Macでデフラグ(最適化)は不要!処理速度アップの方法やおすすめアプリを解説!
Macパソコンのデフラグ(最適化)の必要性を知っていますか?MacにはHDD/SSDのデフラグ(最適化)機能が初期搭載されています。Macの動作が遅い等の問題を修復する方法を紹介します。MacのHDD/SSDの動作不良に悩んでいる人は対処法を参考にしましょう。
目次
- 1Macにデフラグ(最適化)が不要な理由
- ・そもそもデフラグとは?Macでは必要?
- ・Macでは自動でHDD・SSDのデフラグがされている
- 2Macの処理速度が遅い場合はデフラグに変わるおすすめの方法を実践
- ・「ディスクユーティリティ」からMacのディスクを修復
- ・Macの「セーフモード(セーフブート)」を使ってディスクの修復
- ・Macの「NVRAMリセット」を活用する方法
- 3処理速度を回復・おすすめのディスク修復アプリ「OnyX」
- ・OnyXアプリのインストールはこちら
- ・OnyXの使い方
- 4処理速度を回復・おすすめのディスク修復アプリ「Magican」
- ・Magicanアプリのインストールはこちら
- ・Magicanの使い方
- 5Macのデフラグ(最適化)は不要!必要に応じで処理速度を修復しよう
Macにデフラグ(最適化)が不要な理由
Macパソコンには自動デフラグ(最適化)機能が搭載されているため、Mac内臓のHDD/SSDのデフラグ(最適化)は必要ありません。しかし、Macパソコンを長い間利用していると、HDD/SSDの動作が遅くなる場合があります。そういった場合の対処方法を本記事では紹介していきます。
そもそもデフラグとは?Macでは必要?
デフラグ(最適化)とは、パソコンのHDD/SSDに保存されているファイルを最適化することを指します。デフラグ(最適化)を実行することで、大きなデータファイルを断片化し、HDD/SSDの読み込み処理速度・書き込み処理速度を改善する効果があるのです。
Macでは自動でHDD・SSDのデフラグがされている
MacのHDD/SSDにはデフラグ(最適化)機能が搭載されているため、デフラグ(最適化)の必要性はありません。MacのHDD/SSDに大きなデータファイルが書き込みされる際、Macではバックグラウンドで自動最適化が行われているのです。
SSDはHDDと違い、構造上デフラグ(最適化)をすることで、処理速度が逆に低下してしまう可能性があります。そのため、Trim機能というシステムが起動し、SSDの最適化を図ってくれます。Macを利用している場合は、この最適化に手動で行う必要がまったくないので非常に便利というメリットがあります。
Macの処理速度が遅い場合はデフラグに変わるおすすめの方法を実践
デフラグに変わるおすすめの方法1 | 「ディスクユーティリティ」から Macのディスクを修復 |
デフラグに変わるおすすめの方法2 | 「セーフモード(セーフブート)」を使って ディスクを修復 |
デフラグに変わるおすすめの方法3 | Macの「NVRAMリセット」を活用する方法 |
デフラグに変わるおすすめの方法4 | 外部アプリをインストールして 処理速度・デフラグ(最適化)を実行する |
Macにデフラグ(最適化)の必要性は無いと述べましたが、MacのHDD/SSDの読み込み速度や処理速度が遅くなっている場合は、上記の方法でMacのHDD/SSD処理速度を最適化することができます。
「ディスクユーティリティ」からMacのディスクを修復
【デフラグに変わるおすすめの方法1】を紹介します。「ディスクユーティリティ」からMacのディスクを修復することで、HDD/SSDの処理速度を修復できます。「First Aid」という機能を利用して、MacのHDD/SSDの処理速度を修復しましょう。
STEP1 | 「アプリケーション」フォルダ>「ユーティリティ」フォルダを選択します。 |
STEP2 | 「ディスクユーティリティ」を起動してください。 |
STEP3 | 最適化したいディスクを選択し「First Aid」をクリックします。 |
Macの「セーフモード(セーフブート)」を使ってディスクの修復
【デフラグに変わるおすすめの方法2】を紹介します。Macを「セーフモード」で起動することで、不要なアプリやファイルを開かず軽量化した状態でパソコンを起動してくれます。
「セーフモード」の起動方法は、「shift」を押したままMacの電源をオンにするだけです。セーフモードで起動後、再度通常モードでMacを起動して、Macが固まるかどうか再度確認してみてください。
STEP1 | 「Apple」アイコン>「このMacについて」を選択してください。 |
STEP2 | 「概要」>「システムレポート」とクリックします。 |
STEP3 | 画面左側のメニュー一覧から「ソフトウェア」を選択してください。 |
「システムソフトェアの概要」一覧の「起動モード」に「セーフ」が表示されていれば、MacBookがセーフモードで起動しているということになります。セーフモードでMacBookを起動できたら、一度そのままMacBookを「システム終了」して、通常のモードで再起動してみてください。
Macの「NVRAMリセット」を活用する方法
【デフラグに変わるおすすめの方法3】を紹介します。PRAM/NVRAMクリアを行うことで、MacBookの起動時に異常や、MacのHDD/SSDを修復してくれる効果があります。
MacBookの電源をONにしてすぐに「command + option + P + R」を同時に押し続け、20秒ほどで離してください。
処理速度を回復・おすすめのディスク修復アプリ「OnyX」
ディスク修復アプリ「OnyX」は、MacのHDD/SSDのストレージ容量をデフラグ(最適化)してくれるアプリです。完全無料で利用でき、評判の高いデフラグ(最適化)アプリとなります。
OnyXアプリのインストールはこちら
OnyXアプリのインストールは上記の公式サイトリンクにアクセスしてダウンロード・インストールしてください。
OnyXの使い方
STEP1 | ディスク修復アプリ「OnyX」を起動してください。 |
STEP2 | 上部のタブメニュー一覧から「自動処理」を選択します。 |
STEP3 | 各種設定項目・クリーニング項目を選択して「実行」をクリックしてください。 |
ディスク修復アプリ「OnyX」では、不要なファイル項目を選択するだけで、簡単に必要のあるディスクファイルを削除してクリーニングしてくれる機能が搭載しています。MacのHDD/SSDの処理速度に問題がある場合は、ディスク修復アプリ「OnyX」を利用してみましょう。
処理速度を回復・おすすめのディスク修復アプリ「Magican」
続いて紹介するのが、処理速度を回復・おすすめのディスク修復(デフラグ)アプリ「Magican」です。こちらのアプリ・ソフトも、ディスク修復アプリ「OnyX」同様、不要なファイル項目を選択するだけで、簡単に必要のあるディスクファイルを削除してクリーニングしてくれる機能が搭載しています。
Magicanアプリのインストールはこちら
ディスク修復(デフラグ)アプリ「Magican」のインストールは上記の公式サイトリンクにアクセスしてダウンロード・インストールしてください。
Magicanの使い方
STEP1 | ディスク修復アプリ「Magican」を起動してください。 |
STEP2 | メニュー一覧から「Home」>「Quick Scan」を選択します。 |
STEP3 | 不要なファイル項目が表示されるので、 削除したファイル項目選択して「実行」をクリックしてください。 |
ディスク修復アプリ「OnyX」とは違い、古いファイルや利用していないファイルをスキャンしてくれるのが、ディスク修復(デフラグ)アプリ「Magican」の大きな特徴です。簡単な操作方法と、不要ファイルのあぶり出しができるので、初心者にもおすすめのディスク修復(デフラグ)アプリとなります。
Macのデフラグ(最適化)は不要!必要に応じで処理速度を修復しよう
本記事では、Macのデフラグ(最適化)の必要性について紹介してきました。Macにはデフラグ(最適化)の自動化機能が搭載されているので、デフラグ(最適化)を実行する必要はありません。しかし、Macを長年利用していく上で、Macの動作に問題が発生する場合があります。
そういった問題に悩んでいる人は、本記事で紹介した、デフラグ(最適化)以外の対処方法を実行することで、Macの処理速度を改善することが可能になります。本記事を参考に快適なMacライフを送って下さい。