2019年09月25日更新
iTunesでのバックアップの保存先の場所を変更する方法!Windows/Mac別に解説!
iPhone・iPadのバックアップデータをiTunesに設定している人で、保存先のフォルダやDドライブを変更したい人も多いでしょう。iPhone・iPadのバックアップデータが大きい人は、iTunesから外付けHDDに保存先を変更することも可能です。
目次
iTunesのiPhoneバックアップの保存先の確認方法
本記事冒頭の本章では、iTunesにバックアップしてある、iPhone・iPadのバックアップデータの保存先を確認する方法から紹介していきます。バックアップデータが保存先が分からなければ、データをDドライブからその他のHDDドライブやフォルダに移動することができません。
Mac・Windowsそれぞれのパソコンで、iPhone・iPadのバックアップ履歴の保存先フォルダを探してみましょう。
Mac
STEP1 | MacパソコンでTunesを起動します。 |
STEP2 | 画面上部のメニュータブから「編集」>「環境設定」の順番に選択します。 |
STEP3 | 「デバイス」タブを選択すると過去のバックアップ履歴を確認できます。 |
上記の手順でバックアップ履歴が表示されない場合は、iPhone・iPadのバックアップ保存場所がiCloudになっています。この場合は、下記の手順リストを実行してiCloudとの自動同期を解除する必要があります。
STEP1 | iPhone・iPadを起動して「設定」を開いて下さい。 |
STEP2 | 「Apple ID」>「iCloud」の順番にタップします。 |
STEP3 | 「写真」を選択して「iCloud写真」のスイッチをオフにしてください。 |
「iPhoneから削除」をタップすると、iPhoneから写真と画像・動画データが削除されますが、iCloud上に保存され続けます。iTunesにすべての写真や画像・動画データを同期したい場合は、一度「写真とビデオをダウンロード」を選択し、iPhone・iPad上にデータファイルを保存しておく必要があるので覚えておきましょう。
Windows
STEP1 | WindowsパソコンでiTunesを起動してください。 |
STEP2 | 画面上部のメニュータブから「編集」>「環境設定」の順番に選択します。 |
STEP3 | 「デバイス」タブを選択すると過去のバックアップ履歴を確認できます。 |
Windowsパソコン内のiPhoneバックアップファイルの保存場所
Windowsパソコン内のiPhoneバックアップファイルの保存場所を確認していきましょう。
WindowsのDドライブフォルダ内に保存先がある
STEP1 | 「スタート」>「エクスプローラー」>「Dドライブ」の順番に選択します。 |
STEP2 | 「ユーザー」>「ユーザー名」>「AppData」の順番に選択してください。 |
STEP3 | 「Roaming」>「Apple Computer」の順番に選択します。 |
STEP3 | 「MobileSync」>「Backup」でiPhone・iPadのバックアップフォルダが表示されます。 |
上記の手順でWindowsのDドライブ上で、バックアップフォルダを確認できます。上記のフォルダを外部のHDDドライブ変更することも可能なので、次の章に進みましょう。
iTunesのiPhoneバックアップ保存場所を変更する方法
iTunesのiPhoneバックアップ保存場所を変更する方法を紹介していきます。iTunesをインストールしたパソコン上のストレージ容量が不足している場合など、外付けHDDにiPhone・iPadのバックアップファイルを移行することも可能なので覚えておきましょう。
Mac/Windows共に、ただiTunesフォルダを外付けHDDに移行しただけだとiTunesを起動しても内部ストレージから読み込むため、外付けHDDに移行した意味がありません。必ず読み込み先を外付けHDDに設定しましょう。
Windows
STEP1 | 「スタート」>「エクスプローラー」>「Dドライブ」の順番に選択します。 |
STEP2 | 「ユーザー」>「ユーザー名」>「AppData」の順番に選択してください。 |
STEP3 | 「AppData」を外付けHDDにドラッグ&ドロップしてください。 |
STEP4 | 「iTunes」を起動して「設定」>「詳細」タブをクリックします。 |
STEP5 | 「iTunes Mediaフォルダの場所」が外付けHDDになっていれば完了です。 |
Mac
STEP1 | 「Finder」>「ライブラリ」>「Application Support」の順番に選択します。 |
STEP2 | 「ユーザー」>「ユーザー名」>「AppData」の順番に選択してください。 |
STEP3 | 「Application Support」を外付けHDDにドラッグ&ドロップしてください。 |
STEP4 | 「iTunes」を起動して「設定」>「詳細」タブをクリックします。 |
STEP5 | 「iTunes Mediaフォルダの場所」が外付けHDDになっていれば完了です。 |
「iTunes Mediaフォルダの場所」が外付けHDDになっていない場合は、同画面から「iTunes Mediaフォルダの場所」を外付けHDDに変更しておきましょう。
iCloudにiPhoneバックアップ保存先を変更する方法
本記事最後の本章では、iPhone・iPadのバックアップ保存先をiTunesからiCloudへ移行する方法を紹介します。iCloudの無料プランでは5GBまでのストレージ容量しか利用できません。必要に応じて有料のストレージプランを利用する必要があるので注意しましょう。
iCloudの有料プランへの切り替え方法は、下記のリンク記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
iPhoneの設定画面からiCloudバックアップを有効化する
iPhoneの「設定」アプリを起動して「Apple ID」をタップしてログインしてください。ログインが完了している場合は、表示されるメニュー一覧から「iCloud」を選択します。表示されるメニュー一覧から「iCloudバックアップ」を選択してトグルをオンにしてください。
PCに接続したときにiTunesで自動バックアップされなくなるという注意が出てきますが、気にせず「OK」をタップしてください。「今すぐバックアップを作成」をタップするとバックアップが作成されます。
iTunesのiPhoneバックアップ保存先の確認・変更方法をマスターしよう
本記事では、iPhone・iPadのバックアップデータファイルをiTunesフォルダから、その他のフォルダに変更する手順や方法を紹介しました。お使いのパソコンのHDDストレージ容量が圧迫されている場合は、外付けHDDにiPhone・iPadのバックアップデータフォルダを移動しておくと便利です。
本記事を参考に、iPhone・iPadの大事なバックアップファイルを保管して、快適なAppleライフを送って下さい。