Macbookはどれがおすすめ?性能の違いを比較して選び方を紹介!
Macbookと一口に言っても現在はProとAir合わせて6種類が発売されています。それぞれのスペックの違いを比較して、あなたへのおすすめの選び方を考えてみませんか。この記事ではMacbookの性能を比較してあなただけのおすすめを探すお手伝いをします。
目次
- 1Macbookのおすすめは?種類は大きく分けて3種類
- ・Macbook
- ・Macbook Air
- ・Macbook Pro
- 2Macbookおすすめの選び方!スペック比較~CPU~
- ・PCの性能の違いを決めるのはCPU
- ・ベンチマークスコアの比較
- 3Macbookおすすめスペック比較~GPU~
- ・統合GPU搭載モデル
- ・独立GPU搭載モデル
- 4Macbookおすすめの選び方!スペック比較~サイズ・重量~
- 5Macbookおすすめの選び方!スペック比較~バッテリー持続時間~
- 6Macbookおすすめの選び方!スペック比較~インターフェイス~
- 7Macbookおすすめの選び方!スペック比較~価格~
- 8Macbook・Air・Proがのどれがあなたにおすすめ?
- ・Macbookはゲーミングパソコンとして使える?
- ・3種類のMacbookの評判とは?
- 9あなたのPCライフを豊かにするMacbookを選ぼう!
Macbookのおすすめは?種類は大きく分けて3種類
ノートパソコンの市場のシェア率を見ると、圧倒的にWindowsに押されているように見えますが、やはりMacbookを支えているのは、コアなMacファンです。これからMacbookを新しく買おうと思っている人にとっては、買うべきMacbookのおすすめにはどんなものがあるのでしょうか。
Apple社から発売されているMacbookの種類は大きく分けると3種類あります。細かい性能の違いなどのおすすめポイントを比較していく前に、3種類の大まかな違いをまずは見ていきましょう。
Macbook
Macbookは、現行のMacbookのラインナップの中では最軽量のモデルの種類です。携帯性に優れているPCになります。小型で軽量なボディなのに、Retinaディスプレイのきめ細かい画面は非常に美しいのが特徴です。手軽に持ち運べる携帯性を求めるのであれば、Macbookがおすすめです。
Macbook Air
Macbookよりも一回り大きな種類がMacbook Airです。Macbookシリーズでは最も汎用性の高いノートパソコンといってもいいでしょう。Macbookよりも一回り大きい種類ですが、13.3インチなので持ち運びをするのに負担になる大きさではありません。
メールの作成やオフィスソフトを使うといった、ビジネスシーンでの一般的な使い方なら十分なスペックを備えているのが特徴です。Retinaディスプレイを備えていて、とても美しい画面で快適に作業できるのがMacbook Airです。
Macbook Pro
Macbookの中でもとても高いスペックを持った、まさにPro向けのMacbookがMacbook Proです。Proの仕事として行う、写真や動画の編集、3Dデザインなど高い負荷を要求される作業でも十分に耐えうるだけの性能を持っています。ハイスペックノートパソコンを求めている人におすすめです。
Macbookおすすめの選び方!スペック比較~CPU~
ここからは実際にMacbookの選び方を考える上でのスペック比較をしていきましょう。この記事ではMacbookそれぞれの性能の違いに注目しながら、あなたにおすすめなMacbookを探すためのお手伝いをしていきます。まずはPCのスペックの中でも最も重要なポイントになるCPUの比較から選び方を考えていきましょう。
PCの性能の違いを決めるのはCPU
Macbookを探している人には、こんなことを言うまでもないことでしょうが、CPUというのはパソコンの「脳」ともいうべき部品で、Macbookの性能を決める上で最も重要になるポイントになります。Macbookでは世界的に最も信頼のおけるインテルのプロセッサを搭載しています。
Macbookで使われているCPUは第7世代から第8世代のCore i 3からCore i 9になっています。当然、数字が大きくなればなるほどPCの性能は上がっていきますが、高性能になればなるほど消費電力が大きくなるといったデメリットも生じます。
あなたの利用用途に応じて必要なスペックのCPUを持ったMacbookを選ぶことをおすすめします。
Macbookの種類ごとにCPUを比較してみましょう。
Macbookの種類 | プロセッサ |
Macbook | 1.2GHzデュアルコアIntel Core m3 1.3GHzデュアルコアIntel Core i5 1.4GHzデュアルコアIntel Core i7 |
13インチMacbook Air | 1.8GHzデュアルコアIntel Corei5 2.2GHzデュアルコアIntel Corei7 |
13インチMacbook Air Touch Bar | 1.6GHzデュアルコアIntel Corei7 |
13インチMacbook Pro | 2.3GHzデュアルコアIntel Corei5 2.5GHzデュアルコアIntel Corei7 |
13インチMacbook Pro Touch Bar | 2.3GHzデュアルコアIntel Corei5 2.7GHzデュアルコアIntel Corei7 |
15インチMacbook Pro Touch Bar | 2.2GHzまたは2.6GHzデュアルコアIntel Corei7 2.9GHzデュアルコアIntel Corei9 |
Core数が高ければ高いほど高性能なCPUになります。スペックはCore i9>Core i7>Core i5>Core m3です。またCore数が同じ場合にはGHzの前にある数字が大きければ大きいほど高性能なスペックになります。
ベンチマークスコアの比較
CPUの型番だけ見ていても、実際のCPUの性能がどのくらいなのかよくわからないので、ベンチマークスコアでのスペック比較も行っておきましょう。ベンチマークスコアというのは、実際の計算処理速度を表している数字です。MacbookのそれぞれのCPUのベンチマークを見てみましょう。
MacbookのCPUのベンチマークの比較です。
Macbookの種類 | プロセッサの種類 | ベンチマークスコア(マルチスコア) |
Macbook | 1.2GHzデュアルコアIntel Core m3 | 6654 |
1.3GHzデュアルコアIntel Core i5 | 6976 | |
1.4GHzデュアルコアIntel Core i7 | 7571 | |
13インチMacbook Air | 1.8GHzデュアルコアIntel Corei5 | 6120 |
2.2GHzデュアルコアIntel Corei7 | 6881 | |
13インチMacbook Air Touch Bar | 1.6GHzデュアルコアIntel Corei7 | 5563 |
13インチMacbook Pro | 2.3GHzデュアルコアIntel Corei5 | 16450 |
2.5GHzデュアルコアIntel Corei7 | 17605 | |
13インチMacbook Pro Touch Bar | 2.3GHzデュアルコアIntel Corei5 | 16450 |
2.7GHzデュアルコアIntel Corei7 | 17605 | |
15インチMacbook Pro Touch Bar | 2.2GHzデュアルコアIntel Corei7 | 21155 |
2.6GHzデュアルコアIntel Corei7 | 21347 | |
2.9GHzデュアルコアIntel Corei9 | 22546 |
ベンチマークで見てみると、Macbook Proになると圧倒的にCPUの性能の違いが高くなることがわかりますが、それ以外のCPUはそれほど大きなスペックの差はないということがわかります。高度な画像処理や動画処理を行うのであれば、高スペックなCPUが必要です。
しかしブラウザで検索する、オフィスソフトで文書処理をする、といった使い方であれば、どのMacbookを選んでもそれほど処理能力に大きな違いはないことがわかります。
Macbookおすすめスペック比較~GPU~
次はグラフィック性能を決めるGPUのスペックを見ていきましょう。CPUと混同してしまいそうになりますが、CPUは「central processing unit」の略、GPUは「Graphics Processing Unit」の略です。画像の処理速度を決めるのがGPUになります。
Macbookシリーズの場合には、Macbookから高輝度なRetinaディスプレイが採用されているので、ディスプレイの見た目の美しさと、作業をする上での快適さに違いがあります。しかし、高度な動画処理や画像処理を行う上では、GPUの性能が大きくかかわってきます。
統合GPU搭載モデル
GPUは独立したものが搭載されいているのではなく、CPUと統合したものが搭載されいている場合があります。Macbookの場合には、Macbook、Macbook Air、Macbook Pro13インチは統合GPUになっています。
統合GPUであっても、一般的な写真の処理や動画の処理は問題なく行うことができます。特に画像や動画をプロとして扱う人でなければ、統合GPUでも全く問題はありません。
独立GPU搭載モデル
Macbook Pro15インチのみ、CPUから独立したGPUが搭載されています。性能の差でみると、やはり圧倒的に高度な画像処理を行うことができるのが独立したGPUになります。本格的な写真や画像の編集、動画の編集といったグラフィックに大きな負荷をかける作業を行う人は、GPUが独立しているMacbook Pro15インチを購入したほうがいいでしょう。
Macbookおすすめの選び方!スペック比較~サイズ・重量~
Macbookのようなノートパソコンは持ち運ぶことが前提です。PCのスペックや性能だけで考えれば、同じ価格帯ならデスクトップの方が高い性能のものを購入することができます。MacにもiMacというとても優れたデスクトップパソコンがあるので、持ち運ぶ必要がないのであれば、iMacを選びたいところです。
iMacではなくMacbookを選ぶということは、持ち運びが前提になります。ということはサイズや重さというところも選び方では重要なポイントになってきます。Macbookの種類ごとのサイズと重量について比較してみましょう。
Macbookのサイズと重さのスペック比較です。
Macbookの種類 | ディスプレイ | サイズ | 厚み | 重さ |
Macbook | 12インチ | 28.05cm×19.65cm | 1.31㎝ | 0.92kg |
MacBook Air | 13インチ | 32.5cm×22.7cm | 1.7cm | 1.35kg |
MacBook Air Touch Bar | 13インチ | 30.41cm×21.24cm | 1.56cm | 1.25kg |
MacBook Pro | 13インチ | 30.41cm×21.24cm | 1.49cm | 1.37kg |
MacBook Pro Touch Bar | 13インチ | 30.41cm×21.24cm | 1.49cm | 1.37kg |
MacBook Pro | 15インチ | 34.93cm×24.07cm | 1.55cm | 1.83kg |
サイズで比較してみると、同じ13インチのサイズであればほとんど変わらないことがわかります。Macbookシリーズ最軽量のMacbookの軽さと小ささ、Macbook Pro15インチの大きさが目立っています。最軽量を謳うMacbookの小ささと、Macbookシリーズ最高レベルの高スペックを謳うMacbook Proと考えれば、このサイズ感は当然でしょう。
とはいえ、Macbook Proもこれだけの性能を揃えていて重さが2kgを切っているというのは驚きです。手でもって長時間電車に乗ったり歩いたりするのはつらくなりそうですが、リュックサックに入れて持ち歩けば、通勤通学で持ち歩いても問題はないでしょう。
Macbookおすすめの選び方!スペック比較~バッテリー持続時間~
Macbookの選び方のポイント、スペック比較ではバッテリーの持続時間も見ておきましょう。Macbookはサイズが一番大きなMacbook Pro15インチでも十分に持ち運びに耐えられるサイズです。
ノートパソコンを持ち運ぶときには、常にコンセントがある場所で使えるとは限りません。バッテリーの持続時間がとても重要になります。Macbookシリーズそれぞれの種類のスペック比較として、バッテリー持続時間の違いを見ていきましょう。
Macbookのバッテリーの持続時間の違いです。
Macbookの種類 | バッテリー持続時間 |
Macbook | 最大10時間 |
13インチMacbook Air | 最大12時間 |
13インチMacbook Air Touch Bar | 最大12時間 |
13インチMacbook Pro | 最大10時間 |
13インチMacbook Pro Touch Bar | 最大10時間 |
15インチMacbook Pro Touch Bar | 最大10時間 |
Macbook Airで最大12時間、MacbookとMacbook Proでは最大10時間のバッテリーの持続時間とのことです。このバッテリーの持続時間は、ワイヤレスでインターネットにつないだり、ムービーの連続再生に耐えられる時間ということなので、文書作成などのもっと負荷の少ない作業であればもっと長く使える可能性もあります。
最大10時間から12時間という持続時間があれば学校や仕事で朝出かけてから、家に帰ってくるまで十分に使うことができます。Windowsのパソコンと違い、自分でバッテリーが少なくなったら、バッテリー交換をしてしのぐ、ということができない点は不便ですが、最初からこれだけの持続時間があれば十分でしょう。
ただし、バッテリーは消耗品です。持続時間が短くなってきたと感じたら、早めに交換することが、パソコンに負担を掛けずに長持ちさせるためには大切なことです。
Macbookおすすめの選び方!スペック比較~インターフェイス~
ノートPCでも外部の周辺機器やUSBメモリ、外付けHDDなどに接続することはよくあります。PCの選び方というと、CPUやメモリなどの内部のスペックの性能に目が行きがちですが、実はインターフェイスの違いも重要なものです。
インターフェイスというのは「境界」とか「接点」という意味の言葉です。IT用語としては良く使われる言葉ですが、Macbookの購入を検討する際には外部の周辺機器と接続する方法と考えましょう。Macbookの選び方では、インターフェイスの種類と数も重要になります。ということで、Macbookのインターフェイスをそれぞれ比較してみましょう。
Macbookの種類ごとのインターフェイスの違いです。
Macbookの種類 | ポートの種類 | ポート数 |
Macbook | USB-C | 1 |
13インチMacbook Air | USB-C | 2 |
13インチMacbook Air Touch Bar | USB-C | 2 |
13インチMacbook Pro | USB-C | 2 |
13インチMacbook Pro Touch Bar | USB-C | 4 |
15インチMacbook Pro Touch Bar | USB-C | 4 |
USB-Cというのはコネクタの種類です。通常のUSBのコネクタよりも小さく薄い形のコネクタでMacbookに接続することになります。こちらの写真がそのUSB-Cのコネクタになります。
USB-Cタイプのコネクタも徐々に広がってきてはいますが、まだまだ一般的に普及しているとはいいがたいのが現状です。特にWindows環境との接続の互換性はとても悪いというのが現状です。
もしも外出先でプレゼンのために先方の大型ディスプレイに接続する必要があるときなど、通常のUSBコネクタとつなげるためのアダプタが必要になることもまだまだ多いのが現状です。アダプタを持ち歩くのが面倒くさいという理由で、USB3.0の旧世代のMacbookを購入する人もいるくらいです。
特に外部との接続をする必要がないという人にとっては、インターフェイスの種類は関係ないことかもしれませんが、インターフェイスの互換性を考える必要がある人はその辺の違いも検討しましょう。
またポートの数にも注意しましょう。PCで作業をしながらスマホを充電する人もたくさんいます。Macbookの場合にはポートが1つしかないので、iPhoneを充電しながらだと他の周辺機器に接続することができなくなります。
ポートが足りない場合には、ポートの数を増やすためのアダプタが必要になることがあるので、その辺の使い勝手の違いもよく考えて選び方を考えましょう。
Macbookおすすめの選び方!スペック比較~価格~
ここまでは特に性能面のスペックの違いに注目してみてきましたが、購入を検討するときには性能だけではなく経済性もとても重要になってくるものです。ある意味で、性能以上に価格というのは選び方で重要な違いになってきます。ということで、こちらではMacbookの選び方のポイントとなる価格の違いを比較してみましょう。
Macbookの選び方のポイントとなる価格の比較です。
Macbookの種類 | 価格 |
Macbook | 142,800円(税別) 175,800円(税別) |
13インチMacbook Air | 98,800円(税別) |
13インチMacbook Air Touch Bar | 134,800円(税別) 156,800円(税別) |
13インチMacbook Pro | 142,800円(税別) 164,800円(税別) |
13インチMacbook Pro Touch Bar | 198,800円(税別) 220,800円(税別) |
15インチMacbook Pro Touch Bar | 258,800円(税別) 302,800円(税別) |
それぞれのモデルに2種類の価格があるのは、それぞれCPUやストレージの容量に違いがあるためです。同じモデルでも、高スペックでストレージ容量が大きいモデルの価格の方が高くなっています。
スペックの比較の中でストレージは特に紹介しませんでしたが、すべてのモデルで256GBと512GBのSSDのどちらかを選択できます。最も価格が安い13インチMacbook Airのストレージのみ128GBです。
価格帯だけで見ると、Macbookと、Touch Bar付きのMacbook Air、Touch BarなしのMacbook Proがほぼ同じ価格帯になっています。15万円前後でMacbookの購入を検討している人にとっては、この辺は悩ましいところかもしれません。
スペックを妥協して携帯性の良さを重視するのであればMacbook、ビジネスユースが中心ですべてにおいてバランスの取れたMacbookを選ぶ選び方をしたいのならMacbook Air、とにかくスペック重視で選びたいのならMacbook Pro、といったところでしょう。
15インチMacbook Proの価格はスバ抜けていますが、やはり性能はこの価格でも十分に元が取れるだけのものはあります。価格度外視でスペック重視で選びたい人におすすめです。
Macbook・Air・Proがのどれがあなたにおすすめ?
ここまで、Macbook、Macbook Air、Macbook Proのそれぞれの種類の違いと選び方についてみてきました。ある意味無限に種類がありそうなWindowsパソコンと違って、Macbookの最新モデルは6種類、ストレージの違いを入れても11種類しかありません。
メーカーを選ぶところから信じられないほどの選択肢から選ぶことを迫られるWindowsパソコンと違い、Macbookの選び方は簡単な気もします。しかし、Macbookの選び方で迷う人は多いことでしょう。使う人に合わせたMacbook選びについてお伝えします。
特に価格帯は3種類が同じ価格帯にあることから、選び方の目安にはなりません。それならスペックで選んでいくしかありません。どんな選び方をすればいいのか迷う人は、自分がMacbookを買うのはどんな目的があるのかをよく考えてみましょう。
文書作成やプレゼン資料の作成、インターネットでの情報収集といったビジネスユースが主な目的だという人にとっては、Macbook Proのハイスペックは正直なところ必要ありません。
MacbookかMacbook Airで十分でしょう。携帯性を重視するのならMacbookですが、携帯性もそこそこで、ビジネスユースをする上でとてもバランスが取れているということであれば、Macbook Airが一番のおすすめです。
デザインや画像や動画の編集を本格的に行っている人にとっては、Macbook Airのスペックでは全く足りません。Macbook Proの高いプロセッサ性能やグラフィック性能が必要になります。グラフィック性能が必要なパソコンを探しているのであれば、Macbook Proを選んだほうがいいでしょう。
ストレージの選び方は?
Macbookと、Touch Barなし13インチMacbook Air以外は、ストレージも選ぶことができます。256GBと512GBのどちらを選んだらいいのか迷っている人は、パソコンにどのくらいのファイルを保存する必要があるか考えてみるといいでしょう。
ファイル容量が大きいものは写真や動画などですが、写真や動画でも編集した後で、すぐにクラウドや社内のサーバーなどに送信して保存してしまう環境にある人は、ストレージの容量が少なくても十分に使えます。
逆に、作ったファイルを保存しておく場所が主にパソコンの中のストレージになる、という人は、文書ファイルの作成が主なMacbookの利用目的であってもストレージ容量の大きい方を購入したほうがいいでしょう。ファイルの保存環境がどのようなものかで、ストレージの容量は決めることをおすすめします。
Macbookはゲーミングパソコンとして使える?
それから、パソコンを購入する目的がゲームであるという人もいますが、Macbook Proはゲーミングパソコンとして使えのかどうか気になる人もいるでしょう。なめらかな画像の変化を体感するためには、ゲーミングパソコンには高いスペックが必要になります。
その点で考えるとMacbook ProのCPUやグラフィック性能はゲーミングパソコンとして十分な域にあります。しかし、現実にはゲーミングパソコンとしては使えない、というのが一般的な評価です。その理由は、現在パソコンゲームの主流はXboxであるということと、Apple社がMacでのゲームには全く力を入れていないからです。
現在、パソコンゲームの主流はMicrosoftのXboxになっています。Xboxには専用のゲーム機もありますが、Windows10からはOSに標準搭載されているので、Windowsパソコンを利用している人の多くが、簡単にXboxを使える環境になっています。
2018年にはMacでもXboxのストリーミングゲームをプレイできる環境が整えられましたが、実際のところまだMacでプレイするように対応しているゲームのタイトルがとても少ないのが現実です。また、Xbox以外でもMacでプレイできるゲームソフトも充実していません。
ゲーミングパソコンとしてMacbook Proの購入を考えている人は、MacではなくWindowsの購入を検討したほうがいいでしょう。
3種類のMacbookの評判とは?
実際にMacbook、Macbook Air、Macbook Proの3種類のそれぞれのMacbookを使っている人の評判はどんなものがあるのか、口コミも最後に見ておきましょう。
Macbookの口コミ
Macbook12インチを購入した人の口コミです。まず口コミで目に付くことが、軽いということです。タブレットとノートパソコンの中間の持ち運びやすさ、というのはノマドワーカーには欠かせない大きなポイントになっています。
またバッテリーの持ちの良さも大きな評価ポイントになっていて、Windowsパソコンのように頻繁に充電したり、バッテリーを交換したりする必要がなく使える、というのもとても使いやすいポイントになっています。
USBポートが1つしかない点も、アダプタを使えば全く問題なく使うことができるので特に問題にはなりません。持ち運び用のパソコンとして考えると、スペック的にもこの薄さと軽さを考えれば十分といえます。しかし、メインのパソコンとして使えるかというと、それはちょっと難しいという声があります。
家や会社で使うメインのパソコンが別にあって、その上で携帯用のパソコンという位置づけで使うのがベストなようです。
Macbook Airの口コミ
Macbook Airの口コミでは、普段使いする分にはスペック的には十分だという声があります。ゲームとかしたいのなら、グラフィック性能などに不安を感じるかもしれませんが、グラフィックスが必要な用途でMacbook Airを購入する人はやはりいないようです。
またバッテリーが長持ちするのがいいという声もあります。充電を気にせずに長時間使えるというのは、外で使う機会が多い人にとってはやはり欠かせないポイントとになってきます。
ただ、このスペックでこの値段は高いという声もあります。CPUやストレージの性能のいいMacbook Airを購入するくらいなら、Macbook Proを購入したほうがいい、という声もあります。価格とスペックのバランスに疑問を感じるのであれば、Macbook Proとどちらにするのか徹底的に検討したほうがいいでしょう。
Macbook Proの口コミ
Macbook Proの口コミでは、スペックの高さに満足している、という声が上がっています。イラストレーターやフォトショップといったパソコンに高い負荷をかけるソフトをいくつも同時に開いても、動作が重くなることなく、余裕で使うことができ手仕事がしやすいという声があります。
スペックが高いので、MacOS以外にもWindowsを入れて使っているという人もいます。やはり他のパソコンとの互換性を考えるとWindowsを仕事では使ったほうが仕事がしやすいということもありますが、両方のOSを入れても問題は全く生じない、というのは高スペックならではでしょう。
ただし、Windowsとして使うときにはキー配列が変わってしまうという点は使いにくいとのことです。
これだけのスペックがあるのに、とても薄くてスペックから考えたら驚くほど軽いという点も評価が高いポイントです。一昔前のデスクトップよりもよほど使い勝手いいという声もあります。
あなたのPCライフを豊かにするMacbookを選ぼう!
Macbookの購入を検討している人に向けて、現在発売されているMacbookのスペックなどを比較して、選び方はどうしたらいいのか、ということについて詳しく見てきました。MacbookにはApple社ならではの美しいグラフィックスと、使い勝手の良さがあるので、やはりMacbookでなければ、という根強いファンも多いものです。
一口でMacbookといっても、この記事の中でご紹介したようにそれぞれ特徴が大きく違います。Macbookを買うということはとても高い買い物になるので、買うときには自分に合うものをよく考えて選ぶようにしましょう。