2019年10月23日更新
Twitterが乗っ取りされていないか確認する方法!対処法や予防策も解説!
Twitterの乗っ取り被害が止まりません。気を付けていたつもりでも、しばらく確認しないとTwitterアカウントの乗っ取り被害に遭っていることがあります。この記事では乗っ取りされていないか確認する方法や、乗っ取り防止の対策法などについてお伝えします。
目次
- 1Twitterの乗っ取り被害が急増中!確認されている原因とは?
- ・偽のログインサイトなどにIDとパスワードを入力してしまった
- ・推測されやすいパスワードを破られた
- ・端末がウイルス感染した
- ・悪意のあるアプリと連携してしまった
- 2Twitterの乗っ取り被害で確認されている症状とは?
- ・知らないうちに勝手にツイートされている
- ・身に覚えがないフォローの増加
- ・ダイレクトメッセージが勝手に送信される
- 3Twitterが乗っ取りされていないか確認する方法
- ・自分が書いていないツイートがないか確認する
- ・アカウントがロックされていないか確認
- ・Twitterへのログイン履歴を確認
- 4Twitterの乗っ取りが確認された場合の対処法
- ・パスワードを変更する
- ・メールアドレスの安全性を確認する
- ・アプリ連携を解除する
- ・連携アプリのパスワードを変更する
- 5Twitterの乗っ取り被害を防止するための対策について
- ・信頼できないアプリとの連携は行わない
- ・乗っ取り被害に遭っていると思われるアカウントにアクセスしない
- ・怪しいURLは絶対にクリックしない
- ・パスワードは推測しにくいものに変更する
- ・端末にウイルス対策アプリを入れる
- 6Twitterが乗っ取りされていないか確認してみよう!
Twitterの乗っ取り被害が急増中!確認されている原因とは?
Twitterのアカウントを乗っ取られる被害が続いています。一時期、レイバンのサングラスの宣伝のツイートを勝手に流されるというレイバンスパムが爆発的にTwitterで広がったことがありました。レイバンスパムは収まったようですが、現在までTwitterのアカウントが乗っ取り被害にあってしまったという事例が確認されています。
Twitterのアカウントが乗っ取り被害に遭うというのは、必ず何らかの原因があるということです。この記事では、Twitterのアカウントの乗っ取り被害の原因と、乗っ取りにあった場合の対処法、乗っ取り被害にあわないための予防のための対策法などを見ていきましょう。まずは、Twitterが乗っ取りに遭ってしまう原因について解説します。
偽のログインサイトなどにIDとパスワードを入力してしまった
現在確認されているTwitterが乗っ取りに遭ってってしまった原因には、フィッシング詐欺に遭ってしまい、偽のログインサイトなどにTwitterにログインするためのIDとパスワードを入力してしまったという例が確認されています。
アカウントでの不正行為が確認された、端末がウイルス感染したのでアカウントの確認が必要だというメールなどでだまされて、偽のサイトに誘導して、TwitterなどのSNSのログインIDとパスワードを入力させるという手口で乗っ取り被害に遭う人がまだまだいます。
怪しいリンクをクリックしたり、むやみにIDとパスワードを入力しないように気を付けましょう。
推測されやすいパスワードを破られた
ログインするためのパスワードを、誕生日や車のナンバーなど、推測されやすいものに設定していたために、簡単に破られてしまい、アカウントを乗っ取られたという被害も確認されています。パスワードは英数字を織り交ぜた、複雑なものに設定することが大切です。
端末がウイルス感染した
スマホかPCがウイルス感染したことで、ログイン情報が外部に漏れてしまい、アカウント乗っ取り被害に遭ってしまうという事例も確認されています。ウイルス対策ソフトを端末に入れておき、適切に更新をしていればかなりの確率で予防することができるので、日頃の対処を心がけましょう。
悪意のあるアプリと連携してしまった
Twitterには外部のアプリと連携する機能がついています。アプリを連携することで、Twitterに投稿するのが楽になったり、Twitterのタイムラインをもっと楽しめるようになるなど、Twitterを使える幅が広がります。
しかし、Twitterに連携できるアプリの中には、悪意を持って作られているアプリもあります。自動投稿機能が付いているアプリと連携した場合、そのアプリを使う代わりに、広告のツイート許可する場合があります。
ユーザーの許可を得てそのような機能を使っている場合には何も問題はないのですが、ユーザーの許可を得ずに勝手に連携しているユーザーのTwitterアカウントに広告を流すようなアプリは悪意のあるアプリと考えて良いでしょう。すぐに連携を切断する事をおすすめします。
Twitterの乗っ取り被害で確認されている症状とは?
Twitterが乗っ取り被害に遭ったときに、どのような症状が出るのか気になります。自分のアカウントが乗っ取りされていないか確認するためにも、乗っ取り被害で確認されている症状を頭に入れておく必要もあります。こちらでは、Twitterが乗っ取り被害に遭ったアカウントに確認されている症状について見ていきましょう。
知らないうちに勝手にツイートされている
最も多いTwitterの乗っ取り被害の症状が、自分のアカウントで勝手にツイートされるというものです。特に有名な被害はレイバンスパムです。自分で投稿した覚えがないのに、レイバンのサングラスの広告のツイートやダイレクトメッセージが自分のアカウントからたくさん投稿されていたという被害がありました。
レイバンスパムが大規模に広がって、被害にあったアカウントも多いのですが、定番スパムが治まった後もも小さな被害は報告されています。Twitterを放置していると言う人も、1ヶ月に1回程度は自分のアカウントを確認して、覚えのない投稿をされていないか確認してみましょう。
自分が投稿したツイートは「プロフィール」から確認できます。
身に覚えがないフォローの増加
フォロワーが増加するのなら、自分で操作しなくても、自分のTwitterアカウントをフォローしてくれる人が増えたのだと納得ができます。最近では、一般人のツイートでも突然バズってフォロワーが激増するということも珍しくはありません。
しかし、フォローの数は違います。自分で他の人のアカウントのページへ行き、フォローボタンを押さないとフォローはできません。
Twitterアカウントを削除した人の数は自然と減っていくので、しばらく放置していたアカウントからフォローの数が減るのは考えられます。しかし、フォローの数が増えている場合にはTwitterが乗っ取り被害にあっている可能性があります。注意して確認しましょう。
ダイレクトメッセージが勝手に送信される
Twitterが乗っ取り被害に遭ってしまうと、ダイレクトメッセージが勝手に送信されるという被害も確認されています。レイバンスパムのときには、投稿だけではなくてダイレクトメッセージでも広告のメッセージが大量に送信された事例が確認されています。
身に覚えのない投稿がされていなくても、身に覚えのないダイレクトメッセージが送信されている可能性もあります。メッセージボックスも確認してみましょう。
Twitterが乗っ取りされていないか確認する方法
自分のTwitterアカウントが乗っ取りされていないか確認する方法について見ていきましょう。
自分が書いていないツイートがないか確認する
自分のアカウントが乗っ取りされていないか確認する方法には、身に覚えのないツイートがされていないかまずは確認しましょう。
自分のプロフィールを確認してみて、自分が書いた覚えがないツイートが投稿されていないか確認しています。覚えのない広告が投稿されている場合には、連携しているアプリに広告の投稿を許可していないかも確認しておきましょう。
広告の投稿を許可したアプリが1つもないのに、身に覚えのない投稿がされている場合には、アカウントが乗っ取り被害に遭っていることが確認できます。
アカウントがロックされていないか確認
アカウント乗っ取りされていないか確認する方法は、アカウントを確認済みという方法もあります。放置していたTwitterアカウントに久ぶりにログインしようと思ったら、正しいログインパスワードを入力しているはずなのに、アカウントに入れなかったり、アカウントがロックされていたりする場合があります。
その場合には、アカウントが乗っ取られている可能性が高いと考えて良いでしょう。ブラウザで開いたときに、アドレスバーに「https://twitter.com/自分のアカウント名」と入力してみて、自分のTwitterのページが開くときには、パスワードが乗っ取り犯に変更されてしまっていることが確認できます。
「このアカウントは凍結されています」というメッセージがブラウザやアプリに表示される場合には、なんらかの不正な動きを検出したために、Twitter側でアカウントを凍結したことが確認できます。Twitterに異議を申し立てると凍結を解除できる場合があります。
こちらの記事にTwitterのアカウントが凍結された場合の対処法があるので参考にしてみてください。
Twitterへのログイン履歴を確認
Twitterのログイン履歴を確認して怪しいログイン履歴がないかどうかで、アカウントが乗っ取りされていないか調べることができます。ログイン履歴の確認方法は、PCのブラウザから履歴を確認する方法と、アプリから履歴を確認する方法があります。まずはブラウザから履歴を確認する方法を見ていきましょう。
PCのブラウザから確認する方法
PCのブラウザでTwitterを開いたら、ブラウザの左サイドバーにある「もっと見る」をクリックします。するとその中に「設定とプライバシー」があるのでそちらをクリックします。PCのブラウザで「設定とプライバシー」に入ると、「Twitterデータ」があるのでクリックします。
「アカウント履歴」をブラウザでクリックします。
「アカウントアクセス履歴」をクリックします。すると次の画面でパスワードの入力が必要なので、ログインパスワードを入力します。するとTwitterアカウントにログインしている端末やアプリを確認できます。身に覚えのない端末やアプリがある場合には、乗っ取り被害にあっている可能性があります。
スマホアプリから確認する方法
ブラウザだけではなくて、スマホアプリからもアカウント履歴を確認できます。スマホでTwitterのアプリを開いたら、プロフィールアイコンをタップして、「設定とプライバシー」をタップします。
「アカウント」>「Twitterデータ」>と進みます。するとスマホのブラウザが開いて、ブラウザ版のTwitterが立ち上がります。スマホのブラウザ版のTwitterにログインします。その後、データにアクセスするためにもう一度パスワードの入力を求められます。
すると、「問題が発生しました」というページが開きますが問題はありません。ブラウザを戻って「アカウント」>「Twitterデータ」>「アカウント履歴」>「アカウントアクセス履歴」と進みます。すると、自分のアカウントにログインした履歴を確認できます。
Twitterの乗っ取りが確認された場合の対処法
リッターの乗っ取り被害が確認された場合の対処法や対策についても見ておきましょう。
パスワードを変更する
アカウントにログインできる場合の対象は、まずはパスワードを変更することが大切です。フィッシング詐欺などで、乗っ取り犯にパスワードを渡してしまっている場合でも、パスワードを変更することで、他の端末からログインできなくなります。まずはパスワードを変更するという対処法を行いましょう。
メールアドレスの安全性を確認する
パスワードを勝手に変更されている場合には、メールアドレスに侵入されている可能性があります。というのは、パスワードを変更するためには、メールアドレス認証か、携帯電話番号認証が必要になるためです。
メールアドレスのパスワードが破られている可能性はないか確認して、必要があればメールアドレスのパスワードも変更しておくことも対処法として大切です。
アプリ連携を解除する
アプリ連携をしている場合には、怪しいと思うアプリの連携を解除しましょう。どのアプリが良いか分からない場合には、一旦全てのアプリの連携を解除して、1つずつ検証してみるという方法もあります。怪しい動きをするアプリがないかどうか、調べる余裕がある人はぜひ調べてみましょう。
アプリの連携について調べる方法は、「設定とプライバシー」>「アプリとセッション」と進むと連携しているアプリの確認と解除ができます。
連携アプリのパスワードを変更する
他のアプリやSNSと連携している場合には、Twitter以外のアプリやSNSが乗っ取り被害に遭っている可能性もあります。怪しい動きをする連携アプリやSNSがある場合には、そちらのパスワードを変更することもひとつの対処法として有効です。
Twitterの乗っ取り被害を防止するための対策について
Twitterが乗っ取り被害に遭ってしまうと、特にビジネスなどでTwitterを活用してる場合には、その被害が甚大なものになることもあります。Twitterの乗っ取り被害を防止するための対処法や対策法をしっかりと普段から練っておく必要があります。こちらでは、Twitterの乗っ取り被害を防止するための対策や対処法について見ていきましょう。
信頼できないアプリとの連携は行わない
Twitterのアプリ連携をとても便利な機能ですが、信頼できないアプリとの連携は絶対に行わないようにしましょう。ユーザーの評価が高いアプリや、利用しているユーザーが多いアプリは信頼ができます。評価する口コミや、利用者数が少ないアプリは連携しないことが、乗っ取り防止の対策として大切です。
乗っ取り被害に遭っていると思われるアカウントにアクセスしない
例えば、友達とやりとりをしていたのに、突然友達のアカウントから広告のツイートが流れてきたり、広告のダイレクトメールが届いたりしたら、そのアカウントは乗っ取り被害にあっていると考えられます。
万が一リンクをクリックしてしまうと、自分のアカウントまで何らかの被害を被る可能性があります。Twitterの乗っ取りを防止するための対策としては、乗っ取り被害にあっている可能性のあるアカウントにはアクセスしないことが大切です。
知り合いならTwitter以外の方法で教えてあげる
もしも乗っ取り被害にあっているアカウントが知り合いであれば、メールやLINE、電話といったついった以外の方法で教えてあげるのも大切な対処法です
怪しいURLは絶対にクリックしない
これも大切な乗っ取り被害防止のための対策です。Twitterに限らず、メールでもLINEでもSMSでも、送られてきた怪しいメッセージに貼られている怪しいURLは絶対にクリックしてはいけません。
クリックした先で、ログインIDやログインパスワードを入力させられることもあります。怪しいメッセージだと思ったら、スパム報告をして速やかに削除しましょう。怪しいメッセージやURLは無視するのが最大の乗っ取り防止の対処法です。
パスワードは推測しにくいものに変更する
Twitterに限らず、メールやSNSのパスワードは絶対に推測しにくいものにしておきましょう。自分の名前を基にしたパスワードや、電話番号、誕生日といったわかる人が見れば分かるようなパスワードは絶対に使ってはいけません。パスワードを破られることを防止する対策法も、乗っ取り被害防止のための重要な対策法です。
パスワード管理アプリの活用も検討を!
どうしても複雑なパスワードを覚えきれないと言う場合には、パスワード管理アプリを活用することが検討しましょう。パスワード管理アプリを使えば、すべてのサイトやアプリのパスワードを覚えることなくアプリで安全に管理できるようになります。とても便利なので是非使ってみましょう。
端末にウイルス対策アプリを入れる
Twitterの乗っ取りを防止するためには、端末の健全性も大切です。スマホやPCなどの端末がウイルス感染してしまったら、端末の内部からアカウントに簡単にアクセスできるようになってしまい、元も子もありません。スマホでもPCでも、端末には必ずウイルス対策アプリを入れて、端末の健全性を常に保つように心がけましょう。
Twitterが乗っ取りされていないか確認してみよう!
この記事ではTwitterが乗っ取り被害にあっていないか確認する方法や、乗っ取り被害を防止するための対策法などについて見てきました。アカウントが乗っ取られたときには、速やかに対処することで被害を最小限に食い止めることができます。また普段から乗っ取りを防止するための対策をすることも大切です。
個人で楽しんでいる人でも乗っ取られた時の被害は大きいものですが、ビジネスで活用してる人にとっては、乗っ取り被害が死活問題になることもあります。端末のウイルス感染などもしっかりと確認して、乗っ取り被害を最小限に抑えるようにしましょう。