2019年03月05日更新
iPhoneをiOS12にアップデートする際の注意事項!対応端末や不具合は?
本記事ではiPhoneのアップデートの注意点をご紹介します。iOS12への更新には、注意点がいくつか存在します。これからiPhoneをiOS12へのアップデートを考えている方は、本記事を参考にiPhoneをアップデートしていきましょう。
目次
- 1【iPhoneアップデートの注意点 1】iOS12に対応している端末確認しよう
- ・iOS 12に対応していないiPhone端末がある
- ・iOS12に対応しているiPhone端末一覧
- 2【iPhoneアップデートの注意点 2】iOS12の不具合を確認する
- ・過去にはiPhoneのアップデートによる不具合発生事例も
- 3【iPhoneアップデートの注意点 3】格安SIMには要注意しよう
- 4【iPhoneアップデートの注意点 4】デバイスのストレージ容量に注意
- ・ストレージ容量不足の場合はCloudサービスを利用しよう
- 5iPhoneをiOS12にアップデートする手順
- ・iPhoneをアップデートする前にバックアップをとろう
- ・iOSのアップデート手順
- 6iPhoneのアップデートには十分注意しよう
【iPhoneアップデートの注意点 1】iOS12に対応している端末確認しよう
iPhoneを最新のiOS12にアップデートする際の注意点として、一番重要なのがお持ちのiPhone端末がiOS12に対応しているかどうかです。本記事冒頭の本章では、iOS12に対応しているiPhone端末をご紹介します。
iOS 12に対応していないiPhone端末がある
古いiPhoneではiOS12に対応していない端末があるので注意が必要です。またiPhone端末以外にも、iPad端末やiPod Touch端末などに同様のことが言えます。自分の持っているiOS端末が、iOS12に対応しているかどうか確認してからiOS12にアップデートしてください。
iOS12に対応しているiPhone端末一覧
iOS12に対応しているiPhoneなどのiOS端末の一覧を下記のリストにまとめました。下記のリストに表示されていないiOS端末は、iOS12に更新することができません。
・iOS12に対応しているiPhone端末一覧
iPhone XS | iPhone XS Max | iPhone XR | iPhone X |
iPhone 8 | iPhone 8 Plus | iPhone 7 | iPhone 7 Plus |
iPhone 6S | iPhone 6s Plus | iPhone 6 | iPhone 6 Plus |
iPhone SE | iPhone 5S |
・iOS12に対応しているiPad・iPod Touch端末一覧
iPad Pro 12.9 | iPad Pro 10.5 | iPad Pro 9.7 | iPad(第6世代) |
iPad (第5世代) | iPad Air 2 | iPad Air | iPad mini 4 |
iPad mini 3 | iPad mini 2 | iPod Touch(第6世代) |
上記のリストに自分のiOSデバイスがない場合は、iOS12に更新することができません。また上記リストに表示されているiOSデバイスでも、古いiPhoneデバイスにiOS12をインストールすると端末上で不具合がでる場合もあります。次の章では古いiPhone端末に最新のiOS12をインストールした時の、過去の不具合事例をご紹介します。
【iPhoneアップデートの注意点 2】iOS12の不具合を確認する
最新のiOS12に更新しても、iPhoneデバイスが古いとiPhone端末で不具合が発生する場合があります。iPhone端末やネット通信回線、アプリなども含めすべてのコンテンツは日々アップデートされています。
それに対応するために、各メーカーはスマートフォン端末やOSをアップデートしています。端末が古いと内部システムや機能も必然的に古いものとなり、新しいOSに更新しても、不具合が発生します。
過去にはiPhoneのアップデートによる不具合発生事例も
最新のiOSにアップデートしたことで不具合が発生したという過去の事例は下記の通りです。
- iOS12にアップデート後、バッテリーの消費量が増えたという不具合
- iOS12にアップデート後、iPhoneが充電できなくなったという不具合
- iOS12のアップデート中にiPhoneがフリーズするという不具合
- iOS12をアップデート後、充電中にiPhoneが熱くなるという不具合
- iOS12にアップデート後、iPhoneやiPadの動作が重くなる不具合
- iOS12にアップデート後、iPhoneが勝手に再起動を繰り返す
- iOS12にアップデート後、iPhoneが起動しない
- iOS12にアップデート後、キーボードが正常に起動しない・利用できなお
アップデートに伴う、上記のエラー以外にも不具合が発生していますが、いずれも古いiPhoneなどのiOSデバイスで不具合が発生しやすくなっています。TwitterなどのSNSでも、iOS12の不具合の最新情報を確認できますので、iOS12にアップデートする前に情報を確認しておくことが重要です。
【iPhoneアップデートの注意点 3】格安SIMには要注意しよう
格安SIMサービスのLINEモバイルやUQ mobile、Mineoなどのキャリアが提供するSIMカードを利用しているユーザーから、iOS12に更新してから正常にSIMが読み込まれなくなったなどの不具合が報告されています。
格安SIMサービスを利用している方は、事前にキャリアのホームページでiOS12の不具合の情報を確認してからiOS12に更新することをおすすめします。
【iPhoneアップデートの注意点 4】デバイスのストレージ容量に注意
iOS12のファイルサイズは1GBを超える大容量です。お使いのiPhone端末に十分な空き容量がなければ、iOS12にアップデートすることができないので注意が必要です。iOS12にアップデートする前に、下記の手順を実行してiPhoneのストレージ空き容量を確認してください。
1.iPhone、またはiPadの【設定】アプリを起動してください。 |
2.【設定】メニュー一覧から【一般】項目をタップします。 |
3.【一般】メニュー一覧から【iPhoneストレージ】を選択してください。 |
ページ上部のグラフにiPhoneのストレージ容量の内訳が表示されています。また利用中のアプリ一覧が表示され、それぞれのストレージ利用状況を確認することができますので、空き容量が不足している場合は不要なアプリやデータファイルを削除してから、iOS12へアップデートしてください。
ストレージ容量不足の場合はCloudサービスを利用しよう
ストレージ容量不足の状態で、iPhoneの写真や音楽、動画などのファイルを削除したくない場合は、Cloudサービスを利用しましょう。iPhone内のファイルを一度Cloudサービスに以降しバックアップをとっておくことで、ファイルを削除することなくiPhoneのストレージ容量を増やすことが可能です。
iCloudを利用する
iCloudは、iOSデバイス組み込まれている無料のCloudストレージサービスです。iCloudを利用することで、ストレージ管理だけでなく、iOSデバイスの機能を他のiOSデバイスと共有できるほか、iOSデバイスを紛失した時に【iPhoneを探す】などの機能が利用できます。
iCloudには無料で利用できる5GBのストレージサービスが提供されているので、iOS12に更新する際に、ストレージ容量にスペースを確保するのにおすすめのサービスです。
また無料の5GBストレージプラン以外にも、【50GB】【200GB】【2TB】の有料プランも提供されており、価格も税込み130円からと非常にリーズナブルです。【200GB】以上のプランを利用すれば、家族でもストレージシェアが可能です。
Googleドライブ・Googleフォトを利用する
GoogleフォトもiPhoneの写真の保存、バックアップに最適の無料クラウドサービスです。GoogleフォトはGoogleが提供するサービスの1つで、1つのGoogleアカウントで15GBストレージ容量を無料で利用することができるのが、他のクラウドサービスとは違う大きな特徴です。
Googleフォトを利用すれば、iPhone写真データや動画データを移行してバックアップをとっておくことが可能です。Googleフォトの詳しい利用方法は上記のリンクを参考にしてください。
iPhoneをiOS12にアップデートする手順
本記事最後の本章ではiPhoneをiOS12にアップデートする手順を解説していきます。
iPhoneをアップデートする前にバックアップをとろう
iPhoneのiOSアップデートの前に、iPhoneのバックアップをとっておくことを忘れないでください。iOSのアップデート中に不具合が発生した場合、ファイルが破損する恐れがあります。
iTunesでバックアップを取っている方は、iPhoneとPCをライトニングケーブル接続すると、自動でバックアップが実行されます。下記のリンク先で、iTunesでのバックアップ方法を詳しく解説しているので、参照してください。
iOSのアップデート手順
iOS12へのアップデートは下記の手順を実行してください。
1.iPhoneの【設定】アプリを起動します。 |
2.【設定】メニュー一覧から【一般】を選択します。 |
3.【一般】メニューで【ソフトウェア・アップデート】をタップしてください。 |
4.自動アップデートを設定する場合は【自動アップデート】をタップします。 |
自動アップデート設定をしておくことで、手動でアップデートする必要がなくなり便利です。自動アップデートの方法覚えておきましょう。
iPhoneのアップデートには十分注意しよう
本記事ではiPhoneのアップデートの注意点をご紹介しました。iOS12はカメラ起動スピードなど、iPhoneのスペックを大きく進化させることができます。その上で、自分のiPhoneがiOSのアップデートに対応しているか確認することが重要です。本記事を参考にiPhoneのiOSアップデートを実行してください。