Macbookのバタフライキーボード問題とは?不具合内容や修理対応など解説!
Macbookのバタフライキーボード問題について紹介していきます。Macbookのバタフライキーボードの不具合内容や、Macbookキーボード無償修理プログラムの依頼方法を紹介するので、Macbookのバタフライキーボードに不具合がある人は参考にして下さい。
目次
- 1Macbookのバタフライキーボード問題について
- ・Macbookのバタフライキーボードとは?
- ・バタフライキーボードには構造上の問題・欠点が多数ある
- 2MacBookのバタフライキーボード不具合問題の歴史
- ・2015年初旬第1世代バタフライキーボード発表
- ・2016年勝手に文字が入力されるなどの不具合問題が発生
- ・2016年10月第2世代バタフライキーボード登場
- ・2017年6月MacBook Pro搭載のバタフライキーボードから問題多発
- ・2018年5月バタフライキーボードを巡って集団訴訟
- ・2018年6月キーボード無償修理プログラム開始
- ・2018年7月突如MacBook Pro2018発売
- ・2019年MacBook Pro2019発売
- ・キーボード無償修理プログラムが拡大
- 3MacBookのバタフライキーボードの問題・不具合のまとめ
- ・不具合1:文字が勝手に反復入力される
- ・不具合2:文字が表示されない
- ・不具合3:キーが戻らない・キーが反応しない
- 4MacBookキーボード無償修理プログラムの対象モデル一覧
- 5MacBookキーボード無償修理プログラム手続き方法一覧
- ・Apple正規サービスプロバイダに修理・交換を申し込む
- ・Apple Store直営店に持ち込み修理を依頼する
- ・Appleリペアセンターへ郵送終了を依頼する
- ・有償修理した場合の返金手続き
- 6MacBookバタフライキーボードの今後に期待!無償修理依頼方法をマスター!
Macbookのバタフライキーボード問題について
本記事冒頭の本章では、Macbookのバタフライキーボード問題について紹介していきます。本記事後半の章では、Macbookのバタフライキーボードの無償サポート依頼方法も紹介しているので参考にしてみてください。
Macbookのバタフライキーボードとは?
Macbookのバタフライキーボードは、2015年から発売されているMacBookモデルに搭載されているキーボード構造を指します。通常のキーボード構造とは違い、MacBookの薄さを実現するために導入されたキーボード構造となります。
バタフライキーボードには構造上の問題・欠点が多数ある
Macbookのバタフライキーボード問題は、そのバタフライキーボードの構造に問題があり、Macbookでさまざまな不具合や問題を発生させています。構造の問題から、勝手に文字が入力されたり、一部のキーが押したまま元に戻らない、キーが反応しないなどの問題が主な症例です。
Macbookにバタフライキーボードが搭載されているモデル一覧
Macbook (Retina, 12-inch, Early 2015) |
Macbook (Retina, 12-inch, Early 2016) |
Macbook (Retina, 12-inch, 2017) |
Macbook Air (Retina, 13-inch, 2018) |
Macbook Air (Retina, 13-inch, 2019) |
Macbook Pro (13-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports) |
Macbook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports) |
Macbook Pro (13-inch, 2019, Two Thunderbolt 3 ports) |
Macbook Pro (13-inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports) |
Macbook Pro (13-inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports) |
Macbook Pro (15-inch, 2016) |
Macbook Pro (15-inch, 2017) |
Macbook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 Ports) |
Macbook Pro (15-inch, 2018) |
Macbook Pro (13-inch, 2019, Four Thunderbolt 3 Ports) |
Macbook Pro (15-inch, 2019) |
MacBookのバタフライキーボード不具合問題の歴史
2015年初旬 | 第1世代バタフライキーボード発表 |
2016年 | 勝手に文字が入力されるなどの不具合問題が発生 |
2016年10月 | 第2世代バタフライキーボード登場 |
2017年6月 | MacBook Pro搭載のバタフライキーボードから問題多発 |
同時期 | リコールを求める署名問題に発展 |
2018年5月 | バタフライキーボードを巡って集団訴訟発生 |
2018年6月 | キーボード無償修理プログラム開始 |
2018年7月 | 突如MacBook Pro2018発売 |
同時期 | 第3世代バタフライキーボードにも問題が発生 |
2019年 | MacBook Pro2019発売 |
同年 | キーボード無償修理プログラムが拡大 |
2015年初旬第1世代バタフライキーボード発表
Macbookのバタフライキーボードは、2015年に発売されたMacBookから搭載されました。薄型のMacbookを実現するために、バタフライキーボードを導入したという背景があります。
2016年勝手に文字が入力されるなどの不具合問題が発生
2016年に入ってから、Macbookのバタフライキーボードに不具合が発生し始めます。文字が勝手に入力される、または文字勝手に消去されるなど、その症状は様々でした。Apple側からは、Macbookバタフライキーボードのお手入れ方法が公開されるも、一般ユーザーにとっては非常に難しい方法で、ユーザーからも疑問の声が挙がり始めます。
2016年10月第2世代バタフライキーボード登場
そんな中、2016年に発売されたMacBookモデルからは、第2世代のバタフライキーボードが採用されます。
2017年6月MacBook Pro搭載のバタフライキーボードから問題多発
2017年6月頃より、Macbookのバタフライキーボードの文字が勝手に入力されるなどの問題が拡大し大きなニュースとなります。
リコールを求める署名問題に発展
Macbookのバタフライキーボードの問題が拡大し、リコールを求める署名活動が開始されます。
2018年5月バタフライキーボードを巡って集団訴訟
2018円5月ことには、Macbookのバタフライキーボードの文字が勝手に入力される事態が更に拡大します。バタフライキーボードの構造問題に大きなユーザーが気づき初め集団訴訟が発生します。
2018年6月キーボード無償修理プログラム開始
Apple側からキーボード無償修理プログラム開始のアナウンスがされ、大きなユーザーの文字が勝手に入力されるなどの問題が発生しているMacbookに関しては、無償の修理・交換サービスが開始されます。
2018年7月突如MacBook Pro2018発売
そんな中、突如第3世代のバタフライキーボードを搭載したMacBook Pro2018モデルが発売されました。
第3世代バタフライキーボードにも問題が発生
第3世代バタフライキーボードにも、文字が勝手に入力される、押したキーが元に戻らないなどの問題が沈静化せず、バタフライキーボード自体の構造に問題があるということが徐々に明らかになります。
2019年MacBook Pro2019発売
2019年MacBook Pro2019が発売され、バタフライキーボードの構造に大きな変革をもたらしました。従来のバタフライキーボード構造と同じ仕組みですが、構造に改良が加えられ、これまでの文字が勝手に入力されるなどの問題を軽減できる構造となっています。
キーボード無償修理プログラムが拡大
同時期よりキーボード無償修理プログラムが拡大し、第3世代のバタフライキーボードに問題があったことをApple側が謝罪します。腑に落ちない点として2019年に発売された新たなバタフライキーボードも、キーボード無償修理プログラムの対象となっています。
根本的なバタフライキーボードの構造に問題があると考えられているため、今後発売されるMacBookはバタフライキーボードではなく、異なるキーボード構造が導入される見通しです。
MacBookのバタフライキーボードの問題・不具合のまとめ
Apple公式サイトから公表されている、Macbookのバタフライキーボードで発生する、不具合問題・症例をまとめて紹介します。同じ様な不具合が発生している場合、キーボード無償修理プログラムを利用することができるので確認しておきましょう。
不具合1:文字が勝手に反復入力される
Macbookのバタフライキーボードでは、文字が勝手に反復入力されるなどの不具合が多数報告されており、Apple側でもキーボード無償修理プログラムの適用症例として公表されています。
不具合2:文字が表示されない
Macbookのバタフライキーボードでは、文字入力されないという不具合が多数報告されています。同様に、Apple側でもキーボード無償修理プログラムの適用症例として公表されています。
不具合3:キーが戻らない・キーが反応しない
キーが戻らない・キーが反応しないという不具合も多数報告されています。こちらも同様に、Apple側でもキーボード無償修理プログラムの適用症例として公表されています。
MacBookキーボード無償修理プログラムの対象モデル一覧
MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015) |
MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016) |
MacBook (Retina, 12-inch, 2017) |
MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018) |
MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019) |
MacBook Pro (13-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports) |
MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports) |
MacBook Pro (13-inch, 2019, Two Thunderbolt 3 ports) |
MacBook Pro (13-inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports) |
MacBook Pro (13-inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports) |
MacBook Pro (15-inch, 2016) |
MacBook Pro (15-inch, 2017) |
MacBook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 Ports) |
MacBook Pro (15-inch, 2018) |
MacBook Pro (13-inch, 2019, Four Thunderbolt 3 Ports) |
MacBook Pro (15-inch, 2019) |
MacBookキーボード無償修理プログラム手続き方法一覧
無償修理プログラム手続き方法1 | Apple正規サービスプロバイダに修理/交換を申し込む |
無償修理プログラム手続き方法2 | Apple Store直営店に持ち込み修理を依頼する |
無償修理プログラム手続き方法3 | ppleリペアセンターへ郵送終了を依頼する |
無償修理プログラム手続き方法4 | 有償修理した場合は返金手続きをする |
Apple正規サービスプロバイダに修理・交換を申し込む
Apple正規サービスプロバイダに修理・交換を申し込む場合は、上記のMacbookのバタフライキーボードの無償修理プログラムページにアクセスしてください。
Apple Store直営店に持ち込み修理を依頼する
Apple直営店に直接Macbookを持ち込みして、キーボード無償修理プログラムを依頼することも可能です。上記Apple公式サイトから事前に予約しておくと待ち時間がなく便利です。
Appleリペアセンターへ郵送終了を依頼する
Appleリペアセンターへ郵送終了を依頼することも可能です。上記のAppleサポートページからキーボード無償修理プログラムを利用して、郵送でMacBookを修理してもらいましょう。
有償修理した場合の返金手続き
キーボード無償修理プログラムが発表される前に、有償でキーボードを修理・交換した場合は、返金に対応してもらえる可能性があります。上記のApple公式サポートページから、アドバイザーと連絡を取り返金依頼をしましょう。
MacBookバタフライキーボードの今後に期待!無償修理依頼方法をマスター!
Macbookのバタフライキーボード問題について紹介しました。Macbookのバタフライキーボードの無償修理サポートを利用することで、問題に対処することができます。すでに有償サービスを受けてしまった人も、修理代金を返金してもらえる可能性があるので、Apple公式サイトより問い合わせしてみましょう。