iPhoneをiTunesで強制初期化!機能制限パスコードを忘れた時のリセット方法を紹介!

iPhoneの初期化をする際に機能制限パスコードを忘れてしまった場合、iTunesを使ったiPhoneのバックアップを取る方法や、iTunesを使ったリカバリーモードのやり方の説明、リカバリーモードではない初期化の方法を説明している記事です。

iPhoneをiTunesで強制初期化!機能制限パスコードを忘れた時のリセット方法を紹介!のイメージ

目次

  1. 1iTunesでのiPhone初期化に機能制限パスコードは不要!
  2. iPhoneのみでのリセットには機能制限パスコードが必要
  3. 2iTunesでiPhoneを初期化する前の準備
  4. iTunesをインストールしたパソコンを用意する
  5. iPhoneを探すをオフにする
  6. iTunesのバージョンを最新に更新する
  7. iTunesの自動同期を停止する
  8. iPhoneのバックアップをとる
  9. 3iTunesでiPhoneを強制初期化する方法【リカバリーモード】
  10. 4iTunesでiPhoneを強制初期化する方法【DFUモード】
  11. DFUモードで強制初期化する注意点
  12. 5iTunesでiPhoneの初期化をしよう!

iTunesでのiPhone初期化に機能制限パスコードは不要!

iPhoneの画像

新しいiPhoneが出て買い替えを行った場合に、今まで使っていたiPhoneをパソコンを使ってバックアップをとり、iTunesを使ってiPhoneを初期化するなどをして家族に譲ったり、買取をしてくれるショップへ持ち込んだりと、使わなくなったiPhoneにも価値があります。

使わなくなったiPhoneは初期化をしておくことが個人情報などを守るという意味でもとても大切です。iPhoneを変えても手放さない人は多く存在していると思われますが、最近ではショップが今まで使っていたiPhoneを下取りしてくれるサービスを行っており、今までのiPhoneを手放す人が増えている状態です。

そういった場合にiPhoneを初期化する際に気を付けることをこの記事では紹介します。

iPhoneのみでのリセットには機能制限パスコードが必要

iPhoneの画像

上記で説明しましたが、iTunesを使ってiPhoneを初期化し、中身をリセットする際には特にパスワードなどを要求されません。iPhoneのみでリセットを行おうとすると、制限機能パスコードというパスワードが必要になります。制限機能パスコードとは通常のロックを解除するパスワードと違います。

機能制限パスコードとは、iPhoneを初期化する際や、利用しているアプリなどの設定を行う上で必要になります。初期状態では設定されていませんが、iPhoneを紛失した際などに他のユーザーがApp storeやiTunesを使って何かを購入したり、アプリ操作を出来なくしたりと、特定の機能のみを制限するために設定されるパスワードのことを指します。

機能制限パスコードの入力に失敗するとどうなる?

失敗した女性のイメージ画像

iTunesを使わずにiPhoneを初期化する際に、機能制限パスコードの入力に失敗すると、1回目から5回目までは続けて別の思い当たるパスワードを入力できます。しかし、6回目から1分、7回目から5分、8回目からは15分、9回目からはなんと60分も機能制限パスコードの入力ができなくなってしまいます。

60分もパスワードの入力を待って、再度入力してみてもまた間違っていた場合、再度60分も初期化するための機能制限パスコードの入力ができなくなるので注意が必要です。

iTunesでiPhoneを初期化する前の準備

パソコンに繋がってるiPhoneの画像

iPhoneの機能制限パスコードを忘れてしまった場合でも、パソコンがあればiTunesを使ってiPhoneの初期化を行えます。iPhoneをiTunesを使って初期化する際には様々な準備が必要になります。

間違えてしまった場合、データが消えてしまったなど大きな失敗に繋がらないように、iTunesの設定やiPhoneの設定など、事前の準備を万端にしてからiPhoneの初期化を始めましょう。iTunesを使ったiPhoneの初期化は20分以上かかる場合があるため、初期化をする際は時間に余裕があるときに行いましょう。

iTunesをインストールしたパソコンを用意する

iTunesをダウンロードする画面画像

iPhoneを初期化する場合に、まず準備するべきものは、iTunesをインストールしたパソコンを用意することです。この時に大切なのはそのパソコンがインターネットにつながっているパソコンであることが重要です。iTunesをインストールしていないパソコンの場合、新たにiTunesをインストールする必要があります。

iPhoneを探すをオフにする

iPhoneの設定画面

次に行う操作はパソコンのiTunesではなく、iPhone側の操作です。iPhoneの設定アプリを開き、iCloudを開きます。

iPhoneの設定画面

iCloudを開いたら、下部にある「iPhoneを探す」をタップします。iPadの場合は「iPadを探す」をタップし、設定をオフにします。

iTunesのバージョンを最新に更新する

iTunesの画面画像

iPhoneを初期化するためにはiTunesが必要になりますので、iTunesでの準備に移ります。パソコンで確認しておくべき操作の中に、iTunesを最新版に更新する、という操作が必要になります。最新版に更新するためには、iTunesのヘルプ内にある「更新プログラムを確認」を左クリックします。

iTunesの画面画像

iTunesが最新の場合、ダイアログで確認ができます。最新でない場合は最新版をダウンロードします。長い間、最新版にしていない場合新しいバージョンをインストールし、一度のアップデートで最新版にするといった方法も利便性があります。古いiTunesを消す必要もなく、一度のアップデートで終わるので時間がない場合などにおすすめです。

iTunesの自動同期を停止する

iTunesの画面画像

次に行う初期化のための設定は、iTunesの自動同期機能の停止です。自動同期を停止しさせるにはiTunesの編集タブを開き、設定、もしくは環境設定を左クリックします。

iTunesの画面画像

上部のタブからデバイスを選択し、「iPod、iPhone、および iPad を自動的に同期しない」のチェックボックスを確認します。チェックが外れている場合はチェックを入れ、自動的に同期が行われないようにします。

iPhoneのバックアップをとる

iPhoneの画像

iPhoneを初期化をするとデータがすべて消えてしまい、工場出荷時の状態に戻ります。そうすると今までのデータはすべて消えてしまうのでiPhoneのバックアップをとります。バックアップを取る情報によって操作が異なりますので注意が必要です。

iTunesの画面画像

パソコンとiPhoneを付属のUSBケーブルで繋ぎます。初期化を行いたいiPhoneとパソコンをつなぎ、iTunesを開きます。iTunesを開いたらまず、自動で同期がされていないので、デバイスの形をしたアイコンを左クリックし、同期状態にします。

iTunesの画面画像

デバイスの形をしたアイコンを左クリックするとiTunesの楽曲関係のメニューではなく、iPhone関係のメニューに移ります。iTunesの画面が変わったらバックアップの項目の右側にある「今すぐバックアップ」をクリックするとバックアップが開始されます。このバックアップは電話帳やカレンダー、ブックマークのバックアップ方法です。

クラウドサービスのイメージ画像

写真や動画をパソコンにバックアップを取る場合、使用しているパソコンなどで変わります。少し複雑になっているので写真や動画はクラウドサービスを使ったバックアップをおすすめします。最新版のiTunesでは、アプリのバックアップを取ることができなくなっているようです。

ThumbiPhoneの写真のバックアップ方法3選!画像をPCやクラウドに保存する!
iPhoneで保存されている大切な写真のバックアップに最適な方法3選を紹介します。iPhon...
ThumbGoogleフォトの使い方!初期設定や写真の保存/共有方法は?
Googleアカウントがあれば実質な容量が無制限で使える便利なGoogleフォトの使い方はご...

iTunesでiPhoneを強制初期化する方法【リカバリーモード】

iPhoneの画像

iTunesを使ってiPhoneのバックアップを取ることに成功した後は、iTunesを使ってiPhoneの初期化を行います。

この方法はiPhoneを強制的に初期化をするリカバリーモードと呼ばれる方法です。リカバリーモードでiPhoneを強制的に初期化するにはパスワードを必要とせず、機能制限パスコードを忘れてしまった場合でも初期化をし、iPhoneをリセットを行うことが可能です。

リカバリーモードを行う手順を説明します。iTunesを一度終了させ、iPhoneをケーブルでパソコンに繋ぎ、iTunesを起動させます。その状態でiPhoneを強制再起動をします。強制再起動を行うとAppleのロゴが表示されますが、それを無視して強制再起動を行い続けるとリカバリーモードへ移行します。

リカバリーモードへ移行した画面で「復元」を押すとiPhoneが初期化されます。

iTunesでiPhoneを強制初期化する方法【DFUモード】

iPhoneがケーブルに繋がっている画像

リカバリーモードとは別にDFUモードでもiPhoneを初期化することが可能です。DFUとはDevice Firmware Uploadの頭文字を取ってそう呼ばれています。文字通りデバイスのファームウェアを更新させるという意味で、意味合いとしてはリカバリーモードとあまり違いはありません。

DFUモードを行う手順を説明します。まずiTunesを起動し、パソコンとiPhoneを接続します。その状態でiPhoneの電源をオフにし、電源ボタンを3秒ほど押し、そのあと強制終了させるためのボタン2つを長押しします。電源ボタンだけを離すとiTunesがリカバリーモードでデバイスを検出した。という警告文がでます。

その状態でiPhoneに何もロゴもですにデバイスの電源が切れているように見えている場合、DFUモードを使えるようになっています。

DFUモードで強制初期化する注意点

リカバリーモードはApple社が公式に進めているリセット方法の一つですが、DFUモードはiPhone内のiOSのプログラムを使わずに強制的にiTunesとiPhoneを接続させる方法です。非公式の方法のため、DFUモードで初期化を行う際は自己責任です。

iTunesでiPhoneの初期化をしよう!

iPhoneとパソコンの画像

この記事ではiPhoneの機能制限パスコードであるパスワードを忘れてしまった場合でもiTunesを使って初期化をし、リセットをする方法を説明しました。機能制限パスコードは通常のパスワードとは違い、普段は使う機会がないパスワードです。

もし機能制限パスコードを設定した場合は忘れないようにすることによってiTunesを使わずにiPhoneのみで初期化しリセットを行うことが可能になります。パソコンが無く、iTunesが使えない環境でiPhoneを初期化する場合には機能制限パスコードであるパスワードを忘れないようにしましょう。

関連するまとめ

Original
この記事のライター
ライターびび
猫が好きな在宅ライターです。ガジェット系の記事や、ライフスタイルに関係するアプリなどの記事を読むのが好きで、自分で...