2019年03月04日更新
iTunesで音楽CDを作成!曲をCDに焼く(書き込む)方法を解説!
iTunesでオリジナルの音楽CDを作成することができます。iTunesは音楽や映画を楽しめますが、オリジナルCDを作成することもできます。iTunesで音楽CDのプレイリストの作成方法や焼き方、CDが作成できない原因、エラーの対処法を説明します。
目次
iTunesで音楽CDを作成の前に
iTunesは、音楽や映画を楽しめるメディアプレーヤーです。iTunesを使うことで、Apple製品だけではなくWindowsの人も音楽CDでオリジナルCDを作成することができます。
しかし、iTunesで音楽CDが焼く(書き込む)には、どうすればいいのでしょうか。以下、iTunesで音楽CDの作成前に必要な準備の説明をします。
環境
まず、iTunesのバージョンを最新バージョンにしましょう。Windowsの人は、Appleのウェブサイトから無料でダウンロードができます。Windowsの人は、7以降で対応しています。Windowsの人は、iTunesを入手しましょう。
- iTunesをダウンロードする
- iTunesをインストールする
- iTunesの設定と同期をする
CDの種類
以下、iTunesで焼き(書き込み)ができるディスクの説明です。再生プレーヤーがありますので、注意が必要です。
iTunesで作成できるディスク | 違い | 再生 |
CD-R | 一度だけ書き込みができるディスクです。 | オーディオCD/標準的なCDプレーヤーで再生できます。 |
CD-RW | 書き込み/変更/追加/消去が繰り返しできます。 | |
データディスク | 文書/データベース/表計算などPCの作業のあらゆるデータを保存できます。 | データCDとDVD/ファイル保存と受け渡しに使用できます。オーディオプレーヤーで再生できません。 |
MP3ディスク | .mp3形式で圧縮された音楽ファイルデータディスクです。通常音楽CDの5倍の量を書き込めます。 | MP3対応のCDプレーヤーで再生できます。 |
CDで焼く時間
iTunesを使って音楽CDを焼く場合は、書き込みができる時間は、60分~80分を目安にします。プレイリストのタイトルの下にある総演奏時間が80分以下になるように曲数を調整します。少ない演奏時間は影響ありません。
”このプレイリストの曲は1枚のオーディオCDに書き込むことができません””このプレイリストを複数のオーディオCDに分割して、複数のオーディオCDを作成してもよろしいですか?”
上記が画面に表示された場合は、プレイリストの演奏時間が長いですので、プレイリストを削除して調整します。
iTunesの曲のプレイリストを作成する
iTunesの曲のプレイリストを作成する方法をご説明します。iTunesのプレイリストは、音楽CDに焼くプレイリストです。
Mac/Windowsと共通
以下、MacとWindowsでiTunesの操作は共通です。
iTunesを起動
PCでiTunesを起動します。音楽ファイルをiTunes上へドラッグドロップします。mp3、wma等の音楽ファイル、音楽ファイルが入ったフォルダを入れます。
以下、iTunesにCDから音楽を取り込む方法です。
- PCのCDドライブにCDを入れます。
- iTunes上でCDの曲リストが表示されます。
- 画面右上の”インポート”をクリックします。
- インポート設定が表示されたら、”インポート方法”と”設定(音質)”を確認して”OK”をクリックします。
- インポートが完了すると、チェックマークが表示されます。
- ミュージックライブラリで取り込んだ音楽を確認します。
プレイリスト新規作成
音楽CDを作成するためのプレイリストを新規作成します。80分以内を目安に楽曲を15曲前後で作成します。新規プレイリストは、そのままプレイリストに追加されます。
- iTunesミュージックライブラリから”プレイリスト”タブをクリックします。
- iTunes画面の左下の”+”をクリックします。
- ”新規プレイリスト”を選択します。
- 新規プレイリスト作成で”プレイリスト名”を入力します。
- プレイリストに追加したい楽曲を青枠内にドラッグドロップで追加できます。
- 80分以内に調整して、”終了”をクリックして、作成です。
iTunesのプレイリストからCDを作成する
iTunesのプレイリストから音楽CDを作成する方法を説明します。以下、iTunesのプレイリストの焼き方です。
Mac/Windowsと共通
以下、MacとWindowsのCDの焼き方は共通です。
CDをセットする
PCにCDーRもしくは、CDーRWなどをセットします。しばらくはアクセスランプがつきますが、消えてからiTunesの操作をしましょう。PCにCDドライブにCDをセットすると”空のCDまたはDVDを挿入しました。”と表示されます。
CDに書き込み(焼き方)をする
CDの焼き方は、作成したプレイリストをクリックして”プレイリストからディスクを作成”を選んでクリックします。
- ディスク作成設定画面の”ディスク作成機能”にエラーが表示されていないで、ドライブ名が表示されているか確認します。
- ”デスクフォーマット”に”オーディオCD”(MP3やデータディスクはMP3とデータCD)にチェックを入れます。
- ”ディスク作成”をクリックします。
iTunesでCDが作成できない場合の対処法
iTunesを使って音楽CDの作成ができないときの原因と対処法をご説明します。CD作成ができない原因は、コピーができないCDと音楽であったり、PCかiTunesにトラブルが起きていることが原因の場合もあります。
コピーガード
以下、コピーガードによって、CDが作成できない原因をご説明します。
AppleMusicの曲
iTunesに入れている音楽は、ほとんど焼く(書き込む)ことは可能です。AppleMusicからダウンロードされた楽曲はAppleからの保護で焼く(書き込む)ことができません。一曲でもプレイリストにAppleMusicが入っているとプレイリストから書き出す選択ができません。
CD
特定のCDによっては、iTunesにCCCD(コピーコントロールCD)のコピーガードが付いている場合はがあります。パッケージやジャケットに”CCCD(コピーコントロールCD)”の文字が記載されていますので確認しましょう。
エラー
以下、iTunesでエラーが起きた場合の原因の対処法の説明です。
CDドライブの確認
・iTunesを使ってCDを焼く(書き込み)でCDドライブが認識していないエラーです。”サポートされているディスク作成機能が見つかりません”と表示された場合は、セットしたCDドライブがパソコンに認識されていないため、別の音楽CDが再生できるかで確認します。
・MacがCDを認識できない場合は、iTunes内でCD認識にトラブルが起きているのか、MacのCD認識にトラブルが起きているのかを調べます。
- Mac画面左上アップルメニューから、”このMacについて”をクリックします。
- ”システムレポート”をクリックします。
- システム情報画面から”ハードウェア”をクリックします。
- ”ディスク作成”をクリックします。
- CDドライブの情報が表示されるか調べます。
MacにCD情報が表示された場合は、トラブルはiTunesにあります。MacにCD情報が表示されない場合は、光学ドライブか接続にトラブルが起きています。
iTunesが問題の場合は以下を試します。
- CDとDVDを開く。
- iTunesとMacを再起動します。
Macが問題の場合は以下を試します。
- 別のCDが認識するか試します。
- 外付けドライブの場合は、USBやケーブルを変える。
iTunesの診断機能
iTunesには、さまざまな問題を把握できる機能がついています。診断プログラムで収集した情報を元に問題を検知できます。以下、iTunes診断機能のご紹介します。
1.iTunesの画面の”ヘルプ”をクリックします。
2.ヘルプから”診断を実行”を選択します。
3.表示されるテストから選び”次へ”をクリックします。
4.各テストが終わると、問題解決へのサポート記事リンクが表示されます。
iTunesで音楽CDの作成しよう!
以上、iTunesで音楽CDの焼き方を説明してきましたが、音楽CDを作成したいと思いましたか?
コピーガードが付いているCCCD(コピーコントロールCD)は、コピーできませんが、iTunes上の音楽ファイルは焼く(書き込み)することができます。焼き方は、作成したプレイリストから進めます。焼き方設定で、エラー確認とセットしたディスクの種類をチェックして作成できます。
この記事を参考にiTunesでCDの焼き方を上手に利用して音楽CDを作成してみてください。