2019年08月29日更新
Google Play開発者サービスとは?Androidアプリでの不具合の原因や対処法を解説
Androidのスマホに搭載されているGoogle Play開発者サービスとは何かについて紹介します。普段はあまり目にすることないGoogle Play開発者サービスアプリの機能とはということと、アプリで不具合の原因やエラーへの対処法も紹介します。
目次
- 1Google Play開発者サービスはAndroidアプリで使われる
- ・Googleの各種サービス用共通アプリ
- ・他アプリのバックグラウンドで稼働
- 2Google Play開発者サービスの不具合と原因
- ・エラーや不具合の内容
- ・原因について
- 3Google Play開発者サービスによる不具合時の対処法
- ・AndroidOS 5のスマホで対処を行う流れ
- ・無効と強制終了の方法
- ・リセットの方法
- 4Google Play開発者サービスのアプリ以外で行う対処法
- ・Android OSのアップデート(バージョンアップ)
- ・ストレージのキャッシュやデータの削除
- 5不具合時にはGoogle Play開発者サービスの対処法を試してみよう
Google Play開発者サービスはAndroidアプリで使われる
今回はGoogle Play開発者サービスというアプリについてに焦点を当てて解説を進めていきます。Google Playとはどのような役割を果たすアプリなのかということから紹介しておきます。Google Play開発者サービスは、Androidアプリで使われるアプリになります。ですのでiPhoneなどのiOS端末においては、搭載されていません。
Googleの各種サービス用共通アプリ
Goole Play開発者サービスは、Androidのアプリを使う際に連携させてくれる機能が搭載されており、様々なGoogle提供のサービスと紐づけてくれる働きがあります。Androidを使っていても、Google Play開発者サービスのアプリは表に出ることはそれほどありませんので、使っていても気づくことはありませんが、重要なアプリということになります。
プリインストール済み
Google Play開発者サービスは、特徴としてAndroidのスマホであればほとんどの機種にプリインストールされています。ですのでGoogle Play開発者サービスとは何かを理解していなくても自然に使っていることになります。しかしGoogle Play開発者サービスは、裏で動いているものでもありますので、わざわざ操作することはありません。
メモリの使用量が大きい
また、Google Playにはあまりうれしくない特徴もあります。それが、スマホのメモリ使用量が大きいということです。他の動作を同時でする場合には他の動作に支障をきたす場合があるということになります。スペックが高いスマホ端末であればそれほど気になることはありませんが、それ以外のスマホではストレスを感じる可能性もあります。
他アプリのバックグラウンドで稼働
Google Play開発者サービスは、操作していないタイミングでもバックグラウンドで稼働しているということになります。稼働しないと表側で操作しているアプリが適切に動作しない恐れがあります。アプリによってはGoogle Play開発者サービスは不可欠の存在です。ですので、Androidではアンインストールはできないような仕様です。
どのAndroid OSにも最新の開発者サービスが使われる
Google Play開発者サービスは必要があれば更新されていく仕組みです。最新の開発者サービスを利用することで、Androidの端末でストレスを感じずに快適な操作を実現してくれます。基本的には最新のGoogle Play開発者サービスを利用することになりますが、あまりにも古いOSの場合にはエラーや不具合を発生させることも想定されます。
Android OSとは別に自動更新されている
最新のバージョンのGoogle Play開発者サービスは自動的に更新されていきます。AndroidのOSのアップデートとは全く別の稼働になりますので混同しないようにしてください。アプリの更新などにおいては、自分で操作する機会もそれほどありません。お使いのAndroid端末には必ずと言っていいほど搭載されていますが基本的には自動で動きます。
Google Play開発者サービスの不具合と原因
Google Play開発者サービスとはの説明と、特徴について解説してきました。基本的には稼働から更新までバックグラウンドのため操作をすることはありませんが、たまにエラーや不具合を引き起こすこともあります。ここからは、Google Play開発者サービスで不具合・エラーが発生してしまうことについてと、そのエラーの原因について検証します。
エラーや不具合の内容
Google Play開発者サービスでエラー・不具合が発生する場合は、何らかのアプリを操作している際によく起こります。特定のアプリが起動できない不具合や、さらにはバッテリーの消耗が激しくなるといった不具合が発生します。スマホでの動作が鈍くなる場合も、こちらのエラーの可能性が否定できません。このように不具合が発生していきます。
原因について
Google Play開発者サービスでは上記のような不具合、エラーがよく起こります。ではこれらの不具合はいったい何が原因で起きているのかということですが、Google Play開発者サービスのどの部分に問題があると部分的に限定できる原因がありません。原因を特定するよりも開発者サービスのアプリ自体に更新などの対処をしたほうが現実的です。
Google Play開発者サービスによる不具合時の対処法
Google Play開発者サービスでは、特定のアプリが起動できなくなったり、思うように動作しなくなったりなどの不具合が発生することがあると説明しました。ここからは、Google Play開発者サービスによる不具合が発生した場合にご自身でできる対処法を解説していきます。どうしてもエラーが起こり悩んでいる方は是非参考にしてください。
AndroidOS 5のスマホで対処を行う流れ
Androidで5の種類のOSが搭載されている場合でできる対処法に関しては、Google Play開発者サービスを強制停止・無効化するか、アプリデータの削除、そしてリセットをして再インストールするという方法になります。また、更新されていない場合は更新するという対処法も有効です。いくつかある中で、いずれかの対処を行ってみましょう。
無効と強制終了の方法
Google Play開発者サービスで不具合が発生した場合にできる対処法で、無効化と強制終了に関してのやり方を説明しておきます。「設定」を起動して「アプリ情報」を表示し、一覧からGoogle Play開発者サービスを選択して操作画面を表示させます。この部分に「無効にする」か「強制終了」の項目がありますので必要に応じてタップしてください。
リセットの方法
無効化や強制終了のやり方を解説してきました。無効にした場合は、その後有効に戻す動作を行ってください。次にリセットの方法を説明します。リセットするには先ほどの操作画面で右上のメニューをタップして「更新データを削除」をタップすることで可能です。そのあとで、上記リンクから再インストールを忘れずに行いましょう。
Google Play開発者サービスのアプリ以外で行う対処法
Google Playで不具合が発生した場合の対処法として無効化、強制終了そしてリセットの方法を解説してきました。アプリはバックグラウンド動作が必須になります。バックグラウンドで適切に稼働させるために再インストールは必ずしておいてください。ここからは他のアプリで対処する方法をいくつか紹介していきます。解決しない場合に参考にしてください。
Android OSのアップデート(バージョンアップ)
Androidの端末で不具合が発生した場合で、先ほど紹介した対処法を試してもバックグラウンドで動いている開発者サービスが停止するなどのトラブルが続く方は、AndroidのOSアップデートをしてみましょう。最新の場合は不要ですが、「設定」か「システム」を選択して「ソフトウェアアップデート」から更新できるかをチェックしましょう。
ストレージのキャッシュやデータの削除
先ほど紹介した対処法を試しても同じくバックグラウンド動作などが停止してしまう場合の対処法として次に紹介するのが、ストレージやキャッシュデータの削除です。「アプリ情報」から個別にキャッシュを削除しても結構ですが、最近ではクリーナーアプリがたくさん配信されていますのでこれらをインストールして一括削除してみると便利です。
不具合時にはGoogle Play開発者サービスの対処法を試してみよう
今回はGoogle Playとは何かということと、不具合が発生した場合の無効化、停止方法などを解説しました。バックグラウンドで動作が停止するなどそれでもエラーが出る場合は、OSアップデートやキャッシュの一括削除などを試してみてください。Google Play開発者サービスは必要なアプリですのでうまく付き合っていきましょう。