家族が無くしたiPhoneを探す方法!ファミリー共有の設定・使い方を解説
iPhoneには「iPhoneを探す」機能がありますが、ファミリー共有すると家族のiPhoneを探すこともできます。この記事では、iPhoneのファミリー共有とは、どんな機能で、家族のiPhoneを探す方法はどうしたらいいのか、解説します。
目次
家族がiPhoneを探すことができるファミリー共有の設定方法
家族みんなでiPhoneを使っている場合、家族の誰かがiPhoneを失くしたときに、他の家族のiPhoneで探すことができます。家族のiPhoneを探す機能は、iPhoneのファミリー共有機能で利用します。この記事では、iPhoneのファミリー共有を利用して、家族のiPhoneを探す方法をご紹介します。
家族で管理者を決める
家族のiPhoneを探すには、ファミリー共有を設定します。ファミリー共有できるのは、iOS8以上を搭載したiPhone、iPad、iPod touch、OS X Yosemite以降を搭載したMacで、Apple IDにログインしていることが条件です。
ファミリー共有を設定するには、以下の手順で行います。
- iPhoneの設定アプリを開き、「ユーザー名」>「ファミリー共有」へ進む
初めてファミリー共有を利用する場合は、ファミリー共有の初期設定が必要です。詳しい設定方法は、以下の記事をご覧ください。
ファミリー共有の設定ができていれば、上記の画面が開きます。最初にファミリー共有を設定したら、自分が管理者になっています。
設定アプリからメンバーを追加
iPhoneでファミリー共有をするために、
- 管理者のアカウントから、iPhoneを探すに追加したい家族を選ぶ
- 「ファミリーメンバーの追加」をタップ
メッセージか直接会って家族に登録を依頼
- 「iMessageで登録を依頼」「直接会って登録を依頼」「お子様用アカウントを作成」を選択可能
メッセージで依頼する場合は、
- メッセージ作成画面からメッセージを作成し、送信
直接会って登録してもらう場合は、
- あなたのiPhoneの上記画面に、登録して欲しい家族のApple IDを入力してもらう
子供のApple IDを作って管理もできる
家族が13歳未満の子どもである場合は、子どものApple IDを作成し、親が管理できます。上記の画面から手順に従って、子どものアカウントを作成しましょう。
ファミリー共有の解除方法
ファミリー共有を解除したい場合は、
- iPhoneの「設定」から、「ファミリー共有」へ進み、解除したいアカウントを選ぶ
- 解除したい人をタップすると、次ページの下部に、「〇〇さんを解除」と表示される
- タップすると、その人とのファミリー共有を解除できる
ファミリー共有で家族のiPhoneを探す方法
iPhoneのファミリー共有機能を使って、家族のiPhoneを探す方法を解説します。
iPhoneを探すを起動してサインイン
家族のiPhoneを探したいときは、
- ファミリー共有しているiPhone、iPad、Macで「iPhoneを探す」を起動
- Apple IDでサインイン
- iCloudをインストールしているWindows PCで、Apple IDにログインしても、「家族のiPhoneを探す」を利用できる
家族を選ぶとiPhoneの位置が表示される
「iPhoneを探す」を起動すると、家族のアカウントを選べます。iPhoneを失くした家族のアカウントを選ぶと、その家族のiPhoneの位置が表示され、iPhoneを見つけられます。
iPhoneだけではなくMacやiPadも探せる
アカウントに紐づけられていれば、MacやiPadも探せます。大切なデバイスはファミリー共有に登録し、なくしてしまっても家族のiPhoneから探せるようにしておきましょう。
ファミリー共有でできること
家族のiPhoneを探せる、iPhoneのファミリー共有とは一体どんな機能なのか、こちらでご紹介します。
iPhoneのファミリー共有とは?
家族5人まで登録できる
ファミリー共有には、管理者と家族5人、合計で6人を登録できます。
購入したコンテンツやiCloudのストレージなどを家族で共有できる
ファミリー共有を設定すると、iPhoneやiPadのさまざまなコンテンツを、登録した家族で共有できます。
また、iPhoneなどのアップル製品では、デバイスのストレージが足りなくなった時のために、iCloudを有料で増設できます。ファミリー共有を設定していれば、管理者が購入したiCloudのストレージも、共有できます。
iCloudは50GBは月額130円ですが、200GBは月額400円です。50GBを4人がぞれぞれ契約すれば520円なので、ファミリー共有で共有すればお得です。
iPhoneを紛失したらお互いに探すこともできる
この記事の中で見てきたように、誰かがiPhoneをなくした場合、ファミリー共有を設定していれば、家族のiPhoneを探すを利用できます。iPhoneは高額なので、なくす恐れがある場合は、ぜひ設定しておきたい機能です。
iPhoneを探すだけではない!ファミリー共有の便利な機能
家族のiPhoneを探すだけではなく、iPhoneのファミリー共有の機能を使えば、様々な便利な機能を使えます。こちらでは、iPhoneのファミリー共有の便利な機能をご紹介します。
位置情報を共有できる
家族のiPhoneを探す機能を利用するために、位置情報をオンにする必要があります。この機能を利用すれば、家族の位置情報を共有できます。あまり頻繁に位置情報をチェックしてしまうと、家族も息苦しくなってしまうかもしれません。しかし、子どもが返ってこなくて心配な時に、iPhoneの位置情報で場所を把握できます。
また、待ち合わせをするときに、相手がどこにいるのか把握できるメリットもあります。ぜひ位置情報の共有も、ファミリー共有で活用しましょう。
写真や音楽・映画・電子書籍・アプリを共有できる
家族で写真を撮影したり、誰かが音楽や電子書籍やアプリを購入する場合も多くあります。ファミリー共有を利用すれば、写真を共有したり、購入したコンテンツを共有して利用できます。Appストアにて、「ファミリー共有可」と記載のあるアプリは、ファミリー共有で利用できます。
有料アプリも、全員で購入しなくても、誰かが1人購入すればファミリー共有で全員が利用できます。有料ゲームなどを家族で楽しめます。
カレンダーを共有できる
家族の予定を、カレンダーで共有できます。iPhoneにはカレンダーアプリがあり、カレンダーアプリに登録した予定をファミリー共有しておけば、他の家族のカレンダーにも自動的に登録できます。
家族の誕生日や結婚記念日、親の出張の予定や、子供のテストや運動会の予定などを、カレンダーで共有し、家族全員で共有できるため便利です。
共有したくないものは共有Offにもできる
共有できるすべての情報を共有したくない場合も、あります。ある程度の年頃になった子どもは、いちいち親に購入したコンテンツや、友達と遊びに行った場所を把握されたくない場合もあります。
iPhoneのファミリー共有では、共有したくない内容をオフにする機能があります。子どものアカウントでは、自分勝手にオフにできませんが、13歳以上であれば自分の責任でオンオフを決められます。
家族のiPhoneはファミリー共有で探そう!
この記事では、iPhoneのファミリー共有の機能を使って、家族のiPhoneを探す方法を解説しました。iPhoneは現在販売されている最も安いものでも、新品なら4万円以上、最新版のiPhoneなら10万円以上します。万が一紛失したら、かなりの痛手です。
万が一紛失した場合のことを考え、PCからだけではなく、家族のiPhoneからも探せるように設定しましょう。ご紹介したファミリー共有機能を使って、家族のiPhoneを探す設定を活用しましょう。