iOS13の新機能・変更点やiPhoneアップデート後の不具合を解説！

本記事冒頭の本章では、iOS13から搭載された新機能や変更点をまとめて紹介していきます。後半の章では、iOS13.1、iOS13.2、iOS13.3の各種アップデート内容も紹介しているので参考にしてみてください。

iOS13の新機能と変更点として最初にあげられるのが、アプリの起動速度がこれまでのiOS13よりも2倍の速度になりました。iOS13.1までは起動速度に体感差はありませんでしたが、iOS13.3よりその動作速度の違いは変化していきます、

iOS13より新機能「省データモード」に対応しました。iPhone・iPadで「省データモード」を利用することでデータ通信量を制限できます。詳しい設定方法は下記のApple公式サイトを参照してください。

iOS版ストリートビュー【Look Around】が利用できるようになりました。ストリートビューを利用するにはGoogleマップが必要でしたが、iPhone初期搭載のマップアプリでも利用できます。

iOS13より、iPhone・iPadでダークモードが利用できるようになりました。目に優しいモードで暗い場所でのiPhone・iPad操作に最適です。詳しい設定方法は、下記のApple公式サイトを参照してください。

iPhone11・iPhone Proでは利用できますが、これまでの過去にモデルで3D Touchに対応している機種で、3D Touchが便利に利用できるようになりました。これまでは画面を押し込む形で利用する必要がありましたが、アイコン長押しで3D Touchが起動するようになっています。

これまではWi-Fi接続先・Bluetoothの接続先は「設定」から行う必要がありましたが、コントロールセンターの「Wi-Fi」「Bluetooth」アイコンを長押しすることで、コントロールセンターから接続先を設定できるように機能が追加されました。

iOS13からは音量調整アイコンの位置が画面中央から、画面端に移動しています。

OS13の新機能として、テキスト入力時に「日本語入力」で「空白」をタップすると、全角スペースが入力できるように仕様変更されています。

iOS13からは、Safariブラウザでフルページスクリーンショットに対応していますWebページすべてを一括でスクショできるので非常に便利です。

iOS13からは、Web上のダウンロードリンクから直接ダウンロードできる、ダウンロードマネージャーが搭載されました。ファイルリンクを長押しして「リンク先のファイルをダウンロード」をタップしてください。

iOS13から、写真アプリのインターフェースや機能が大幅に変更になりました。写真データの編集機能など、様々な機能変更・機能追加がされているので、下記のApple公式サイトで情報を確認しておきましょう。

iOS13の新機能としてバッテリー消費量の改善機能が搭載されています。「設定」＞「バッテリー」＞「バッテリーの状態」の順番に進み「最適化されたバッテリー充電」にチェックを入れておきましょう。毎日のiPhone・iPadの使い方をiOS13が自動で学習し、80%以上の充電を次のiPhone・iPadを利用するまでに自動補充されます。

本章では、iOS13.3から搭載された新機能や変更点をまとめて紹介していきます。

「FIDO」は「Fast Identity Online」という意味で、オンラインでの認証を素早く完了させることができる機能です。iOS13.3より追加された新機能で、NFCにも対応しています。

本章では、iOS13.2から搭載された新機能や変更点をまとめて紹介していきます。

「Deep Fusion」は、iOS13.2からiPhone11用に開発された写真撮影専用のソフトウェアです。手動で有効化・無効化はできず、iPhone 11・iPhone Pro・iPhone Pro Maxに標準搭載されます。

iOS13.2の新機能と変更点として、ビデオ録画の解像度・フレームレートが改善されました。写真アプリで、より綺麗な写真を撮影するためのアップデートとなります。解像度・フレームレートは手動で変更できますが、iPhone 11・iPhone Pro・iPhone Pro Maxのみ有効です。

本章では、iOS13.1から搭載された新機能や変更点をまとめて紹介していきます。

iOS地図アプリで経路検索後に表示される到着時刻を友だちや家族とシェアできる機能が搭載されました。経路や到着時間を確認して、iOSユーザーにそのまま情報共有できるので非常に便利な機能の１つとなります。

iOS13.1から、AirpodsやBluetoothデバイスの音量調整バーが画面端に表示されるようになりました。また、デバイス毎に異なるアイコンが表示されるので、接続中のBluetoothの判別も簡単です。

「行動」「特定条件」を組み合わせて設定することで、更に便利にiPhone・iPadとその他のアプリ・デバイスを利用できます。

iPhone11・iPhone Pro・iPhone Pro Maxでは超広帯域無線（UWB）を搭載しており、iOS13.1をインストールすることで、特定のiPhoneの方向に自分のiPhoneを向けると、AirDropしたい相手を特定・選択することが可能になりました。

iOS13以降のバグ・不具合の事例は上記の通りです。すべてのiOS13ユーザーが対象となるわけではありませんが、同様の問題・不具合が発生している場合は、本章で紹介する対処方法を実践してみてください。

アプリ側の問題ですが、iOS13に対応していないアプリもあります。主要SNSアプリは対応が完了していますが、現状iOS13に非対応のアプリもあるので注意が必要です。

iOS13以降、カメラアプリの不具合が発生しています。iPhone・iPadの再起動・強制再起動で不具合が解消されるという方向があるので試してみましょう。

iPhone・iPadをiOS13へ移行することで、デザリングができなくなったという問題が発生しています。対処方法は下記のとおりです。
 

iPhone・iPadをiOS13へ移行してから、設定していないアラームが勝手に起動して鳴ってしまうという問題が発生しています。これらはiOS13以降のアップデートで問題が解消するという口コミが出ていますが、海外では「すべての設定をリセット」した後から問題が解消されたという声も出ています。

「すべての設定をリセット」を実行すると、Walletに登録済みのクレジットカードが初期化されるなど、その他の設定がリセットされるので注意が必要です。

iOS13.2.3へのアップデート後に発生しているのが、iPhone・iPadのバッテリー消耗速度が早いという問題です。iOS13.3.3へ移行後もiPhone SEやiPhone 7以前のモデルでは問題が解決されていいないというのが現状です。80%以上のバッテリー残量が急に20%以下になったり、再起動するたびにバッテリー残量が変化するなど、症状は様々です。

対処方法としては、iOS13のアップデートを待つしかないのですが、海外では「最適化されたバッテリー充電」をオフにすると症状が改善されたという報告もあるので、対処してみましょう。

iOS13.2.2からのバグとして、Safariブラウザアプリを開いてもWebページがホワイトアウトして、表示されないという大きな問題・バグが発生しています。根本的な解決方法はiOSのアップデート待ちとなりますが、iPhone・iPadの再起動やテキストだけを表示する「リーダーモード」で起動することでWebページが表示される場合があります。

Safariの「リーダーモード」の起動方法は、SafariブラウザでWebページにアクセスしてURL入力バー左側の「AA」アイコンをタップします。「リーダーを表示」をタップすることで画像コンテンツを非表示にして、テキストのみでページ表示されるリーダーモードが起動します。

Safariブラウザが正常に機能しない場合は、iPhone・iPadで利用できるGoogle Chromeブラウザなど、その他のブラウザアプリを利用する方法も有効です。その中でもGoogle Chromeブラウザは利用者数も多く、問題が少ないブラウザアプリなので、活用してみましょう。

iOS（iPhone & iPad）用の「Google Chromeブラウザ」アプリは、下記のリンク先にアクセスしてください。App Storeのインストールページが表示されるので「入手」をタップして、「Google Chromeブラウザ」アプリをiOS（iPhone & iPad）端末にインストールしてください。

iOS13.2.2からのバグ・不具合としてWi-Fi接続が途中で切断されるなどのトラブルが発生する場合があります。Wi-Fiモードをオン・オフの切り替えで一時的に問題は解決されますが、根本的な解決には繋がりません。その場合の対処方法として、「ネットワーク設定をリセット」するのが有効とされています。

まずはiPhoneの再起動を実行して、問題が解消されなければ、ネットワーク設定をリセットしましょう。
 

iOS13.2.2からのバグ・不具合としてiPhoneが勝手に再起動する、電源がオフになってしまうという問題が発生しているという報告が挙がっています。
 

「SpringBoard.app」がクラッシュしている場合は、「SpringBoard.app」を再インストールすることで問題を解消できます。またiPhone端末の温度に注意し、ストレージ容量が圧迫されている場合は「設定」＞「一般」＞「iPhoneストレージ」の順番にタップして不要なアプリをアンインストールするなど対処しましょう。

iOS13.2.2からのバグ・不具合として、LINEアプリの着信音が正常にならないなどの問題が発生する場合があります。対処方法は、下記のリストを上から順番に実行してみてください。
 

iOS13.2.2からのバグ・不具合としてApple Musicの不具合・バグが報告されています。こちらはBluetoothイヤホンなどの再接続などで対処するという方法がありますが、現在の所Apple側から公式な声明は発表されていません。

iOS13.2.2からのバグ・不具合としてメールが送受信できないなど、一部のユーザーから不具合・バグも報告されています。インターネット回線の接続に問題が発生している可能性があるので、機内モードのオン・オフ切り替えや、メールアプリの再起動、iPhoneの再起動を試しみて下さい。

iOS13.2.2からのバグ・不具合として、モバイルデータ通信の接続不良が発生したという声が、一部のユーザーから挙がっています。インターネット回線の接続に問題が発生している可能性があるので、機内モードのオン・オフ切り替えや、iPhoneの再起動を試しみて下さい。

本記事では、更に便利に使いやすくなったiOS13以降のアップデート内容を詳しく紹介してきました。まだiOS13以降のバージョンに対応していないスマホアプリもあるので、アップデートの前に、事前にApp Storeのアプリ概要欄から対応iOSを確認しておくことをおすすめします。

また、iOS13以降で発生しているトラブル・バグはいずれも古いiPhoneユーザーに発生しやすい傾向にあります。バグや不具合が発生した場合は、iOSのアップデートを待つまでに、本記事で紹介した対処方法を実践してみてください。