画像圧縮ツール「TinyPNG」はパンダが目印！使い方を解説！

Webサイトやドキュメントに貼りたい画像の容量が大きすぎるときには、画像を圧縮しなくてはいけません。画像を圧縮するツールにはいろいろなものがありますが、パンダマークのTinyPNGという圧縮ツールが、とても簡単に使えると話題になっています。

パンダ印が目印のTinyPNGは、とにかくとても簡単に使えるということで、利用者が世界中に増えています。PCにインストールする必要がなく、TinyPNGのサイトを開くだけで利用できます。

利用方法も、画像ファイルをドラッグ&ドロップするだけという手軽さです。PCの扱いが苦手な方でも使いやすいので、ぜひ画像圧縮に利用してみましょう。

パンダ印の画像圧縮ツールのTinyPNGが人気の理由は、画像ファイルの容量を圧縮しても、画像の劣化がほとんど起こらないためです。画像の圧縮ツールの中には、容量は圧縮できても、画質が劣化してしまい、画像を構成するドットが粗く見えてしまう場合もあります。

しかし、TinyPNGであれば容量の圧縮はされても、画像が劣化して粗くなるようなことはほとんどありません。もちろん、圧縮した画像を大きく引き伸ばせば粗くなりますが、圧縮したサイズに適した大きさで表示する限りは、劣化して見えるようなことはありません。

パンダ印の画像を圧縮ツールのTinyPNGの使い方について解説します。

上記のリンクから、パンダ印の画像を圧縮ツールのTinyPNGのWebページへ入ります。ページの一番上にある点線で囲まれた四角の中に、圧縮したい画像をドラッグ&ドロップで入れます。一度に合計容量5MBまでの5枚の画像まで圧縮可能です。

「Finished」と表示されたら、どのくらい圧縮されたの、圧縮率が表示されます。今回は74%の圧縮成功しています。

「Save to Dropbox」をクリックすると、Dropboxへのログイン画面が開きます。圧縮した画像をDropboxに保存できます。

「Dounload all」をクリックすると、圧縮した画像を一度にPCにダウンロードできます。

パンダ印の画像圧縮ツールのTinyPNGを利用するにあたって、いくつか気になる点があるという方もいます。こちらでは、TinyPNGで画像を圧縮するにあたって、気になる方が多い点について解説します。

画像や動画をWebサイト上で圧縮したり、ファイル変換したりするサイトの中には、変換後の画像や動画ファイルにウイルスが添付されてしまうような悪質なサイトもあります。TinyPNGで画像を圧縮した後で、ダウンロードした画像ファイルにウイルスなどが還付される可能性がないのか心配している方もいます。

TinyPNGはオランダとスウェーデンのVoormediaという会社が運営しているサイトです。国内の会社ではない点が気になるという方もいるでしょうが、しっかりとしている会社でセキュリティ面での心配はなさそうです。

世界的な大企業でも、TinyPNGを活用している会社も多いので、安心して画像圧縮に使えるサイトです。

TinyPNGを使ってでも、Webサイトや文書に使う画像は圧縮した方がいいのかどうか悩んでいる方も多いようです。

現在、SEOの観点からGoogleではWebページの表示を高速化するように推奨しています。Webサイトを運営するのであれば、ページに貼り付けている画像のサイズが大きいと、表示するまでの時間が掛かってしまいます。画像は劣化して見苦しくなりすぎない程度に容量を圧縮することが推奨されています。

文書の場合も、現在はWeb上でやり取りされる場合が多くないっています。Web上でやり取りする文書の場合も、画像の容量が大きいとファイルサイズが大きくなってしまいます。TinyPNGを利用しても画像は圧縮したほうがいいでしょう。

反対に、印刷する文書の場合には画像は圧縮しない方が画質が保てます。TinyPNGは利用しない方がいいでしょう。

この記事では、パンダ印の画像圧縮ツールTinyPNGの使い方についてお伝えしました。TinyPNGはとても簡単に安全に画像をWeb上で圧縮できるツールです。ぜひ、Webサイトを運営している方などは、TinyPNGを活用して画像圧縮に役立ててみましょう。