち込むか、日本郵便の集荷サービスを利用して取りに来てもらいましょう。コンビニの場合は、レジの店員に商品を発送したい旨を伝えれば、送料は着払いか元払いか聞かれた後に専用用紙の記入を指示されるのでそれに従いましょう。元払いとは返送料が自己負担、着払いはAmazon負担という意味です。
送料はどちらの負担にすればいいかは返品理由によって判断しましょう。自己都合の場合は元払い(自己負担)、不具合等の場合は着払い(Amazon負担)にしましょう。送料は責任のある方が払う、と考えるとわかりやすいでしょう。持ち込みが大変な場合は日本郵便の集荷サービスを利用しましょう。下のリンクから申し込みページに飛ぶことができます。
「今すぐ集荷依頼する」をクリックして、必須項目を入力して集荷依頼をしましょう。また、電話でも申し込むことができます。0120-921-651(スマホ・携帯からは092-517-3541)に電話をかけて集荷依頼しましょう。これで商品の返品は完了です。
Amazonで発送済み商品をキャンセルした場合の返金について
続いて発送済み商品をキャンセルした場合の返金額、返金方法について解説します。返金額は、返品のタイミングと商品の状態によって異なります。商品到着後から数えて30日以内で、かつ、未開封・未使用なら全額返金、開封済みの場合は商品代金の50%が返金されます。30日を過ぎてしまうと商品の状態に関係なく返金額が20%減額されます。
このように商品代金については返金されますが、配送料・手数料・ギフトラッピング料は返金されません。また、商品を返品するための返送料は自己都合の際はユーザー負担となっていますので注意しましょう。
返金日の目安
返金日の目安は商品がAmazonに届いてから3日以内です。ただし返金方法を銀行口座振り込みにした場合のみ1週間から3週間程度時間を要します。これより早まることもあれば遅くなることもありますので、あくまで目安としておさえておきましょう。
銀行振り込みで受け取る場合
商品をコンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い・代金引換えで支払っていた際は銀行振込で返金を受け取ることができます。返金を銀行振込で受け取る場合はカスタマーサービスへの連絡が必要です。PCとスマホ、それぞれの手順を紹介します。
PCの場合
PCからは下記リンクからカスタマーサービスへアクセスしましょう。「注文について」のタブをクリックして、お問い合わせ内容を「返品・交換・返金」、詳細内容を「銀行振込で返金を希望」にしましょう。問い合わせ方法が「電話」しか選べないので、電話で問い合わせしましょう。
スマートフォンやiPhoneの場合
スマホの場合はメニュー画面の「カスタマーサービス」、「カスタマーサービスに連絡」の順にタップしましょう。メールか電話でどちらで問い合わせるか選ぶ画面が表示されるので、好きな方をタップしましょう。返金方法を銀行振込で希望する旨を伝えましょう。
Amazonで発送済み商品のキャンセルは受け取り拒否をしよう!
Amazonから発送後の商品のキャンセルは受け取り拒否をしましょう。その際は宅配業者にあらかじめ電話をするといいでしょう。しかし、何度も受け取り拒否しているとアカウント停止の危険性もあるので、可能であれば発送前の段階でキャンセルしましょう。