2019年03月04日更新
Google PlayストアのアプリからのAPKファイルのダウンロード方法!
Google PlayストアのアプリのAPKファイルのダウンロード・インストール方法をご紹介します。また、すでにGoogle PlayストアからインストールしてあるアプリのAPKを抽出する方法も併せて紹介します。どちらも簡単にできるのでぜひ参考にしてください。
目次
Google PlayストアのアプリからのAPKファイルのダウンロード方法
Google Playストアを通してアプリをインストールしている方が多いと思います。今回は、APKファイルを直接ダウンロードする方法をご紹介します。
Google PlayではAPK Downloader を使う
APK Downloaderを使うことで、Google Playに掲載されているアプリのAPKファイルを直接ダウンロードすることが出来ます。下がAPK Downloaderのサイトリンクです。
Androidの場合、PCの場合に分けて手順をご紹介します。どちらの場合も、Google PlayのアプリのURLをコピぺするだけでダウンロードすることが出来ます。
APK Downloader を使う【Androidの場合】
AndroidでAPKファイルをダウンロードする手順をご紹介します。まずダウンロードしたいアプリのサイトを検索し、アプリのダウンロードリンクを探します。アプリのサイトからは下のようなリンクを見つけることが出来ます。
Androidの場合、リンクをクリックするとアプリ版のGoogle Playストアに飛んでしまい、目的のページのURLを表示することが出来ません。どちらのタイプのリンクでも、長押しをすることでそのアプリのGoogle Playストアをブラウザで開くことができます。長押しをすると下のような画面が出てくるので、「新しいタブで開く」を押してください。
そうすると、下のようにGoogle Playストアをブラウザで開くことが出来ます。ブラウザで開くことで、画面上部にGoogle PlayストアのURLが表示されます。それをコピーします。
Google PlayのURLをコピーしたら、APK Downloaderのサイトを開きます。下のように、ボックスの中にURLをペーストします。ペースト後、「Generate Download Link」を押します。
そうすると、下のような画面が出てくるので、緑色の部分の「Click here to download…now」を押します。「この種類のファイルはお使いの端末に悪影響を与える可能性があります」というメッセージが出てきたらOKを押せばAPKファイルのダウンロード開始です。
APK Downloader を使う【PCの場合】
次に、PCでAPKファイルをダウンロードする手順をご紹介します。Androidの時とは違い、パソコンの場合はページのURLが常に表示されているので、Google Playストア内でもアプリ検索をすることが出来ます。目的のアプリをGoogle Playで見つけたら、そのページのURLをコピーします。
そうしたら、Androidの時と同じようにAPK Downloaderのサイトを開きます。Google PlayのページからコピーしたURLをボックスの中にペーストします。
ペーストした後、「Generate Download Link」をクリックします。そうすると、下のような画面が出てくるので、緑色の部分の「Click here to download…now」を押します。これでダウンロードを開始することが出来ます。
そもそもAPKファイルとは?
どこかで聞いたことはあるけど実際APKファイルが何か知らない、という人も多いのではないでしょうか。
APKファイルとは
APK(Android application package)ファイルとは、データファイルのフォーマットの1つでGoogleによって開発されたアンドロイド専用のソフトウェアです。iOSとAndroidのどちらかに対応していないアプリがあるのもデータファイルの種類が違うからです。
iOSで使われているデータファイルの種類はIPA(iOS App Store Package)ファイルとなっています。Google PlayでダウンロードできるアプリはすべてAPKファイルが使われているということです。
Google Playストアに登録していないアプリなどがAPKファイルとして配布していることもあります。この場合は、Google Playストアの審査を通っていないアプリとなるので、安全ではない可能性があります。今回紹介したGoogle PlayストアからAPKファイルを抽出した場合は安全と言えるでしょう。
Google Playから抽出したAPKファイルをインストールする方法
ここまでで、Google Playから抽出したAPKファイルはダウンロードしましたが、インストールをしないとそのアプリを使うことが出来ません。そこで、APKファイルのインストール方法をご紹介します。
APKファイルをインストールする方法
AndroidでAPKファイルをインストールするには、まず「提供元不明のアプリ」を許可することが必要です。許可をする方法は持っている機種のAndroidバージョンが7.0以前・8.0以降で異なります。
Android7.0までの機種では、「設定」→「セキュリティ」→「提供元不明のアプリ」と進んでいき、「提供元不明のアプリのインストールを許可する」を有効にしてください。これでスマホ自体が提供元不明のアプリのインストールを許可したことになります。
Android8.0以降の機種では、ブラウザのアプリで設定をする必要があります。APKファイルをダウンロードする検索アプリ(FirefoxやGoogle Chromeなど)の「アプリ情報」→「不明なアプリのインストール」→「この提供元のアプリを許可」で、インストールをすることが出来ます。
Google Chromeで許可をしていても、FirefoxでAPKファイルをダウンロードした場合はインストール出来ないので、許可したブラウザ使ってAPKファイルをダウンロードしましょう。
また、先にAPKファイルをダウンロードする検索アプリで許可をしていない場合は、ダウンロードしたときに自動的に許可が必要なことを伝える通知が表示されます。そこからでも許可をすることが可能です。一度可能にすれば次からそのままインストールすることが出来るので便利です。
Google PlayからデバイスにインストールされたアプリのAPKを抽出する方法
先ほどは、Google PlayからAPKファイルをダウンロードする方法を紹介しましたが、元々Google PlayからインストールしてあるアプリからAPKファイルを抽出することも可能です。これには2つの方法があります。
Androidの専用アプリで抽出する方法
1つ目の方法は、Androidの専用アプリで抽出する方法です。Google Playストア内で、「Extract APK」と検索すればAPKファイル抽出に必要なアプリがいろいろ出てきます。評価が高いものを選ぶようにするといいでしょう。おすすめはAPK Extractorというアプリで、Google Playで星4.3という高評価がされています。
使い方はとても簡単です。Apk Extractorを開くと、スマホに入っているアプリの一覧が表示されます。その中からAPKファイルを抽出したいアプリを探してタップすると許可を求めるメッセージが出てくるので「Allow(許可する)」をタップして抽出完了です。一度許可を出せば、次からは1タップでAPKファイルを抽出できます。
ADBコマンドでパソコンから抽出する方法
2つ目の方法として、ADBコマンドを使うことでAPKを抽出することもできます。ADBコマンドとは、Android Debug Bridgeの略で、この方法では、パソコンのadbコマンドを使うことが出来る環境が必要になります。
まず、アンドロイドの「USBデバッグ」をONします。「設定」→「開発者向けオプション」→「USBデバッグ」からONにし、パソコンとアンドロイドをUSBで繋ぎます。そうしたらアプリのパッケージ名を調べます。アプリのAplinを使えば簡単に調べられます。
パッケージ名は「jp.naver.line.android」のような形式です。次に、パソコンでadbコマンドを入力します。
adb shell pm list packages -f | grep <アプリのパッケージ名>
このコマンドの<アプリのパッケージ名>の部分に先ほど調べたパッケージ名を入れます。パソコンがWindowsの人は「grep」の部分を「findstr」変更します。packageの後に書かれている部分がAndroidで保存される場所(パス)になります。
次に、このコード「adb pull <アプリのパス>」に先ほど取得したアプリのパスを入力します。するとAPKファイルの抽出が開始されます。抽出が終わるまで待てば完了です。
Google PlayからAPKファイルのダウンロードをマスターしよう
今回は、Google PlayストアからAPKファイルをダウンロードする方法、もともとGoogle PlayストアからインストールしてあるアプリからAPKファイルを抽出する方法をご紹介しました。参考にしてください。