Windows10のWindows Updateで勝手に自動更新されるのを停止する方法！

Windows10を普通に使用している時は特に気にならないアップデートですが、時々勝手にアップデートされている場面に出くわすことがあります。ここでは、Windows10が勝手にアップデートされる自動更新について説明します。

Windows10では、通常Windows Updateによってアップデートされ、勝手に自動更新されます。何も気にせず常に最新版にアップデートされるのは、Windows10のセキュリティ上の問題点（脆弱性）が修正されるので、大変便利な機能であるといえます。

しかし、このWindows10の自動更新は便利なだけとも言い切れません。この自動更新によって時々不具合を起こすこともあります。こんなことにならないよう、Windows10ではWindows Updateの自動更新を停止させ、自分のタイミングで手動更新することもできます。

Windows10の自動更新の停止を設定する前に、一つ確認しておくことがあります。それは、Windows10のエディションです。Windows10 Pro では、「Windowsの設定」から自動更新を停止できますので簡単ですが、Windows10 Homeではやや複雑です。まずは、Windows10のエディションを確認してみましょう。

Windows10の設定画面を開き、「システム」をクリックします。

「バージョン情報」をクリックし、画面を下の方にスクロールさせると「Windowsの仕様」の中にエディションが記載されているので確認しましょう。ここがWindows10 Pro であれば下記「Windows10のアップデートを一時停止する方法」を、Windows10 Home だった時には、下記の項目を一つ飛ばして「Windows10のアップデートを停止する方法」をご参照ください。

ここでは、Windows10 Pro での設定方法を説明します。まず、「更新とセキュリティ」をクリックします。

「詳細オプション」をクリックします。

更新の一時停止を「オン」にします。すると、最大35日間自動更新を一時的に停止できます。

ここからは、Windows10 Home での設定方法を説明します。

まず、Windowsアイコンをクリックし、「Windows管理ツール」を選択し、その中にある「サービス」をクリックします。

この中から「Windows Update」をダブルクリックします。

Windows Update のプロパティ画面が開くので、「スタートアップの種類」を「無効」に変更し、OKボタンを押します。

次に、タスクスケジューラを無効にする設定を行います。先ほどと同様に「Windows管理ツール」を選択し、今度は「タスクスケジューラ」をクリックします。

タスクスケジューラの起動後、画面左の「タスクスケジューラライブラリ」「Microsoft」「Windows」を順番にダブルクリックで開いていきます。

「Windows」まで開いたら画面を下の方までスクロールさせ、「Windows Update」を探してクリックします。すると、画面真ん中にタスクスケジュールが表示されるので、このタスクスケジュールを右クリックしてメニューを出し「無効」を選択します。これで、Windows10の自動アップデートを停止できます。

これで、Windows10の自動アップデートを停止できました。しかし、このままではWindows Updateが実行されませんので、セキュリティ上の問題点（脆弱性）が修正されません。したがって、Windows10を手動で更新する必要があります。

Windows10の設定画面から、「更新とセキュリティ」をクリックします。

「更新プログラムのチェック」をクリックすると、更新プログラムを確認し、更新プログラムがある場合にはWindows Updateがはじまります。

このように、Windows10ではWindows Update の自動更新を停止させることが可能です。しかし、セキュリティ上の問題点（脆弱性）を修正するためにも、必ず定期的に手動でアップデートするようにしましょう。