2019年02月14日更新
Twitterのツイートのエンゲージメントとは?意味や見方を紹介!
Twitterのツイートのエンゲージメントとはどのようなものなのか。Twitterのエンゲージメントの意味や見方を紹介しています。リンクやプロフィールのクリック数がエンゲージメント率に深く関わります。どのように高めていくのが良いのかについても解説します。
目次
- 1Twitterのエンゲージメントとは?
- ・エンゲージメントの意味
- ・Twitter以外にもエンゲージメントがある
- 2Twitterのエンゲージメントに関する用語解説
- ・エンゲージメント率とは?
- ・エンゲージメント総数とは?
- ・エンゲージメントとインプレッションの違い
- 3Twitterのエンゲージメントの確認方法
- ・ブラウザでエンゲージメントを確認
- ・アプリでエンゲージメントを確認
- ・エンゲージメントの詳細
- ・エンゲージメントには自分のアクションも含まれる
- 4Twitterのエンゲージメント率について解説
- ・Twitterのエンゲージメント率の計算方法
- 5Twitterのエンゲージメント率の平均
- ・芸能人や著名人などのエンゲージメント率の平均
- ・企業などのエンゲージメント率の平均
- ・一般人のエンゲージメント率の平均
- 6Twitterのエンゲージメント率の高め方
- ・ツイート/投稿回数
- ・ツイート/投稿時間
- ・ツイート/投稿文章の長さ
- ・ツイート/投稿内容
- ・特定の専門家になろう
- ・エンゲージメント率の高いアカウントは資産になることを知っておこう
- 7Twitterのエンゲージメントを確認しよう!
- ・Twitterの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
Twitterのエンゲージメントとは?
Twitterを利用していると様々な用語が出てきます。その中でも今回はTwitterのエンゲージメントとはどういう意味でどのように確認するのか、そしてTwitterのエンゲージメントをどのすれば高めることができるかなどまとめていきます。
英語でエンゲージメントは「engagement」と書き、直訳すると約束や契約という意味になります。TwitterなどのSNSでは絆や繋がりという意味の方が近いかもしれません。
まずはTwitterのエンゲージメントとはどのような意味を持っているのでしょうか。
エンゲージメントの意味
Twitterでのエンゲージメントの意味とは、ツイートをみた人がそのツイートに対して何らかのアクションを起こしたという意味になります。他の業界で使われているエンゲージメントの意味とTwitterのエンゲージメントの意味は、若干使い方は違うかもしれませんが、意味としては同じであるという認識で大丈夫です。
マーケディングの場においてのエンゲージメントの意味
エンゲージメントを詳細に説明すると、最初エンゲージメントという言葉は、マーケティングでよく使われている言葉になります。
マーケディングの場においてのエンゲージメントの意味とは、企業と顧客の結びつきなどを意味する言葉で、企業と顧客の関係性を示す用語として昔から使われてきました。このように業界用語はマーケティングで使われているTwitterでも似たような意味で使われています。
Twitterでのエンゲージメント(アクションの種類)
Twitterでのエンゲージメント(アクション)の詳細は、リプライ、いいね、リツイート、メディアをクリック、リンクのクリック、詳細のクリック、ユーザープロフィールのクリック、ハッシュタグのクリックなどを言います。これらのアクションを起こすと、エンゲージメント総数がカウントされて増えていきます。
このように自身のツイートに対して、上記のようなアクション(リプライ、いいね、リツイート、メディアをクリック、リンクのクリック、詳細のクリック、ユーザープロフィールのクリック、ハッシュタグのクリックなど)をされることをエンゲージメントといい、そのカウント数をエンゲージメント総数と言いますので覚えておきましょう。
エンゲージメント総数が表す意味
エンゲージメント総数が表す意味とは、自身のツイートに対してどれくらいの人がアクションしたのか(興味を持っているか)の指標になり、エンゲージメント総数が多いほど人気のツイート(求められている情報)だったのかがわかります。Twitterにはこのような便利な機能があるのです。
エンゲージメント総数についての詳細はこのあと解説します。
Twitter以外にもエンゲージメントがある
エンゲージメントはTwitterだけで使われるものではありません。SNSでTwitterに並ぶほど人気のFacebookでもエンゲージメントは使われています。意味はTwitterのエンゲージメントと変わりありません。
YouTubeにもエンゲージメントはあるのですが、YouTubeの場合は、チャンネル登録や再生リストに追加された時にもエンゲージメント総数がカウントされるなど、SNSに応じて特徴的なエンゲージメントがあるので、興味があれば様々なSNSでエンゲージメントの詳細を調べてみてください。
Twitterのエンゲージメントに関する用語解説
ここまでの記事でTwitterのエンゲージメントについての意味は理解していただけたと思います。ではTwitterのエンゲージメントに関する用語についてわかりやすく解説していきます。
Twitterのエンゲージメントに関する用語で覚えていただきたい用語は、エンゲージメント率、エンゲージメント総数、エンゲージメントとインプレッションの違いの3つになります。
エンゲージメント率とは?
エンゲージメントで覚えてもらいたい用語であるエンゲージメント率ですが、エンゲージメント率とはユーザーが投稿に対して反応を示した割合を示す値を表すものになります。
このエンゲージメント率が高いほどユーザーの人気(愛着)が高いツイートであり、エンゲージメント率が低いほど、ユーザーの人気(愛着)が低いツイートということになります。
ツイッターで、毎ツイートのエンゲージメント率が高いほどファンが多く、毎ツイートのエンゲージメント率が低いほどファンが少ないという意味で覚えておいてください。
エンゲージメント率の計算方法
続いてエンゲージメント率の計算方法を紹介します。計算方法は至ってシンプルです。(エンゲージメント数(リプライ、いいね、リツイート、メディアをクリック、リンクのクリック、詳細のクリック、ユーザープロフィールのクリック、ハッシュタグのクリックなど)÷インプレッション総数)×100です。
エンゲージメント総数、インプレッション総数に関してはこのあと解説しますが、この計算式でエンゲージメント率を計算することができます。
細かい計算はこのあと紹介します。
エンゲージメント総数とは?
この記事でも記載しているエンゲージメント総数とはどのようなものなのでしょうか。
それはツイートした投稿に対してのリプライ、いいね、リツイート、メディアをクリック、リンクのクリック、詳細のクリック、ユーザープロフィールのクリック、ハッシュタグのクリックなどのアクションが行われた総数をエンゲージメント総数と言います。
上の画像はTwitterのツイートアクティビティ画面です。ツイートの投稿内容に対してインプレッションの下にエンゲージメント総数が記載しているのが確認できます。
その下にはリンクのクリック数、ハッシュタグのクリック数、プロフィールのクリック数がそれぞれカウントされておりその合計が11になっています。
この数字がエンゲージメント総数なのです。
リンクやプロフィールのクリック数も含む
このように、エンゲージメント総数にはリンクのクリックやプロフィールのクリックもカウントされます。ツイートを見た全ての人が何らかのアクションをした数の合計がエンゲージメント総数なのだとお覚えておきましょう。
エンゲージメントとインプレッションの違い
先ほどのTwitterのツイートアクティビティ画面を見るとエンゲージメント総数の上にインプレッションと書かれているのがわかります。横には2,912と記載していますが、このインプレッションはどのようなものなのでしょうか。
インプレッションとは
インプレッションとは該当するツイートを見た回数を表しています。2,912と表示されているのであれば、2,912回見られているツイートということです。
エンゲージメントとインプレッションの違いのまとめ
エンゲージメントとは該当するツイートに対してアクションを起こすことで、インプレッションは該当するツイートが表示された回数のことをいいます。
お店で例えるなら来店した人数がインプレッションで特定の商品を購入したり予約したりすることをエンゲージメントということになります。
エンゲージメント総数を増やすにはクリック数を増やす努力が必要ということです。そしてクリック数を増やすにはツイートを見てもらうためにトレンドやファンを意識した投稿をしてインプレッションを増やさないといけないということです。
このエンゲージメントとインプレッションは切っても切り離せない関係ですので、セットで覚えておいてください。
Twitterのエンゲージメントの確認方法
ここからはTwitterのエンゲージメントの確認方法を詳細に解説します。おさらいとして覚えておいて欲しいのが、以下の用語になります。
エンゲージメント | 該当ツイートに対してアクションする |
エンゲージメント総数 | 該当ツイートに対して以下のアクションされた数 |
クリック数 | 全てのアクションに対してタップ、クリックされた数 |
リンク | ツイートなどに記載しているURL |
プロフィール | プロフィールとは自身のTwitterの紹介画面 |
その他のアクション | いいねやハッシュタグ、写真やビデオのクリック |
インプレッション | 該当のツイートが表示された回数 |
ブラウザでエンゲージメントを確認
ブラウザでエンゲージメントを確認する方法はまず該当するツイートをブラウザで表示させてください。
上の画像のように、グラフのようなアイコンが表示されているツイートをクリックしてください。
ツイートのグラフのようなアイコンをクリックすると上の画像が表示されます。そこにインプレッションやエンゲージメント総数が表示されているのがわかると思います。ここで該当するツイートのエンゲージメントを確認することができます。
この画像で言えば、リンクのクリック数が9、ハッシュタグのクリック数が1、プロフィールのクリック数が1と表示されていますが、これがエンゲージメントです。
アプリでエンゲージメントを確認
続いてスマホやタブレットのTwitterアプリでエンゲージメントを確認する方法を紹介します。まずTwitterアプリを開いてください。
Twitterアプリを開いて、該当するツイートを表示させてください。上の画像のようにグラフのようなアイコンが出ているので、そちらをタップしてエンゲージメントを表示させます。まだこのグラフアイコンが出ていない場合は時間が経つと表示されるので、しばらくお待ちください。
該当するツイートを表示させ、グラフのようなアイコンをタップしてエンゲージメントを表示させると上のような画面が表示されます。
全てのエンゲージメントを表示をタップすると詳細が表示されます。Twitterアプリの場合は、画面のサイズに限りがあるのでブラウザよりもエンゲージメントを表示させるまでの工程がひとつ多くなります。
上の画像のように表示されれば、Twitterアプリでエンゲージメントを確認する方法は終了です。
エンゲージメントの詳細
全てのツイートにはエンゲージメントが表示されますが、アプリの場合は先ほども解説しましたが詳細をクリックすればエンゲージメントの詳細を確認することができます。
上の画像でのエンゲージメントの詳細は赤枠で囲っているリンクのクリック数が9、ハッシュタグのクリック数が1、プロフィールのクリック数が1がエンゲージメントの詳細になります。
エンゲージメントには自分のアクションも含まれる
ここまでエンゲージメントについて詳細に解説してきましたが、注意点としてエンゲージメントには自分のアクションも含まれるということも合わせて覚えておいてください。
他のユーザーだけではなく、自身がクリックしたリンクやハッシュタグなどもアクションしたとカウントされ、エンゲージメント総数にカウントされます。しっかりとしたデータを集めたいのであれば、なるべく自身でアクションを起こさないようにしましょう。
Twitterのエンゲージメント率について解説
Twitterのエンゲージメント率について解説していきます。この記事の最初にエンゲージメント率の計算方法を紹介しました。
(エンゲージメント数(リプライ、いいね、リツイート、メディアをクリック、リンクのクリック、詳細のクリック、ユーザープロフィールのクリック、ハッシュタグのクリックなど)÷インプレッション総数)×100です。これを実際に計算してみます。
以下の計算を元に、自身のTwitterのエンゲージメント率を計算してみてください。
Twitterのエンゲージメント率の計算方法
上の画像で計算してみます。
エンゲージメント総数 | |
---|---|
リンクのクリック数 | 9 |
ハッシュタグのクリック数 | 1 |
プロフィールのクリック数 | 1 |
インプレッションが2,912なので、エンゲージメント数(リプライ、いいね、リツイート、メディアをクリック、リンクのクリック、詳細のクリック、ユーザープロフィールのクリック、ハッシュタグのクリックなど)÷インプレッション総数の計算式に当てはめます。
エンゲージメント総数11÷インプレッション2,912=0.003777227という答えが出ます。これをパーセント表示させると×100で0.377%となります。
なので画像のツイートのエンゲージメント率は0.377%と表すことができます。このエンゲージメント率は高いのかそれとも低いのか平均を調べてから判断していきたいと思います。
Twitter全体のエンゲージメント率を調べる方法
今までは、該当ツイートのエンゲージメント総数やインプレッションの計算をしてきましたが、Twitter全体のエンゲージメントの調べ方やエンゲージメント率の確認方法を解説します。
Twitter画面からプロフィールと設定をクリックしてアナリティクスをクリックしてください。
Twitterのアナリティクスを表示させ、ツイートを選択します。あとは計算したい期間などを入力すると右側にエンゲージメント率が表示されます。上の画像では5.2%と表示されているのが、エンゲージメント率です。
これは期間をぼっているので、エンゲージメント率は高いですが、全期間だと1%以下です。
Twitterのエンゲージメント率の平均
これも一概に平均を出すことは難しいのですが、全期間でのエンゲージメント率が1%~3%が平均としてあれば十分と言われています。コンスタントに3%を超える場合は人気の高いアカウントだと言えます。
フォローの人数が少ないことや友達だけでの限定Twitterの場合エンゲージメント率は20%を超える場合もありますが、あくまでも一般的に考えるとエンゲージメント率が1%~3%が平均ではないでしょうか。
芸能人や著名人などのエンゲージメント率の平均
芸能人や著名人のTwitterをフォローしている人はアクションを起こす率が高いため自然とエンゲージメント率は高くなります。テレビで活躍している芸能人であれば、エンゲージメント率は20%近くまで平均でもあるのではないでしょうか。
ただこのエンゲージメント率は参考にならないので、あくまでも芸能人の平均とお考えください。
企業などのエンゲージメント率の平均
企業なども大企業から中小企業などにもよりますが、コマーシャルを出しているような企業の場合安定的なエンゲージメント率が見込めると思います。
ただ芸能人よりも関心が高いユーザーがいるわけでもないので平均で言えば5%前後あれば熱気があるアカウントだと言えると思います。
一般人のエンゲージメント率の平均
一般のユーザーの場合このエンゲージメント率は1%~3%で十分だと考えられます。芸能人や企業とは違い話題性などもあるわけではないので、エンゲージメント率は低くても仕方ないと考えましょう。
しかしこのエンゲージメント率は高ければ高いほど良いとされていますが、安定的に維持するためには何が必要でどう高めていけば良いのでしょうか。
Twitterのエンゲージメント率の高め方
Twitterのエンゲージメント率の高め方についてまとめていきます。平均以上のエンゲージメント率を超え熱気のあるアカウントを目指していきましょう。エンゲージメント率を高めたい方はエンゲージメント率を高めるコツをぜひ試してみてください。
ツイート/投稿回数
Twitterユーザーですが、Twitterを見るタイミングはみんな違います。通勤時間(通学時間)帯、休憩時間などがあると思います。エンゲージメント率を高めるにはまずはインプレッション(みてもらう回数)を増やさなければいけないため、最低でも一日一回は投稿しましょう。
回数が多いほどみてもらうインプレッションが増えます。
ツイート/投稿時間
次は時間帯ですが、リツイート(拡散)されやすい時間帯に合わせてツイートするのもエンゲージメント率を高めるコツです。リツイート(拡散)される確率を上げるには、ユーザーがツイッターを開けるタイミングで上位に表示されていることが条件となるので、朝方(5時台)に投稿しておくのが理想です。
朝方はツイートする人も企業も少ないので、上位に表示される確率も日中より高まります。
ツイート/投稿文章の長さ
投稿回数と投稿時間について解説しましたが、朝方のツイートをみたときに長い文のツイートはリツイート(拡散)されにくいのはイメージできると思います。理想は短く簡潔に100文字以内でツイートすることです。
ツイートにインパクトを残してアクションを起こされやすいように工夫してみましょう。
ツイート/投稿内容
ツイート内容でエンゲージメント率を高めるのに最も有効なのが、ハッシュタグです。ハッシュタグをしっかり活用して投稿することで、多くの方に情報を届けやすく、エンゲージメント率を高めるのにつながっていきます。
このように、少しの工夫でエンゲージメント率を高めることができるので、挑戦してみましょう。
特定の専門家になろう
ビジネスアカウントでエンゲージメント率を高めたいのであれば、特定の専門家になるようなTwitterを育てるのがいいと思います。
このTwitterアカウントはこういうものです。という風に一目見てわかるようにするだけで、反応があるユーザーが集まりやすくなります。
料理アカウントであれば料理の画像や料理の動画を掲載してたり、ペットのTwitterであれば、ペットの画像や動画というように限定することでファンも集まりやすくなります。
またツイートするだけではなく、ユーザーとやりとりしたりするのも大切なことです。発信するだけではなく、コミュニケーションもしっかり図るように知るだけでエンゲージメント率が上がることも十分考えられます。
エンゲージメント率の高いアカウントは資産になることを知っておこう
エンゲージメント率が高いということは、それだけ人気があり、支持する人が多いという証にもなります。発信力があるのはスポンサーもつきやすく、ビジネスにつながる可能性もあります。
エンゲージメント率を高めるということはビジネスだけではないですが、資産になるということを知っておいても損はないと思います。
様々な企業がTwitterを利用いている理由は上記のように密度の高いファンを獲得し、情報を集め、それを反映居させることができることを知っているからです。
綺語だけではなく、個人アカウントでもしっかり取り組めばTwitterのフォロワーを増やすことも、リツイート数を増やすことも、エンゲージメント率を高めることもできます。
Twitterのエンゲージメントを確認しよう!
いかがでしたか。聞きなれないエンゲージメントですが、TwitterなどのSNSには欠かせないものなのでしっかり確認して、エンゲージメント率を高めることを目指してみてもいいのではないでしょうか。
難しく考えず楽しみながらTwitterアカウントを育てるのもエンゲージメント率を高めるコツかもしれません。ぜひこれからもTwitterライフを楽しんでいきましょう。