2019年03月02日更新
iPhoneのおサイフケータイの使い方!Apple Payの登録方法や違いも解説!
本記事ではiPhoneのおサイフケータイサービス【Apple Pay】をご紹介します。AndroidからiPhoneへの機種変更を考えている方は、紹介したおサイフケータイ機能とApple Payの機能比較を参考にしてみてください。
目次
iPhoneのおサイフケータイ【Apple Pay】とは?
2018年の総務省の発表によると、日本のスマートフォン普及率は90%を超え、国民のほとんどの人が利用しています。そんなスマートフォンでは、おサイフケータイが一般的な機能として、人々の生活に浸透しはじめています。
本記事ではiPhoneのおサイフケータイ機能【Apple Pay】についてご紹介していきます。これからAndroidからiPhoneへの機種変更を予定している方は、本記事で紹介するAndroidのおサイフケータイ機能と、Apple Payとの機能の違いを比較し、機種変更の際の判断材料として活用してください。
Apple PayとはiPhoneの電子マネー決済サービス
Apple PayとはiPhoneの電子マネー決済サービスです。クレジットカードやSuica、iD、QuickPayなどの決済サービスをiPhoneに登録しておくことで、お財布いらずの生活が可能となります。
Apple Payに対応している、専用の端末を設置しているコンビニやショップ、JRなどの改札機などで利用することが可能です。Androidではおサイフケータイ機能として一般的に認知されていますが、iPhoneではApple Payと呼びます。
【Apple Pay】は、iPhone 7より新しいiPhone、またはiPhone5以降とペアリングが完了しているApple Watchで利用することが可能です。Apple Watchを持っていれば、iPhone 6よりも古い機種のiPhoneでも利用可能となります。
AndroidのおサイフケータイとApple payの違いとは?
Apple Payのおサイフケータイは、iPhoneのApple Payよりも早くサービスを開始しており、Apple Payが後発サービスとなります。両者の大きな違いは利用可能端末がAndroidかiPhoneなどのiOSデバイスかの違いです。
Android端末にはSonyやHuaweiなど複数の電子メーカーからスマートフォンが販売されていますが、iOS端末はAppleが発売しているiPhoneのみとなります。スマートフォンデバイスの選択肢が少ないというのがApple Payとおサイフケータイの大きな違いと言えるのです。
Androidのおサイフケータイで利用できるサービスの中でも、Apple Payに対応していないサービスは、下記のリストを参照してください。
楽天Edy | nanakoカード |
WAON | モバイルスターバック |
2019年現在iPhoneのユーザーのシェア率は、Androidスマートフォンに押されている状況ですが、引き続きその操作性やデザイン性が高く評価されており、根強い人気が多く、Apple Payの利用可能なサービスもこれから増えてくると考えられています。
次の章からはiPhoneのApple Payで利用可能なサービスをご紹介していきます。
iPhoneのおサイフケータイで利用可能なサービス
本章ではiPhoneのおサイフケータイ機能【Apple Pay】で利用可能なサービスをご紹介してきます。iPhoneのおサイフケータイ機能【Apple Pay】で利用可能なサービスは下記のリストを参照してください。
QuickPay | iD |
Suica | クレジットカード |
QUICPay
QUICPayとはカード型、またはキーホルダー型の電子マネー決済サービスです。iPhoneのApple Payにも対応しており、クレジットカード機能やデビットカード機能を利用することができます。利用した金額に応じてポイントやマイルが貯まるシステムとなっており、紛失時の補償サポートも充実しています。
QUICPayがiPhoneで利用可能というポイントはApple Payとって非常に重要で、Apple Payで対応していない電子マネー決済を、QUICPayで全てカバーする事ができるのです。QUICPayについて、更に詳しく確認したい方は下記のQuickPay公式サイトにアクセスしてください。
またiPhone端末からQUICPayの利用方法は、下記QUICPay公式サイトリンクから確認してください。
iD
iDとは、NTTDocomoが提供する電子マネー決済サービスです。QUICPay同様にクレジットカード・タイプの電子マネー決済機能でiPhoneのApple Payにも対応しています。利用した金額に応じてポイントやマイルが貯まるシステムとなっており、紛失時の補償サポートも充実しています。
iDもApple Payの少ない対応サービスをカバーすることのできる重要な電子マネーサービスの1つです。NTTDocomoを契約している方は、申込みをするだけで簡単に利用を開始することが可能なのが大きな魅力です。
NTTDocomo以外のキャリアと契約している方でも、iD対応クレジットカードの申込みをすれば利用可能となります。
Apple PayとiDの利用方法や、利用可能店舗の確認は下記のiD公式ホームページリンクから確認してください。
Suica
Suicaは皆さんご存知の通りJR東日本が提供している、鉄道やバス、買い物で利用できるICカードです。SuicaもApple Payに対応しており、Apple Payで利用できるSuicaの特徴として、複数のSuicaをApple Payに登録しておくことができるのです。
通勤・通学用のSuicaを使い分けることができます。定期券としてSuicaを登録している方もご利用可能です。
コンビニなどの専用端末で簡単にチャージできることから、交通料金以外にも普段の買い物にも電子マネー決済として利用できるので、非常に便利な機能となります。
SuicaとApple Payの使い方や、利用の開始方法は下記リンクのJR東日本の公式ホームページを参照してください。
クレジットカード
Apple Payは複数のクレジットカードに対応しています。JCBカードやビューカード、Visa、セゾンカードが利用可能です。
注意点として、Apple Payに対応していないクレジットカードも存在します。Apple Payの登録の前に、ご自身で保有しているクレジットカード会社のHPなどでApple Payに対応しているか確認しておくことをおすすめします。
Apple Payだけでなく、iPhoneのApple IDにクレジットカードを登録しておくことで、指紋認証機能でAppleコンテンツの購入が簡単にできるというメリットもあります。
【iPhoneのおサイフケータイ】Apple Payの登録方法
本章ではApple Payにクレジットカードを登録する方法をご紹介します。
【Wallet】アプリを起動してカードを追加する
iPhoneには【Wallet】アプリが初期状態でインストールされており、【Wallet】アプリを使ってApple Payに利用するクレジットカードを登録していきます。
1.【Wallet】アプリを起動して画面右上の【+(カードを追加)】をタップします。 |
2.カメラが起動します。枠内にクレジットカードを合わせてスキャンしてください。 |
3.カード情報を入力してください。QUICPayなどの登録画面が表示されます。 |
4. SMSで受信した認証コードをiPhoneに入力すればカードの追加が完了です。 |
【iPhoneのおサイフケータイ】Apple Payのメリット・デメリット
本記事最後の本章ではiPhoneの【Apple Pay】を利用する上でのメリットとデメリットをご紹介します。
- 【Apple Pay】を利用する上でのメリット
1.Suicaの登録が可能。公共機関の移動もiPhoneひとつで簡単に決済可能。 |
2.iPhone1つで買い物の決済が可能になる。クレジットカードの紛失リスクがない |
3.Apple pay対応のネットサービスで簡単に決済できる |
- 【Apple Pay】を利用する上でのデメリット
1.【Waon】【nanako】などのカードが利用できない |
2.登録できるクレジットカードがAndroidよりも少ない |
iPhoneのおサイフケータイ・Apple Payの特徴を理解して機種変更しよう
本記事ではiPhoneのおサイフケータイサービス【Apple Pay】のご紹介でした。AndroidからiPhoneへの機種変更を考えている方は、紹介した機能比較を参考にしてみてください。Androidのおサイフケータイよりも、機能が限定されている部分もありますが、利用できる機能で十分Androidのおサイフケータイの機能をカバーすることができます。